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GRIMM グリム シーズン3　第16話『危険なカーニバル』

ネタバレしています。まだの方はお気を付けください。

ヴォーガが見られるカーニバル

カーニバルでヴェッセンがヴォーガするショーが行われていた。奇術だと思っている客たちは大盛り上がり。大興奮で幕を閉じた。興奮が収まらない若い女性ドロレスとモニカは帰りにショーに出ていたブルットバッドのマックスを見かけ話しかける。マックスは体調が悪そうにしていたがドロレスたちは半ば無理やり彼を連れて行った。自宅に連れていかれたマックスは酒を飲みドロレス達に「種明かしをして！マスクを持ってるんでしょ？ここかしら？」と体を触られる。マックスは嫌がるがテンションが上がっている彼女たちはしつこく迫って来た。マックスは「やめろ！！」と怒鳴り我慢の限界が来たようだった。
翌朝ニックたちは殺人現場に来ていた。ドロレスとモニカが血だらけになり殺されている。ニックは被害者の上着のポケットから”変身カーニバル”のチケットを見つけた。昨晩の足取りとしてカーニバルを見に行く。そこでヴェッセンがヴォーガを見せるショーを見る。ドラゴン型のデーモンフュアー、鬼型のジークバースタ、ロザリーと同じキツネ型のフクスバウ。そしてメインになっているのはモンローと同じブルットバッドだった。凶暴なブルットバッドを最後は座長が銃で仕留めるというショーである。ニックとハンクはそれを見てとても驚いた。その後カーニバルの責任者ヘディグに話を聞きに行く。ショーのメンバーもいたのでドロレスたちの写真を見てもらった。その時ブルットバッドのマックスの目が赤くなるのをニックは見た。ニックたちは雇用人リストをもらい取りあえずは帰ることにした。

コントロール不能のヴェッセン

ニックたちが来たことでマックスではないかと思ったフクスバウのジェニーは「あなたじゃないわよね？」と聞く。二人は恋人同士だった。ずっと調子が悪そうにしているマックスはいつも酒を飲んでいた。「何も覚えてないんだ…ふたりとは酒を飲んだだけだ…」と言うがジェニーはその二人が死んだのよとマックスの酒瓶を割ってしまう。するとマックスはヴォーガしジェニーに暴力を振るってしまう。ヘディグたちが止めに入るとマックスはすぐ我に返るがどうやら自分自身をコントロールできていないようだった。

ヴェッセンの病気

ニックとハンクはスパイス店に行きカーニバルの話をする。ロザリーたちは昔からヴェッセンが見世物として使われるショーがあると言う。ニックは評議会は介入しないのかと聞くが奇術と思われているから厳密に言えば掟に反していないので介入はしていないと答えが返って来た。「こういう場合地元のヴェッセンの介入が推奨されてるの」とロザリーが言った。なぜ？と聞くニックに「怖いのは”ウムキッペン”なの。」と言った。ウムキッペンとは無理にヴォーガを繰り返すことでヴェッセンの気性が個を支配する状態で、本能がむき出しになり文明社会では不都合になってしまう。ウムキッペンを患う人はいわば時限爆弾だという事だった。ニックはブルットバッドが一番消耗していたようだと話す。症状が進めば人目にも病気だとわかり、凶暴性も出て来るという事だった。

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ロザリーの舞台デビュー？

「私たちなら症状がわかるわ。助けてあげなきゃ。」と言うロザリーはモンローと一緒にカーニバルに出かけることにする。マックスの仲間の団員たちから何か話を聞けないかと思い声をかけていると、話が違う方向へ進みロザリーがジェニーの代役としてショーに出ることになってしまった。その頃署に戻り事件を洗い直していたニックたちは過去にもカーニバルが来ている時に同様の事件が起こっていることがわかった。4年前まで遡りマックスが在籍していたこともあり犯人はマックスかと思われたが、それ以上前まだマックスが在籍していない時にも事件が起きていることが判明する。入れ替わりの激しい団員たちだが過去10年ずっといる者がいる。それは責任者のヘディグだった。「犯人はヘディグか！」とニックたちはカーニバルへと向かう。
カーニバルではロザリー出演のショーが始まっていた。いつものように順番にヴォーガして見せて行く。ロザリーの番が来るが檻に入れられたマックスが新入りに過剰反応してしまい暴れ出す。ヘディグはショーの一部としてうまいことやり過ごそうとするがマックスが檻から出て暴走してしまう。ロザリーに襲い掛かろうとするマックスをモンローが何とか押さえつけた。そこにやって来たニックを見てライオン型のローウェンになったヘディグは「グリムか！！」と言って逃げ出してしまう。

因果応報

ミラーハウスへ逃げ込んだヘディグ。そこにジェニーが現れると「グリムがいる！皆殺されるぞ！」と言う。だが他の団員たちもやって来てヘディグを取り囲んだ。今までの仕打ちとマックスに殺人の罪をかぶせようとしたことに皆腹を立てていたのだった。ヘディグはデーモンフュアーに炎を吹きかけられると真っ黒焦げとなり死亡した。死亡写真を見て警部は「法的には不当だが奴の被害者には正義か。証拠なしで捜査終了にしろ」とハンクたちに言った。マックスはモンローたちが紹介した施設で治療を受けることになった。ジェニーは2人に「あなたたちのお陰よ。ありがとう」と言った。

セバスチャンの男気

ヴィクトル王子たちに追われているアダリンドたち。マイズナーはセバスチャンと別れた地点までやって来た。そこに2台の車が。マイズナーは車を奪おうと考えたがそこにはボロボロになったセバスチャンがいた。マイズナーはセバスチャンも連れて車で逃げようとするが口を割った償いをしたいから残るとセバスチャンは言った。マイズナーはそれを了承しアダリンドと赤ちゃんを連れて車で逃走する。その後車まで戻って来た王子たち一行。残されたセバスチャンは最後の力を振り絞って手下どもを銃で始末。だが王子が残る一人となった時、弾切れになってしまう。セバスチャンは王子に射殺されてしまった。

すごいカーニバルでしたね。自分が実際見たら大興奮だと思います。奇術だと人間が思っているからと評議会はスルーしてるってことでしたが疑う人が出て来るからそこはきっちりシメなさいよ！うるさいくせに！と思ってしまいました。
そして私の大好きなウー巡査部長も完全復活～！ケアザイタにはならなかったのが残念ですが、とりあえず一安心です笑
ですがセバスチャンは最後に正義を果たして逝ってしまいました。アダリンドの子供を追う王家との戦いもまだまだ終わらないようです。

今日の一枚

grimm season3 ep16