GRIMM グリム シーズン3 第8話『クランプスの饗宴』
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ネタバレしています。まだの方はお気を付けください。
なまはげ的サンタクロース
クリスマスでにぎわう街。少年二人はプレゼントを盗み中身を確認していた。そしてその中にあったスノードームを柱に投げて叩き割ると突然サンタが現れる。「悪い子がいるようだな」。そのサンタはフードを取ると大きな巻角があり、まるで極悪の羊のような姿をしていた。そしてうぉーっと叫ぶと先の割れた赤い舌が見えた。少年たちは驚いて逃げようとするが一人は何か枝のような物で叩かれサンタの袋に入れられてしまう。もう一人は廃車に隠れたが見つかってしまい枝で殴られ傷を負った。だが袋に入れられた少年が暴れる為、極悪角サンタは廃車に隠れた少年は諦め去って行った。その時石炭のような物を落としていく。
恐怖のサンタ
現場にやって来たニックたちは車の中の少年の遺体を確認しようとする。だが少年はまだ生きていて目を覚ますと混乱して叫び出したので急いで病院へ運ばれる。ニックたちも病院へ向かうと運ばれた少年デレクの父親がいた。デレクは前から素行が悪かったようで父親も”逮捕してもらったほうがいい”と言った。そして現場に落ちていた上着に書かれた”QB”について聞いてみるとデレクの友達のクインのものかもしれないと教えてくれた。そしてデレクに話を聞きクインが連れ去られたと教えられる。その時病院にいたサンタに異常に怯え始めたのでニックたちはサンタに話を聞くが、そのサンタは全くの無実だった。何かサンタが関係しているのだとニックたちは考える。
その頃街ではまた少年がプレゼントをひったくると言う事件が起きていた。少年が地下駐車場でプレゼントの中身を確認していると「悪い子がいるな」と例の極悪角サンタがやって来る。少年は袋に入れられ連れ去られるが今回は目撃者がいた。ニックたちはその男性から”異形のサンタ”だったと言う話を聞きヴェッセンの仕業を疑った。
敵の正体
ニックとハンクはモンローの家へ行き、今回の極悪角サンタに思い当たる者は無いかと聞いた。しばらく考えてモンローは「石炭があった?もしかしたら…すごく厄介な相手かもしれないぞ。クランプスだ。小枝で子供を叩く。ヴェッセンなのかは正直わからないが、クリスマス前に現れ悪い子を罰する。捕まえて袋に入れると森の奥の最も高い木に吊るして冬至前夜の21日に食べるんだ」と言った。それを聞いてニックは「今日は21日だ」と言った。時計を確認したモンローは困ったなと言う顔をし「話によるとクランプスは冬至を迎えた途端に忽然と姿を消すそうだ。子供たちを平らげた後に。」と話した。ニックたちは急がないとまずいと話し”最も高い場所の一番高い木”を探すことにする。
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無自覚
一番高い所に向かったニック、ハンク、モンローそしてクインの父親の友達で捜査の進展を心配していたバドも参加させられ4人で暗い森へ入って行く。するとそこには上へ続く足跡があった。クランプスは実在しないと信じているバドはずっと”ウソだろ?いないよな?”と怯えていた。そしてニックは助けを求める子供たちの声を聞きつける。少し歩くとかごの中に入れられ木に吊るされた子供たちを発見。モンローたちは駆け寄る。その時何か音が聞こえたニックはハンクとアイコンタクトを取ったあと一人で違う方向へと向かった。そしてクランプスを見つけ背後から襲い掛かった。反撃するクランプスに首を絞められるとニックはまた血の気のない白黒映画のような顔色になってしまうが意識ははっきりしているようで渾身の一撃で見事クランプスをノックアウト。だが人間の姿になるわけでもないのでこのままでは連行できない。モンローは「始末しろ。グリムとして」と言うがニックは「無抵抗の奴を?いやだ」と話しているとクランプスの意識が戻りそうになる。ハンクも「お前がやらないなら俺が…」と銃を向け始めるがその時モンローの時計が0時を告げた。するとクランプスの角がスルスルと引いていき人間の姿に戻って行った。しかもクランプスは「ここは?何事だ?」と全く覚えていないようで銃を向けているニックたちに驚いた。そして「ウソだ…またか…またなのか」と独り言を言い始めた。署に連行し話を聞くと彼は決まって12月に急に気を失い22日に目覚める。意識が戻るといつも森の中にいるということだった。しかも彼は自分がヴェッセンであることも知らなかった。対処に困ったニックたちはヴェッセン評議会に任せてはどうかと言う結論になった。
レナード警部の動き
王家に反感を持っている者たちが集まり会合が始まる。中にはレナード警部も王家の血が入っていると反発する者もいたが、団結しなければならない時期だと諭される。そして警部が「反感があるのは理解できるが私の出自は人材確保の面で有利でもある。ヴェッセンに詳しいし、グリムを動かせる。」と言うと多くの者たちが驚いた顔を見せた。警部はレジスタンスと共に各王家に戦いを挑むことを決意する。
そしてアダリンドの部屋へ忍び込み手紙を置いてくる。そこには待ち合わせ場所と、カメラがあるから注意するように書いておいた。それを読んだアダリンドは指示通り動き始める。
こんな怖い巻角サンタさんいやだ~!!しかもなまはげみたいですよね。悪い子を懲らしめる。なまはげは食べないけどw
モンローの家のクリスマス装飾が豪華すぎてかわいいですがロザリーがつらい思い出があってクリスマスが苦手だったなんて…。でも二人とも相手を思いやって最後は素敵な結末を迎えてましたね。てか、ロザリーさん前髪作らない方が美人だと思うんだけどな~。
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