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GOTHAMゴッサム シーズン3　第11話『怪物の覚醒』

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ネタバレしています。まだの方はお気を付けください。

暴走を始めるマリオ

1人バーのカウンターで飲んでいたバイオラボの血液学者。その隣に座ってきたのはマリオだった。マリオは男が血液学者だと知ると「まさか例の血液ウイルスの研究を？たしか名前は…テッチ？アリス・テッチ？」と言う。不審がる血液学者にマリオは「婚約者は市警の検視官でして。テッチ事件の担当を。」と付け加えた。すると血液学者はああ、それで。という顔をした。続けてマリオは「感染者を見分けるテストができたとか？」と聞くが血液学者はそれは話せないと答えた。
その後マリオは血液学者の顔を両手で挟み、ぐしゃっと押しつぶして殺しそして彼のラボへのIDカードを奪った。返り血を浴びたマリオは不気味な笑いを浮かべていた。

感染者が誰か知るゴードン

翌朝現場へとやって来たゴードンたち。血液学者の遺体を見てハービーは「耳から出てるのは何だ？」と言う。ゴードンは「頭蓋骨がつぶされてる。両側から押したように。どれほど力が要ると？思いつくのはバーンズだ。」と言った。ハービーは「やめろ。今はアーカムにいる。終わった話だ。」と言う。ゴードンは血液学者が首からぶら下げていた”何か”がなくなっていることや被害者の財布からアリスの血液を扱うラボのカフェテリアのレシートを見つける。すぐにラボに向かうゴードンは殺された血液学者のIDカードが使われたらすぐに連絡をくれと警備員に言うが、「20分前に使われている。まだ中に。」と言われすぐにラボへ向かった。そこでは防護服を着た研究者が血を流し倒れている。驚いているとゴードンは背後から現れた怪力マリオに投げ飛ばされて気絶してしまった。マリオは「来るのが早かったな。ここで会うわけにはいかないんだ。まだ殺さない。」と言って逃げて行った。通報ですぐに駆けつけたハービーたち。ルーシャスは「狙いは血液の研究結果のようだ。アリスのファイルがない。」と言う。ハービーは「ウイルス感染者がまた出たのか？」とぼやいた。ルーシャスはゴードンの手に書かれた物を見てそれは何かと尋ねた。それは気絶したゴードンにマリオが書いたものだが”アーカム”と書かれていた。ハービーは「ウイルスに感染した殺人犯はアーカムに来てほしいのさ。バーンズか？」と言うがゴードンは「違う。バーンズとは関係ない。」と言うと一人でアーカムに向かった。ゴードンが面会したのはテッチだった。ゴードンは「アリスの血の感染者がまた出た。」と話す。だがテッチの顔を見て奴が知っていたとわかり「アリスの血液を盗み感染させた。発症するのを黙って待ってたのか。名前を言え。」と言った。だがテッチは名前を教えようとはせずまたもゴードンを挑発するようなことばかり言う。「これはゲームじゃない。早く言え。」とゴードンもテッチの話を聞かず追い込んで行く。すると感情的になったテッチが「君の愛する人が憎しみから殺され…」と言いかけて慌てて看守を呼ぶ。ゴードンは更に先を聞こうと掴みかかってテッチを脅す。完全にパニックになっているテッチは大声で看守を呼びながらも「彼が切り裂けば血が流れる治す者から殺す者に…！」と言ってしまい自分の口を押えて悔しそうな声を上げた。ゴードンは「医師ってことか。大変だ…」と言って感染者がマリオであることに気付いた。急いで本部に連絡し「カルヴィ医師を捕まえろ！」と指示した。

金庫の中にあった物

ジェイコブからボルクが梟の法廷の暗殺者タロンに殺されたと聞くブルースたち。ブルースは自分たちの動きが梟の法廷にバレてしまったかもとアルフレッドに相談する。アルフレッドはギャングを信用していいものかというのも含め「梟の法廷の壊滅を目指されますか？」と言った。ブルースはジェイコブに「法廷は僕の会社を奪い大切な人たちを脅し、両親を殺した。次はどうすれば？」と言って引き続きジェイコブと協力して作戦を続けることにした。
ジェイコブに連れられ金庫があるとされるビルの偵察へ向かうブルースたち。無人のビルだが警備は厳重で先週窓の一か所の警報を解除することができたし玄関の暗証番号もわかっている。問題は地下の金庫室の床にセンサーが張り巡らされているため金庫までロープで渡るしかないことだった。ジェイコブは訓練を積んだしタロンが来るからもう時間はないぞと言った。
一旦家に戻ったブルースは自分でも綱渡りの練習をしていた。しかしセリーナは誰かに見張られているような気がすると言ってイラついた感じで出て行ってしまう。仕方なくブルースとアルフレッド、ジェイコブでやろうとするがジェイコブが現れない。その頃ジェイコブはタロンによりすでに殺害されていたのだ。
ジェイコブが来ないためアルフレッドはブルースに作戦を中止しようと言う。綱渡りも完璧でないのに危険すぎると。だがその時「私なら行ける。」と言ってセリーナがやって来た。金庫への綱渡りは彼女がやってくれるという。3人は手分けして作戦を始める。アルフレッドが外の見張りを片付けている間にブルースとセリーナはビル内に侵入。玄関を開けてアルフレッドを中に入れる。そしてアルフレッドが建物内を確認している間にブルースたちは金庫室へ向かった。ロープ銃を使って入り口から金庫へのロープを張る。セリーナは慎重に綱渡りを始め金庫にたどり着いた。鍵を使って金庫を開けると中にあるのはガラスのようなクリスタルのような透明の物でできた梟の像だった。セリーナがそれをカバンに入れているとブルースの背後からタロンが現れた。ブルースは襲われたためロープから手を離してしまいセリーナは床に落ちてセンサーに引っかかってしまう。警報機が鳴り響きアルフレッドが慌てて駆けつける。3人はタロンと必死に戦うが歯が立たない。その時外から謎の人物がやって来て花瓶を取ると思い切りタロンの頭にぶつけた。ふらついたタロンをアルフレッドが仕留めた。突然現れた謎の人物を見てセリーナは「うちらをつけてた…」と言う。謎の人物は帽子とサングラスを外しセリーナに「元気？」と言った。ブルースが「知り合い？」と聞くとセリーナは「私のママ…」と答えた。

ミスター・鈍感

エドの所にバーバラがやって来る。バーバラは「もう仕事してるの？彼女を殺した真犯人を捜せば？」と言った。するとエドは「分かってないね。市長は敵が多い。だから市長を支える僕をきずつけようとした。それが殺しの動機だ。街中にスパイを出した。すぐに犯人は見つかるだろう。そして仕返しする。」と言う。バーバラは「気づいてないのね…」と言うと”ぺんぐぃん！”と言う咳をした。振り向いたエドは「ペンギンと咳をした？言うまでもないがそれはバカげてる。」と言って全く疑っていないようだ。バーバラが「犯罪には手段と動機と機会が必要でペンギンには手段と機会がある。そして彼には大昔から存在する動機が。”金持ちは欲し賢者は知り貧者は求める”」と言うとすぐにエドは「”愛”だ。それと何の関係が…」と言ったがバーバラの言わんとすることにようやく気付いたようだった。それでもあり得ないというエドにバーバラは「彼は本好きのメギツネにあなたをとられたくなかった。」と言った。それでもエドはペンギンはイザベラを殺していないし、自分のことを愛してなどいないと否定する。バーバラは「彼女のために確かめてみて。結果がわかったら教えてね。」と言って去って行った。

目覚めし復讐の鬼

エドはペンギンにこの書類にもサインしてくれと言って退職願を出した。うろたえるペンギンは「だめだ。辞めさせるわけにはいかない。忙しくしてた方が気が紛れる」と引き留める。エドは「どう言えば…僕たちは友達だよね？彼女の事故以来こんな気持ちになるとは…。雇い主と部下以上の関係になりたいと思った。友達以上に。」と言う。するとペンギンは嬉しそうな顔をして「同じ気持ちだ…！でも言えなかった。イザベラのことが…だけど愛は否定できない。」と言った。するとエドは驚いた顔を見せ「何か誤解がある。僕が言いたかったのは仕事上での…パートナーだ。失礼する。」と言ってその場から去って行った。
翌日、マスコミの前で市長賞の表彰を行うペンギン。背後に立つエドはナイフを出しペンギンを刺し殺す妄想をしていた。様子のおかしいエドを心配し駆け寄るペンギンは「驚かせてしまったね。何もなかったフリして以前の関係に戻ろう。」と言う。エドは一旦ナイフをしまいペンギンとハグをする。しかしその後バーバラたちの店へ行く。現れたエドを見てタビサとブッチは殺してやると言って怒るがバーバラが止めに入った。エドは「奴を殺す気はない。できる限り苦しめたい。奴の愛してるものをすべて奪い取る。この世の地獄を味わわせる。」と言った。バーバラは協力する代わりに自分をペンギンの組織の新しいボスにするよう要求した。「あなたはファミリーに詳しく戦略にも長けてる。考えてみて。あなたの頭脳に彼らの戦闘力。そしてこの私。最強のチームよ。」と言い、2人は手を組むことになった。

マリオの計画

すぐにマリオの血液検査が行われる。だが3回検査したがマリオは感染していないとルーシャスが言う。驚くゴードンに対しマリオは余裕の笑みを浮かべ「ジム、君にはつらい1日だろう。悪くおもうな。」と言う。ゴードンは「ラボに押し入ったのはテストをすり抜けるためか。必ず感染を証明する。絶対に結婚させない。」と言った。
ゴードンはすぐにリーを捜しに家に行くがリーはおらずマリオがいた。「被害妄想の元恋人と思われたいのか？」と言うマリオ。ゴードンは「どう検査をすり抜けたかすぐに突き止める。」と言った。するとマリオは「なら私はどうやって感染を？」と聞いた。ゴードンは「テッチだよ。俺がトリップしてた時だ。」と答えた。2人は言い合いを始めるがお互いの意見が合致することはない。嫉妬とリーを失う恐怖に縛られたマリオに銃を向けるゴードンだが、そこへビクターがやって来てゴードンに銃を突きつけた。マリオは結婚式に向かいゴードンはしばらくビクターに銃を向けられていたがビクターはいきなり「もういいぞ。引き留めたいだけだ。」と言って時間稼ぎのためだけに銃を向けていたらしい。ゴードンは自分の銃を返してもらうとビクターを殴って式場へと急いだ。
突然現れたゴードンに驚くリー。ゴードンは「結婚するな。聞いてくれ…。妙な話しだけど…」と言い出すがリーは「マリオが感染してると？」と言って今までのことを全てマリオが話していて知っているらしい。式の当日にマリオを逮捕したり感染していると言ったりするのは全て結婚をやめさせようというゴードンの考えだと思っているリー。ゴードンは必死に誤解を解こうとするがリーはマリオが言ってた通りだと耳を貸さない。「奴の狙いか…俺がここに来ることだ。テストが陰性なら俺が嫉妬で逮捕させたように見える。そして式に駆け付ければ君はあきれる。俺を憎ませるのが狙いだ」と今までの合点がいった。それでもリーは信じずゴードンに「治療を受けて」と言ってファルコンと共に結婚式に向かってしまった。ファルコンの部下に連れられて行くゴードン。抵抗しようと殴り合いになるがその間にリーとマリオは結婚式を行ってしまった。

嫉妬の結末

ルーシャスが感染のテストに使う1つの遺伝子マーカーがクロラシナミンと言う薬品で隠すことができると気付いた。そしてそのクロラシナミンがマリオの血液から検出されたことをハービーに報告。すぐにマリオの家を家宅捜索することにする。するとクロラシナミンの容器を発見。これで立証できると思ったがマリオとリーは披露宴を抜け出してしまったと報告が入る。ゴードンはファルコンの所へ行き2人がどこへ行ったのか聞き出そうとする。感染のことを聞くとファルコンは「命を狙われていた理由がウイルスだとは…」と言った。続けて「うちの者を行かす。君に教えたらマリオを殺すだろ。私にとっては何よりも大切だ。」と言う。ゴードンがもしマリオがリーを殺したら一線を越えてしまうと説得するがそれでもファルコンは「うちの者を行かせる。」と言った。するとゴードンは「この2人？」と言ってファルコンの手下2人の足を銃で撃ってしまった。そして「他にいます？」と聞く。ファルコンは「殺さないと誓え。」と言う。ゴードンは誓いますと言ってリーたちの居場所を聞き出した。ゴードンが別荘に到着する頃マリオの頭の中は”彼女は彼を愛してる”と言う言葉に支配されていた。マリオは目を赤くし血管が浮き出た顔でナイフを握るとリーを背後から刺そうとする。駆けつけたゴードンは間一髪でマリオを射殺するが、マリオの手に握られていたナイフは海へと落ちて行った。突然の出来事にリーはただただ驚くしかなかった。

もうゴードンとリーの恋物語はお腹いっぱいなんですよね～。この人たち私生活もって思うと何か見たくない。
微笑ましく見えないカップルですしね。不倫略奪だからですかね～。2人に時間使うよりも早くフィッシュ姐さん出してくれや！！って感じですヽ(`Д´)ﾉ
で、きっとナイフが海に落ちたからリーは本当にマリオが自分を殺そうと思ってたなんて信じられなくてゴードンも信じられないわっ！みたいな感じになるのでしょう？それともゴードンっ！あなたを信じなくてごめんなさい！愛してるわ！ってなるんでしょうかね～。
マリオが殺されちゃってファルコンさんどう出るでしょ？ゴードン殺しにかかりませんかね？
テッチの新聞で作ったシルクハット(型ハット)がかわいかったですね。そこまでして帽子被りたいんだって思ったら憎めないですw
そして梟の法廷の金庫を開けに行ったブルースたちですが中身なんでしょう？あの像に何か秘密が…？しかも美人のセリーナママが登場ですよ！これはおもしろくなりそうですね。
それからペンギンはかなりヤバイですね。ようやくエドも気付いてバーバラたちと手を組むことに。じわりじわりと追い詰められそう。

今日の一枚

GOTHAM seson3 ep11