1. ホーム >
2. GRIMMグリム >
3. GRIMMグリム シーズン2 >

GRIMM グリム シーズン2　第5話『善き羊飼い』

※この記事にはプロモーションが含まれています

ネタバレしています。まだの方はお気を付けください。

7月28日よりスーパー！ドラマTVでシーズン3が放送開始です

狙われた羊

夜遅くまで仕事をしていた会計士のノーマン・ブルースター。家に帰ろうと事務所を出るとフードを被り赤い目を光らせた何者かが行く手を塞ぐ。「まさか…」と怯えるノーマンは真っ白な羊のような姿に変わる。ノーマンはトゲトゲのローラーが付いた大きな破砕機の中に放り込まれてしまった…。

消えたお金

ニックとハンクの元に教会用の大金が消えたと相談しにカルヴィン牧師がやって来る。話を聞くと小切手を処理しようとした銀行が口座が空になっていることに気が付き牧師に連絡してきたということだった。その口座には35万ドル以上のお金が入っていたらしい。そして銀行が調べるとキュラソーの匿名口座に金曜の晩送金されていることが判明したそうだ。牧師は誰かにハッキングされたのではと思ったが銀行は正規の送金手順でどのPCから作業されたかわかると言う。そしてそのPCの持ち主は牧師の教会の信者で無償で会計処理をしてくれていたノーマン・ブルースターだった。牧師は銀行からの連絡の後すぐにノーマンを訪ねたが自宅にはおらず、会社に連絡を取ってみたが彼は出社していないことがわかり警察へ来たという事だった。ハンクたちはノーマンや牧師の情報をもらって捜査を始めることにする。

変わり果てた姿で…

こんなにデカいことをやるなら会社の金も持ち逃げしていないか？と考えたニックたちはノーマンの会社を訪れる。事務の女性に聞くが会社のお金には何も異常はなく静かないい人のノーマンがこんなことになるなんてと驚いていた。そこへ現場の破砕機がおかしくて確認したら…！と男性がやって来た。そこにはローラーに挟まった人間の足が…どうやらノーマンは以前人工股関節に置換手術をしていたらしく、その金属がローラーに挟まり発見されたということだった。現場の男性は「もし金属がなければ気が付かない所だったんですが…」と言った。残された死体の一部からノーマンだと断定されハンクは「これは誰かに罪を着せられたな」と言った。

持ち上がった疑惑

銀行口座の残高を細かく知っていた牧師を怪しいと睨んだニックはカルヴィン牧師について色々と調べ始める。すると以前在籍していた教会でも会計士がお金を持ち逃げしてそのまま見つからないという同じような事が起こっていることがわかる。この話を聞いたハンクもカルヴィン牧師に疑いを持ち二人は警部に相談しカルヴィン牧師を調べる許可をもらう。

羊の群れを率いる狼

カルヴィン牧師の教会に向かうと丁度信者たちの前でノーマンの事件の説明をしている所だった。「私もこの裏切りにはショックを受けています。でも今は怒りや悲しみを抑えて心の中を見つめノーマンの魂が正しい道を見つけ我々の所に戻ってくるよう祈りましょう。」と言う牧師。信者の一人が立ち上がって「でも我々を裏切るなんて…しかもノーマンが…」と言うと羊のような姿に変わったことにニックが気が付いた。
そしてニックたちがみんなの前で事件の進展について話をする。「もう失踪事件ではありません。ノーマンは殺されて破砕機で見つかりました。これは殺人事件です。」そう言うと牧師の助手を始め信者たちは羊の姿に。そして牧師は何とブルットバッド(オオカミ)の姿に変わる。牧師の部屋へ移動したニックとハンク、牧師はお互いの正体がわかったところで色々と話を聞く。羊の姿の彼らは”ゼーレングート”と呼ばれる種族らしい。ブルットバッドがゼーレングートを率いるなんて珍しいとニックが言うと牧師に「グリムもね。初めて見た」と言われる。ニックは過去の同様の出来事についても話を聞くが上手くはぐらかされ、犯行時刻のアリバイも助手のメーガンが証言した。

スポンサーリンク

潜入捜査官・モンロー

改心したと言うカルヴィン牧師が信じられないニックたちはモンローの家を訪れる。そして一連の出来事を説明し、本当に牧師が改心しているのか改心している本人の目で確かめてほしいとお願いする。早速モンローは放浪者風のコスプレで教会へ行く。牧師の話を聞いていたゼーレングーター(ゼーレングートの複数形らしいです)は皆一様に怯えヴォ—ガし、パニック状態に。牧師が何とか落ち着かせモンローと二人で話をする。ブルットバッド同士で会話も合う。親切に対応してくれる牧師は行く当てがないと言うモンローに小さいながら部屋を提供してくれることになった。部屋で一人になったモンローはニックに電話をかけてどうやらカルヴィンは本物みたいだと話す。だが社会番号が偽造であると知ったニックは「そいつはペテン師だ。ペテン師は口が上手い。気を付けろ」と忠告する。そしてモンローからカルヴィンと助手のメーガンはどうやら恋仲のようだと聞かされた。メーガンを調べると前にいた教会にもいたことがわかる。しかもメーガンは前回の失踪した会計士の妻だった。

襲われたニック

ずっとニックの後をつけ、鍵を捜していたナックラヴィー。ついにトレーラでニックと鉢合わせ、ニックは襲われるが返り討ちにする。なぜ襲われたのかわからないニックは「何者なんだ」とナックラヴィーのポケットを漁ると中から鍵の絵が描かれた紙が出てくる。それを見て合点がいったニックだった。

モンローをハメるつもりが…

捜査の手が伸びヤバイと思った牧師はメーガンに頼みモンローをハメることにする。バザーを開いている最中にモンローのカバンにノーマンのパソコンを入れてモンローを殺害の犯人にしようと企んだのだ。そしてバザー当日。メーガンは泣いている信者の妊婦ハーモニーの話を聞く。どうやらお腹の子供が彼氏の子ではないとバレてしまったようで、勝手にしろと捨てられてしまったらしい。メーガンは「大丈夫よ。話して」と優しく言うとハーモニーは「カルヴィン牧師の子なの…」と言った。それを聞いたメーガンはバザーを開いている信者たちの所へ行き「裏切られたわ！みんなカルヴィン牧師の口車に乗せられていたのよ！彼は私たちを騙し、ノーマンを殺したの！お金を盗んだのも彼よ！」とみんなに伝えた。

暴徒化する羊の集団

カルヴィン牧師はモンローに来てくれた感謝の印だとペーパーナイフを渡す。モンローはこんな良い物貰えないよと返そうとすると「いいんだよ。もう君の指紋がついたから」と言ってモンローをハメるつもりだと話す。二人はヴォ—ガして戦う…という時に信者たちが部屋へ乗り込んできた。牧師は「彼がナイフで私を襲おうとするんだ！」と言うが牧師の部屋の棚からノーマンのパソコンを見つけた信者が「やっぱり！本当だ！牧師がノーマンを殺したんだ！」と言う。正体がばれた牧師は開き直って悪態をつき始める。それを聞いて怒った信者たちはカルヴィンに襲い掛かる。そして部屋から出て行こうとするモンローを「共犯者が逃げるぞ！」と言って追いかける。そして追い詰められたモンロー。だがそこへやって来たニックたちが止めに入り。モンローはぎりぎりで助かった。
そして騒動の最中にまんまと逃げたメーガンはキュラソーの綺麗な海辺で妊娠中のハーモニーとバカンスを楽しんでいた。

オオカミが羊にやっつけられてしまいましたね。集団心理ってのは恐ろしいものであります。そして女は怖いと言う所でしょうか。
そして送られてきた刺客をまたもやあっさり返り討ちしたニック。川に浮かんだと言うナックラヴィーの死亡報告を受けた警部も何だか嬉しそう？でしたね。

今日の一枚