GRIMM グリム シーズン3 第17話『シンクロニシティ』
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ネタバレしています。まだの方はお気を付けください。
最強の護衛現る
マイズナーに連れられ合流地点へとやって来たアダリンド。マイズナーは「辺りが安全か確認してくる」と言って先の様子を見に行く。するとそこには待ち伏せしていたフェラートが。マイズナーはフェラート2体と戦い倒すと急いでアダリンドたちの所へ戻る。だが車にはいなかった。アダリンドたちは別のフェラートに連れて行かれ車に乗せられようとしていたが運転手が殺されていた。フェラートの女が驚いているともう一人の男も喉を掻き切られ死ぬ。そこに現れた黒ずくめのフードを被った者は残りのフェラートも素早く殺した。「アダリンド!」マイズナーが駆け寄って来る。フェラートの死体を見て「君が…?」と聞くと背後から「私よ」と言って黒ずくめの者はフードを外した。それはニックのママだった。レジスタンスの依頼でアダリンドと赤ちゃんを守るよう言われたニックママはアダリンドたちを連れて待たせていた小型飛行機に乗り込んだ。お互いの正体を知らぬまま空の旅へと出たのだが、ニックママは「お互いの正体は知らない方がいい」と個人的な話を避けた。そして機長に行き先を尋ねるとブラジルのサンパウロだと言われる。「フェラートは出発点を知ってたのよ。待ち構えているかも。行き先を変えて」と言った。
グリムの見破り方
ロザリーとモンローの結婚式に新郎の付添人として出席してほしいと頼まれていたニック。そのお誘いはすごく嬉しいけれど自分が出席することにより結婚式が血みどろの殺し合いになってしまうのではないかと思い悩んでいた。モンローに返事をしなくてはならないが答えが出せずハンクと相談していた。ハンクは確かにヴェッセンだらけの結婚式にグリムが現れちゃまずいかもと言うがふと「ヴェッセンはどうやってグリムだと見抜くんだ?」と聞いた。ニックは「考えたことなかったな…」と答えた。ハンクは「一度調べてみたらどうだ?」とアドバイスした。
その晩ニックはモンローの家へ行きやっぱり式には出られないと伝える。「式には君たちの家族やヴェッセンの友人たちが来るだろう?もし誰かがヴォーガしてグリムだとバレたら?誰も傷つけたくないんだ」と言った。ロザリーは「あなたは私たちを出会わせてくれた人なの。来ないなんて台無しだわ」と悲しむ。するとモンローが何か思いついた顔をし興奮気味に「サングラスだ!サングラスをすればいい!」と言う。ニックが何でサングラス?と言う顔をすると「目だよ!お前の目でグリムだとわかるんだ。漆黒の闇みたいな色になって俺たちはそこに映る自分の本性を見ることになるんだ。物凄く動揺する。」とモンローは言った。ニックは「そうなのか?みんな俺の目でわかるのか?」と聞いた。モンローはニックにサングラスをかけさせ目の前でロザリーと一緒にヴォーガした。するとヴェッセンから見てニックがグリムだと気が付かないと証明された。モンローは「やった!成功だ!な、付添人!」とニックの肩をポンと叩きロザリーもふぅー!と喜んだ。
ポートランドへの帰還
機内でアダリンドが眠る間赤ちゃんをあやすニックママは赤ちゃんの不思議な力を体験した。そうこうしている内に飛行機は目的地に到着。アダリンドたちは降り立つが飛行機が通ったことを不思議に思った近所の住民が近づいてくる。アダリンドは「乗せてもらえない?」と言うが男性は「助けなら保安官に」と電話を掛け始める。すると背後からニックママが「電話はやめて」と言って男性を殴り気絶させる。男性が乗っていた車を奪ってどこかへ向かうニックママ。その車のナンバープレートは”オレゴン州”となっていた。車を走らせると”ポートランド”へ向かっていることがわかったアダリンド。「ポートランド?ショーン・レナードの仲間?」と聞く。ニックママは「そんな人知らないわ。とにかく安全な場所へ連れて行く」と車を走らせた。
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共時性
どしゃ降りの中、車を停めたニックママはアダリンドたちをコートで覆いながらある家へと向かう。そこは何とニックの家だった。突然現れた母親とアダリンドに驚くニックとジュリエット。ジュリエットは自分を苦しめたアダリンドを見て怒りだす。もちろんニックもそうだ。何も事情を知らなかった母親はしばらくアダリンドをここで預かってほしいと言うがニックたちは拒否。その時家が地震のように揺れ写真入れのガラスが割れる。「どうしたんだ?」と驚くニックたちに「赤ちゃんの力よ」とニックママは言った。アダリンドが「しばらく授乳してないからぐずっているの」と説明した。ジュリエットはとりあえず赤ちゃんが雨に濡れて冷えているから温めないととアダリンドと赤ちゃんを連れて2階へ行った。そして赤ちゃんを温めてアダリンドに授乳するように言った。
その頃ニックは母親と話をしていた。母親はレジスタンス側から二人を王家から守るように依頼されたけどアダリンドが何者でニックたちとどのような関係なのか知らなかったと言う。当然アダリンドもニックに殺されるからこの家にはいたくないと拒否するわけだが、ニックママは他に安全なところが無いからここに数日置いてほしいと言う。そして赤ちゃんは王家にもレジスタンスにも渡す気はないと話し始める。「あの子は生まれて数日なのにもう力を表し始めている。あの子には並外れた運命があるの。悪に染まれば大いなる悪を、善に染まれば大いなる善を。」と言う。ジュリエットは「つまりあの子は歴史を動かす力があるんですか?」と聞いた。ニックママは頷く。ジュリエットは「もしかしたらあの子とアダリンドがニックの所へ来たのは偶然ではないのかも。ユングの共時性よ。一見因果性のない複数の事象が実はつながっているということ。」と話す。だがニックは「繋がりなんてどうでもいい。アダリンドが力を取り戻したなら子供にとって悪でしかないだろ」と言いアダリンドから子供引き離しレジスタンスに渡すべきだと言うがニックママは「できるだけあの子には普通の子供時代を送らせたい。人格形成に影響を及ぼすのよ。だから二人をしばらくここに置いて」と頼む。その時家中の扉が開く。「アダリンドだ!」と2階を見に行くとそこに2人の姿はなかった。
親子水入らず
アダリンドが警部の所へ向かったと考えたニックと母親は急いで向かう。マンションにつくと「思い出した。ここ来た事があるわ」とニックママは言った。そして力ずくでも子供を奪おうとするニックママとまずは話し合って解決しようとするニックは意見が分かれるが、結局ニックに託すことになった。
一方予測通り警部の所へ来ていたアダリンドは「パパにご挨拶は?」と赤ちゃんを見せていた。赤ちゃんを抱いた警部は愛おしそうに眺めていた。
やっとニックママ出て来た~。どこに行っていたかと思ったらこういうことだったんですね~。アダリンドの子は世界にとって重要な子であることは間違いないのですが、育てようによってすごく悪いかすごくいい子になるようです。できるだけ穏やかな環境で育ててほしいけど王家も諦めないだろうからまだまだ争いは続きそうですね。しかし警部が父親で確定なんでしょうか?エリック王子はただの噛ませ犬的な?
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