1. ホーム >
2. GRIMMグリム >
3. GRIMMグリム シーズン4 >

GRIMMグリム シーズン4　第17話『冬眠』

※この記事にはプロモーションが含まれています

ネタバレしています。まだの方はお気を付けください。

寒くないのに凍った遺体

道端で車が故障した男。寒さに凍えながら辺りを探すと一軒の家が目に入る。ドアを叩き車が壊れたことや寒くて凍えそうなことを話すが応対に出た女性は娘と電話中で娘から家にいれないように、自分がレッカー車を呼ぶと言えと言われ男にそう伝える。だが男はそれを聞くといきなり激怒。家の裏口に回ったかと思うと扉を蹴り破って中へ入って来た。そして女性に掴みかかるとヘビのような姿にヴォーガ、女性の首元に噛みついた。女性はみるみる白くなっていきまるで凍り付いたようになっていった。男は人間の姿に戻ると満足そうに家から出て行った。
連絡を受けたニックたちも現場へとやってくる。カチカチに凍った女性の遺体を見てハンクは「寒くないぞ？」と言った。室内は22度に設定されていて、外も極寒じゃない。電話をしていた娘からの通報も2時間前である。凍傷もできている上に首に噛み痕があることがわかり「どうやら普通の押し込み強盗じゃないな」とウーは言った。

一人、極寒の男

犯人の男は女性を殺したあとに車を奪って逃走していた。その車がガソリンスタンドに現れたという通報を聞いたニックたちは挟み撃ちをするべく手配する。ウーたち警官も協力し、犯人の車を挟み撃ちできたが男は森へと逃げ込んでしまった。ニックたちに追いかけられた男は森の中に身を隠すと寒そうにガタガタと震えていた。近づいてくるニックを見て男は目を光らせヴォーガする。それによりニックがグリムだと気が付いた。「グリム！」とニックの前に姿を現すと男は人間の姿に戻る。ハンクとウーも駆けつけ銃を向けた。男は「殺さないでくれ…凍えそうだ…」と言って霜が降りたようになっていてガタガタと震えていた。
署に連行し、男はクヌート・ガンダーソンという名前だとわかる。殺人では起訴しにくいため家宅侵入や車の窃盗などで留置しようと話しているとウーが「容疑者に異変が！」と言ってきた。すぐに留置場に向かうとガンダーソンは座ったまま凍死していた。

熱泥棒

ガンダーソンが乗り捨てた車が見つかったと連絡が入りニックとハンクは確認しに行く。だが中には3人ぶんのファストフードや大きなバッグがあった。「単身じゃないな」とニックは言った。
その頃ガンダーソンと同じように凍えながら道をふらつく男が1人…。偶然通りかかったナースが車に乗せ病院へ運ぼうとするが男は「凍えそうだ…お前が必要だ！」というとナースの女性に噛みつこうとする。女性は慌てて車から逃げ出し、男は車から出ると力なさげに道路を這っていた。
トレーラーで本を読むニックたちはガンダーソンが何者なのか調べていた。だが該当するものが見つからずモンローたちを頼ることにする。獲物を冷凍食品ばりにカチカチに凍らせるヴェッセンを知らないか？と言うとモンローは「ヴァーマ・ティーヴだな。ノルウェー語で熱を奪う者って意味だ。」と言った。どうやらヴァーマ・ティーヴは変温動物で冬は体温が保てないらしい。だから凍死を防ぐために人の熱を奪うということだった。ニックたちはだったら温かい所に行けばいいのにと言うが人の体温以外の熱は生理的に取り込めず普段は無害だけれど寒さに参るとヤバイとモンローは話した。
1人は留置場で凍死したがまだ仲間が2人いるようだと言うとロザリーは「越冬地に向かってるのね。毎年冬眠する種族なの。密閉空間で身を寄せ合う。」と教えてくれた。

スポンサーリンク

知らされた事実

スパイス店で話をしているとジュリエットがやって来る。アダリンドの後をつけ殺そうとした自分が怖くなりロザリーたちに助けを求めてやって来たのだがニックたちもいると知り動揺した。状況を知らないモンローとロザリーは戸惑うがジュリエットが意を決して2人の前でヴォーガして見せる。モンローたちはかなり驚いた。ジュリエットは「ここに来ても無駄よね。全員グルだったもの！」と言う。ニックは「俺の責任だ。みんなを責めるな」と言うがジュリエットは「責めたりないわ！」と言って店から出て行ってしまった。「何とかなるんだろ？」というモンローだがニックはすでに手を尽くしていたことを話す。「時間があっても仕方ないんだ。魔女とグリムだぞ」と言われモンローたちは返す言葉がなかった。
そこへウーから2人目のヴァーマ・ティーヴが幹線道路で凍死していたと連絡が入る。被害者は無事であるがすぐに現場へ向かうことに。モンローも同行すると言ってくれた。

越冬地発見

道に這った状態で凍死している男はヤルマー・ガンダーソン。「兄弟だな」とニックが言うとウーは「同性婚かも」と真顔で冗談を交えた。ニックたちはポートランドにガンダーソンの親戚宅がありそこに行くのではと考え、3人目のヴァーマ・ティーヴを急いで探そうと動き始めた。だがその頃3人目の男はガタガタ震えながらタクシーに乗車。我慢できず運転手の熱を奪って殺してしまった。通報を受け直ちに現場へ向かうニックたち。遺体を見て間違いなくヴァーマ・ティーヴの仕業だとわかる。そして3人目の男はスヴェン・ガンダーソンで軽犯罪の前歴があった為顔が分かり、前腕にあるヘビのタトゥーが特徴だとウーから教えられる。3人とも西側に向かっているためその先にあるガンダーソン家(農場)へ向かうことにする。敷地内にはたくさんの車が停まっていることからここが”越冬地”であるのは間違いなさそうだが真っ暗で不気味な雰囲気を醸し出していた。ニック、ハンク、ウー、モンローは警戒しながら中へと進む。だが家の中には人影がない。窓を割って中に入るがやたら寒いだけで誰もいない。ふとウーが「おい待て、感じるか？少し暖かい」とある部屋で立ち止まる。床から熱を感じ敷物をどかそうとするとそれは隠し扉になっていた。階段を降りて行くとまるでサウナのようになっている。そして奥へと進むとそこには大勢の下着姿の男女が折り重なるように眠っていた。奇妙な光景に唖然とするニックたちにモンローは「越冬地発見だな♪」と言った。

にょろにょろたちの後始末

熟睡している大量のヴァーマ・ティーヴの中からスヴェンを捜して抜き出そうとする。この集団を起こしたら危険だろうと判断しそっと静かに開始すると、前腕にあるヘビのタトゥーを発見。だがスヴェンは3人に埋もれていて引き抜くのは困難だった。一人ずつ邪魔になる者をどかそうとするが腕がぶつかったことで皆が目を覚ましてしまう。ニックたちは下がりながら「スヴェンの逮捕にきただけだ…」と言うが人間を前にしてヴァーマ・ティーヴたちは興奮状態になってしまう。急いで階段を上がり上階へ逃げるニックたち。隠し扉を閉めると「作戦変更だ」とハンクは言った。車に逃げるニックたちを追いかけて来るヴァーマ・ティーヴたち。ニックたちは車に行けず納屋へ逃げ込むことになる。必死に扉を押さえるが暴徒と化したヴァーマ・ティーヴたちは納屋の壁を破って中へ侵入。ヴォーガして襲い掛かって来る。扉も破られ大ピンチ！と思いきやヴァーマ・ティーヴたちは次々に凍え出しその場にしゃがみ込んでしまった。どうする？と言うモンローたち。ニックは「皆を下に戻す。無実の者は殺せない」と言い、全員を地下のサウナに戻してあげた。静かに隠し扉を閉めるとニックは「もみ消そう」と言い、ウーも「ああ。それがいい。」と言うが問題はスヴェンだった。納屋で凍死したのだが後始末はどうするのか…。
街かどで停まっているタクシーに駆け寄る女性。だが女性が見たものは運転席で凍死しているスヴェンの姿だった。

警官にあるまじき隠蔽工作でしたね～(笑)あれはあかんでしょww雑過ぎるww
ヘビさんたちの冬眠でしたが変温動物は大変ってことですね。でもスヴェンはやっぱり罪を償わないとですよね。
モンローはPTSDですね～。あれだけの仕打ちを受けたのだから仕方ないと思います。ロザリーの大きな愛でよくなるといいですよね。
そしてジュリエットが…。あの警部とのキスは何でしょう？あれは現実なのでしょうか？
警部の治療のためとか…？
どんどんイヤな女になっていき、本人もそれがわかってるからロザリーたちに助けを求めたけれどタイミング悪くニックと鉢合わせだったりで…。打倒アダリンドのためにはジュリエットがヘクセンビーストでいてほしいと思ってましたがこのまま長い期間魔女のままだと危険なかほりがしますね！
警部も様子がおかしいし、ケネスも今風のやり方でニックに害を及ぼしそうだし先が心配です…(´・ω・｀)

今日の一枚

GRIMM season4 ep17