GRIMM グリム シーズン2 第22話『おやすみ、愛しきグリム(シーズン最終話)』
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母親始め新たな仲間を得たニックはますますグリムとしての腕を磨いていくことに。そしてニックの持つ鍵を狙う王家との対決や今まで謎だったレナード警部の正体も明らかになる…
だが昏睡状態だった最愛のジュリエットにも新たな危機が…
ネタバレしています。まだの方はお気を付けください。
現在スーパー!ドラマTVにて毎週火曜22時からシーズン3放映中
混乱に陥るポートランドの町
ハットの男(以下男爵)とホテルで食事をするエリック王子。「一ついいかな。君の仕事を実際に見たいのだが…」とお願いする。エリック王子が部下の一人を差し出すと男爵はフグのような姿にヴォーガし口から緑の毒液を吹き出す。それを受けた部下は苦しみ出し倒れた。それを見てエリック王子は「すごい。驚異的だ。ではゲーム開始!」と喜んだ。
その後男爵はブードゥーの儀式のようなことを行うとゾンビたちを町へと放った。そして放たれたゾンビは次々と住民を襲い始める。
エリック王子の目的は何か?
ジュリエットと愛を確かめ合いラブラブな一夜を過ごしたニックだが朝警部から呼び出しの電話を受ける。
警部の部屋へ行くとエリック王子がこの町に来ていることを聞かされる。「母と私を殺そうとした女の息子だ。油断はできん。」という警部に「鍵を狙うのは兄上?」とニックは聞いた。「すべての王家だよ。だが兄はより執拗だ。鍵で得る力を知ってる。とりあえずこの資料を見ておいてくれ。」と王家にいるスパイのセバスチャンから送ってもらった謎の男2人の資料を見せる。その中でも特に気になるトーマス・シーラッハという者。死亡証明書に遺体の移送許可証があるが他の資料が何もなく偽造書類だと思われた。エリック王子が何のためにこのような書類を作らせたのかわからないが何か企みがあると思われた。その時暴行や器物損壊などで通報が鳴りやまないとウー巡査部長がやって来る。空き家で暴れたマルパスと同じ様相だと言う。騒動を収める為ニックたちも町へと向かう。建物内で暴れているのはリリーだった。ニックたちに襲い掛かり2階の窓を突き破って下に落ちてもなお暴れ続けた。警官たちに取り押さえられたのを見てニックも下に降りようとすると背後から別のゾンビが襲ってくる。何とか気絶させることができニックはハンクとそのゾンビをスパイス店に連れて行くことにする。
ゾンビの薬
ロザリーとモンローに事情を説明したニックはロザリーにクラシェイ・モーテルの毒について調べてもらう。「治療法は一応あるけど症状が4段階あるみたい。第1期は麻痺、第2期は朦朧状態だが体は動く、第3期は一見して完全なる死、第4期は暴力性が増し殺人や無差別襲撃に至ると書いてあるわ。それから治療は最終段階でのみ有効。それ以外では死ぬって。」とロザリーは言った。ハンクが「治療はどんな?」と聞くとロザリーは「中枢神経系に刺激を与えるの。経口投与か軟膏の経皮吸収か…一番効果があるのは皮下から」と大きなバッグを出して中から3つの針がついた珍しい注射器”ピキュル・ギガンテスク”を取り出した。大きな注射器にみんな驚く。効果は早いけど解毒薬を作るのに時間がかかると言うのでスパイス店にゾンビを置いてニックたちは仕事に戻った。ロザリーとモンローが解毒薬を作っているとゾンビの男が目を覚まし暴れ始める。モンローが押さえつけロザリーが出来上がった解毒薬を注射。様子を見ることにする。しばらくするとゾンビ男は目を覚ますがすっかり人間に戻っていて自分の置かれた状況がわからず困惑していた。モンローはゾンビが目を覚まして治ったことを電話で伝える。スパイス店に向かおうとするニックにジュリエットは「私も行くわ。学びたいの。蚊帳の外には置かないで」とヴェッセン絡みの事件にも積極的に協力しようとしてくれた。
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もう一人のヘクセンビースト復活
お金よりもヘクセンビーストの力を取り戻したいアダリンドはペッチ夫人を捨ててロマの女王と契約を交わす。だがそのことで腹を立てたペッチ夫人はホテルの従業員を買収しアダリンドに薬を飲ませ気を失わせた。ドッペルゲンガーの薬を使ってアダリンドと入れ替わったペッチ夫人は”ペッチを消す方法を見つけた”と言うロマの女王の所へ行く。すっかりアダリンドに成り済ましているペッチ夫人はロマの女王に「ペッチが恐ろしいの。始末できる?」と聞く。「彼女も賢いからこちらの動きを読むでしょう。私たちの共謀を知れば即刻殺しに来る。絶対に成功させるわ。彼女の心臓を頂く。ヘクセンビーストの心臓はあなたの力の回復に必要なの。それも動いてる間に摘出した心臓が。」とロマの女王は答えた。「実際に殺す方法は?」と聞くと「あなたの説得の話しから始めて私が説明している間に息子が密かに彼女の背後へ回り首にヒモをかけるの」と言ってロマの女王はナプキンを手渡すとペッチ夫人の両手首をがっちりつかんだ。そして女王の息子が背後に回り首にヒモをかけて絞め始める。「ミゲル、心臓は止めないで。ヤンコ、ナイフを!」と指示をしナイフを手にするとロマの女王はペッチ夫人の腹に突き刺し「早く心臓を取り出すのよ」と言った。その瞬間アダリンドはペッチ夫人の姿に、ペッチ夫人はアダリンドの姿に戻った。どうやらロマの女王とアダリンドは初めからペッチ夫人の計画に気が付いていて裏をかいたようだった。
おやすみ、愛しきグリム
スパイス店に着いたニックたち。ジュリエットの姿を見てモンローは驚いた。ニックは早速人間に戻った男性アルから話を聞く。毒を掛けられた時からの記憶は曖昧だがどこか大きな部屋みたいなところに連れて行かれたことを覚えていた。そこには大勢の人がいてまるで地獄のように思えたと言う。断片的な情報からニックはコンテナヤードにいたのではと推測した。ロザリーは「大勢いたと言ってるから解毒薬が大量にいるわ」と言った。ニックは作ってくれるよう頼み、ジュリエットも治療を手伝うと言った。解毒薬を持って4人はコンテナヤードへやって来る。だがそこには男爵が待ち構えていてニックたちを高い場所から見ていた。「パーティーの開幕だ」と言うと男爵はコンテナに閉じ込めていたゾンビたちを一斉に解き放った。大量のゾンビに襲われニックたちは対処に困っていた。そしてニックは1人別の方向へ逃げると男爵を見つける。男爵のいるコンテナに登って行き追いかける。するとコンテナの中に棺を見つけ開ける。中にはパスポートが入っていて見るとニックの写真が貼られていた。驚いていると男爵が現れニックは緑の毒液を吹きかけられてしまった。その後エリック王子が「シーラッハ氏を飛行機までお連れせねば」とコンテナに入って来る。棺に寝かされたゾンビ状態のニックを見て「おやすみ、愛しきグリム」と言った。
おおぅ…どうやらゾンビ化してしまったニックが空輸されてしまうようです。やっぱり黒幕はエリック王子でしたね。トーマス・シーラッハっていうのはニックの”死体の名前”だったようです。このままニックはどうなってしまうのでしょうか?
そしてゾンビに囲まれたモンローたちの運命は…?
続きはシーズン3第1話『アングレイトフル・デッド』 へ
grimm season2 ep22
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