GRIMM グリムシーズン2　第7話『早熟』

2015/07/03

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グリムシーズン2のあらすじ

死んだと思っていた母親が生きていた！
母親始め新たな仲間を得たニックはますますグリムとしての腕を磨いていくことに。そしてニックの持つ鍵を狙う王家との対決や今まで謎だったレナード警部の正体も明らかになる…
だが昏睡状態だった最愛のジュリエットにも新たな危機が…

ネタバレしています。まだの方はお気を付けください。

7月28日よりスーパー！ドラマTVでシーズン3が放送開始です

暴力的な者

幼い娘を連れた男がガソリンスタンドへやって来る。だが男が渡したカードが通らないと店員に言われ男はカッとなり怒鳴った。だがすぐに気を取り直してもう一枚のカードを渡し「これでやってみてくれ。」と言う。男は店の中に入って行くが店員に「これも駄目だ」と言われてしまう。現金を取って来ると外に出るが男はアナグマ系の姿に変身する。そしてその後店員の惨殺死体が見つかる。現場へやって来たニックたち。防犯カメラの映像と最後のエラーになったカード情報からウィリアム・グレンジャーと言う男が浮上した。車のナンバーが映っていたことから車を探し、家族から話を聞こうと家に向かった。家に着いたニックたちが中へ入ると家じゅうが荒らされていて血が飛び散っていた。ニックは血のあとを追ってバスルームを開けるとそこには血だらけの女性が…「あの子は…あの子はどこなの？」と言う女性の姿がアナグマ系に変わったのを見た。ニックとハンクは犯人もおそらくヴェッセンであると話し「DV野郎を早く捕まえなくては」と言った。

アダリンドからの電話

レナード警部の所にアダリンドから電話が入る。「ママを殺したのは誰？」と聞くが警部は「まだわからない。」と答えた。そして「ニックがまいってる。ジュリエットが目を覚ましたんだが…」と言うとアダリンドは「じゃあ、あなたが一役買ったのね。王子にしかできないもの。これから楽しくなるわよ。私も楽しみ。」と意味深な事を言って電話を切った。一体何を言っているんだという顔をする警部だが開いていたパソコンの画面に”Juliette”という文字が羅列されていて驚き慌ててパソコンを閉じた。

習性

ウー巡査部長の家宅捜査の結果を聞いた後ニックはハンクを連れてトレーラーへ行く。ハンクは初めてトレーラーに入りその異様な光景に驚く。二人はニックが見たヴェッセンの正体を探ろうと手分けして本を読む。するとハンクが「これじゃないか？」と言う。それは”ドラング・ゾーン”と呼ばれるヴェッセンで短気で暴力的な激情家と書かれていた。本を読み進めていくとそこには”私が近づくと姿を消した。巣穴にもぐりこんだのだ”と書かれており、逃亡中のグレンジャーのパソコンからコンテナを作ろうとしていたことがわかっていたのでハンクは「コンテナを巣穴にしようとしてるのか」と言う。ニックは「パソコンにあった写真で見た山が隠れ場所ならそこに娘を隠すんじゃないか？」と言い、向かうことになる。

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娘の救出

立派な巣穴を作り上げていたグレンジャーは娘に「予定より早かったから物資が足りない。街へ調達へ行かないと」と言って娘に絶対外に出ない様に言い聞かせて一人で調達へ出かける。グレンジャーがいない時に居場所を突き止めたニックたちが来て巣穴の中へ入って行く。その様子を遠くからグレンジャーが見ていた。ニックたちは中にいる娘のエイプリルを見つけ保護に成功。ニックに抱き付いてきたエイプリルに「パパはどこだ？」と聞くがエイプリルは首を横に振るだけだった。
エイプリルを連れて警察署に戻ったニックたちは話を聞いていた。エイプリルは「ママに会いたい…どこにいるの？」と聞く。ハンクは「けがをしてるんだ。何故かな？」と言う。だがエイプリルは「会いたい」と答えるだけだった。そしてエイプリルは児童保護局に預けられることになる。その時グレンジャーが隣人に妻の入院先を聞いたという連絡が入った。ニックたちは妻が入院している病院へ向かう。

真相

妻の病室にいるグレンジャーを発見。ニックたちは「手を挙げろ」と銃を構える。だがグレンジャーは「誤解している」と怒りヴォーガする。だがニックは「いや、承知している。」と怯まなかった。グレンジャーはニックがグリムと気づいたようで大人しく跪いた。妻は「違うの。この人は何もしてない」と言い、グレンジャーに娘を引き取るように頼んだことや目を離してはいけないと言ったことを話す。それを聞いたニックは何かおかしいと感じ「娘の仕業だと？」と妻に聞く。妻はニックが自分たちの正体を知っていることに驚く。グレンジャーが「あの子は自制が利かない。変異が早すぎたんだ。普通は13歳になってからなんだ」と言うと妻も「まだ子供だから何してるかも分かってない」と言った。つまり妻の大怪我もガソリンスタンドの店員殺しも全てエイプリルのしたことだった。それを聞いたニックたちは大急ぎで児童保護施設へ向かう。そこではすでにエイプリルが男性職員に噛みついた後だった。ニックが傍へ行くとエイプリルはブランコをこいでいて「あなたのこと覚えてる。優しいからあなたは好き」と笑顔を見せるがその口の中は血だらけだった。

毒をもって毒を制す

ニックはモンローの紹介で来てくれた少年院の看守でライリーという女性と話をする。エイプリルを見て。「あの子ね。ああいう子は早いのよ。」と言う。今後エイプリルは少年院で過ごすことになるがニックは「抑えられるかな？他の人に危害を加えてしまうかも」と言う。するとライリーは「大丈夫よ。自信がある」と言ってヴォーガしてみせた。どうやらライリーも”ドラング・ゾーン”のようだ。それを見てニックは”なるほどね”と言わんばかりの笑顔を見せた。

ニックとジュリエットがダンスしながらキスをするという発展が見られましたが、ジュリエットはニックの顔がレナード警部に見えてしまい驚いていましたね。警部の謎の”パソコンジュリエット連打事件”もあるし、王子のキスで目覚めたっていうのと何か関係があるのでしょうか…アダリンドの「これから楽しみだわ」って言うのはこういうことなのかな…？今後この辺りも気になる所です。