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GRIMMグリム シーズン2　第1話『新たなる刺客』

※この記事にはプロモーションが含まれています

ネタバレしています。まだの方はお気を付けください。

7月28日よりスーパー！ドラマTVでシーズン3が放送開始です

船に乗ってやって来たもの

ポートランド港に着いた貨物船の中で見回りをする警備員。ふと見ると一台のコンテナから血が滴り落ちていることに気付く。慌てて無線で警官を呼ぶように連絡。そして警官と一緒にコンテナの中を確認することになる。コンテナの扉を開けるとそこには人間の一部らしきものと、おびただしい量の血痕が…「なんだ？密航者か？」警官たちも驚いていた。そして唸り声が聞こえ全員が頭上に目をやる。そこには虎のような顔をした人間の姿が。全員が食い殺されてしまう。

母との再会

前回のシーズンラストで死んだと思っていた母親と突然の再会！わけがわからないニックだが…母はとりあえず気絶しているアキラ・キムラが龍の舌の手先かどうか確認させてちょうだいとキムラのシャツを引っぺがし背中の刺青を確認する。(これまたヘタクソな日本語の刺青が入っているわけです。)母親はニックに「正体が見えるのね？」と聞くとニックは「ああ」と小さく頷き母親は少し悲しそうな顔をした。そこへ駆けつけた警部たちが…ニックは「母さんは手配されている」と隠れるように言おうとするがすでに母親の姿は無かった。レナード警部は「大丈夫だったか？ジュリエットも無事か？」と聞く。そこでジュリエットが昏睡状態で入院していると聞かされた。警察は一通りの作業を終え、ニックの家をあとにする。みんなが帰った部屋に再び現れた母親。「キムラと話さないと。」と言う。キムラと話せば自分たちを裏切った者が誰かわかると言う。そして事故の偽装の話もしてくれた。「車に乗っていたのはニックの父親と私の友達のジーナだった。あの晩急襲されてあなたをマリーに預けて、父さんとその時一緒にいたジーナを車で逃がしたの。でもそれが逆に良くなかった。生きていることをあなたに言わなかったのはあなたを守るためだった。」と言う。

ヴェッセンの友達とグリムの母親

モンローとロザリーはジュリエットを昏睡状態にさせる傷をつけたアダリンドの猫マジークを調べていた。毒が特定できればジュリエットを治すことができる。だがマジークを検査してみるとロザリーの顔つきが変わる。「ニックと話さなきゃ」と言った。慌てて二人はニックの家に来るが、部屋の様子を見て「何かあったのか？」と驚く。キムラが来たんだと言うとモンローは「まだ臭いがする。」と臭いの出所を探る。するとロザリーは「男じゃない。女性よ」とフクスバウの姿に変わる。モンローもブルットバッドに姿を変えると背後からニックの母親が襲い掛かる。モンローを殺そうとする母親をニックは必死で止める。そして母親にモンローとロザリーは友達なんだと言う。そして二人にこれは自分の母親だと紹介する。モンローは「母親ってたしか…話に聞いたよりはぴんぴんしてるよな？」と冗談を交えて驚く。母親もまさか化け物と友達なの？と怒り交じりに驚く。ロザリーは「友達なんです、それよりジュリエットが危険よ！」と話し出す。母親にジュリエットって誰？と聞かれ彼女だと説明をする。ロザリーたちはこのままではジュリエットは記憶をどんどん失っていくと話し、それを早く止めないといけないと言う。ロザリーは薬を調合してくれたが完成までに16時間かかると言った。とりあえずできることをやってくれとニックはお願いする。

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レナード警部

入院しているジュリエットの元を訪れたレナード警部は様子を見てアダリンドの仕業だと悟る。そしてアダリンドの母親の所へいき娘の居場所を尋ねる。「ニックの恋人を昏睡させて姿を消した。私に関わることなんだ。ジュリエットはこの街や私にニックをつなぎとめる者だから重要なんだ。」と言う。そして野放しのグリムは我々にとっては脅威だ。何かあればすべてお前に責任を負ってもらうからと脅す。

事件現場に残されたもの

貨物船で人が食い殺されているという事件で現場に向かったニックたち。凄惨な現場を見て「一体誰がこんなことを…」と言葉を詰まらせる。そこでニックが目にしたのは壁に書かれた鎌の絵だった。ニックはこの事件が普通の事件ではないと確信する。だがこの船が外国の船であることから捜査はFBIが引き継ぐことになる。ニックは警部にそれは間違いだと言うが警部にも選択権はなくどうすることもできない。ニックは仕方なくその件から手を引くことにする。

取り戻した親子の時間

家に帰ると部屋はきれいになっていた。母親が掃除をしてくれたらしい。ニックは母親をトレーラーに連れて行くことにする。久しぶりにトレーラーを見ることができて喜ぶ母親。ニックは母親からグリムの遺伝についてやトレーラーの話を教えてもらう。そしてキムラたちが狙っているコインを託すことにする。コインを処分するには鋳造地であるザキントス島へ行かなければいけないということだった。また離れ離れになってしまう事に悲しむニック。だがそれは母親も同じだった。二人は抱き合ってお互いの身の上を悲しむ。だが一緒に居られる時間はこれからある。ニックは「手を貸して」と今回の事件の現場写真を母親に見せる。そして死神の鎌の絵を見てもらう。「この絵の意味を知ってるの？」と聞く母親に「知ってる。死神だろ？3人倒した」と答えると母親は「頭を送り返したわね？噂になってる。」と複雑な顔をした。ニックは「でも死神の仕業じゃないと思う。」というと母親は「そうね鎌を描いたのは別の連中。私が思うにこれかも。遺体を見たいわ。」と本を見せながら言った。
遺体安置所に行って遺体を見た母親は傷口から犯人はモヴェ・ドンであると言った。猫のようなものだがかなり獰猛であるらしい。

鍵の秘密

母親はマリーを狙ったりヘクセンビーストが絡んでいることからニックに「マリーに何か渡された？」と聞く。ニックは鍵の話をすると母親は鍵の事を詳しく話してくれた。鍵は7つあること。その昔7つの王家に仕えていた騎士たちがそれぞれ作ったものであること、そしてその騎士とはグリムの祖先であること。そして王家はヴェッセンも支配下においている。7つの鍵が全て揃うととんでもないパワーを持つ物が置いてある場所がわかると言うことだった。もし王家がそれを手にすれば世界を支配出来てしまうということだった。それゆえ王家は躍起になって鍵を集めているらしい。そして母親は「王家はあなたが鍵を持っているのを知っているわ。モヴェ・ドンは王家の手先なの。鍵を奪ってあなたを殺す気よ。」と言った。ニックは「誰にも見せてないのになぜ俺が持っていると？」と聞くと母親は「この街にいる誰かが嗅ぎつけたのよ。キムラが誰か知っているかも。話をしなきゃ」と言う。その頃キムラは留置所で毒入りのサンドイッチを食べて死亡していた。

モヴェ・ドンの罠

ニックの携帯に捜査を引き継いだFBI捜査官から電話が入る。「相棒が殺された。あなたが一人で来ないと私も殺される」と話し切れてしまう。母親と一緒に居たニックは指定された場所へ向かい分かれて調べることにする。中に入ったニックは血の跡をたどり奥へと進んでいく。そこで死んでいるFBI捜査官の死体を発見。その時モンローから電話が入りジュリエットの薬ができたが効果が45分ほどしか見込めないから病院で落ち合おうと言われる。わかったと答え電話を切り、再度モヴェ・ドンを調べ始めると背後から襲われてしまい…

と言う所で怒涛の勢いで1話目終了です。モヴェ・ドンとの戦いは次へと持越しになりました。今回は母親との時間が多く、たくさんの事を教えてもらうことができたニックでした。良い先生ができて良かったですね。
そしてモンローたちと母親の対面シーンはおもしろかったですね。普通はグリムと言えばニックママのように怖い感じなのでしょう。ニックを基準に考えてしまってたから母ちゃんこえーって思ってしまいましたw
王家との関係なども明るみに出てきて今シーズンも楽しめそうです。

今日の一枚