1. ホーム >
2. GOTHAM ゴッサム >
3. GOTHAM ゴッサム シーズン2 >

GOTHAMゴッサム シーズン2　第3話『最期の笑い』

※この記事にはプロモーションが含まれています

ネタバレしています。まだの方はお気を付けください。

街を壊す理由

テオ・ギャラバンはバーバラとタビサがキスをするのを見て「よかったよ。友達ができて。妹は特別な存在だからね。強いがもろい所もある」と言った。そして「この街は先祖が築いた。私の祖先が町の基盤を作ったのに路地にも橋にも名前が残っていない。祖先は裏切られ歴史から消された。裏切り者を罰し、街をわが手に取り戻す」と言って街にイカれた連中を放った理由を説明した。バーバラは興味深そうに聞いていた。「第2章は君が主役だよ。名声と力が手に入る。大切な夢も叶うぞ」とテオは言った。

ジェロームの裏工作

怒りに燃えるゴードン指揮の元ジェロームたちの捜査が始まる。ハービーが復帰し心強いパートナーを得たがゴードンはイライラし焦っていた。「エッセンと9人の仲間がここで殺された。この本部でだ！犯人はそこに立ちあざ笑ってた！それを忘れるな」と警官たちに言った。そんな様子を見ていたリーは「今夜は小児病院のパーティーよ。企画を手伝ったの。気分転換も必要よ。」と言うと冗談を言ってゴードンを和ませた。2人がキスをしているとハービーがジェロームの父親が見つかったと呼びに来た。ゴードンはすぐに向かうことにした。
だがその頃ジェロームの父親はタビサとジェロームに捕まっていた。父親を拘束したジェロームは幼い頃の思い出を話し恨みつらみを訴える。「殺す必要はないだろ？」と聞く父親に「あるんだ」と答え計画を話す。アーカムから脱走させたのは父親だと警察に思わせようとしていた。アーカムの図面や”息子からの”手紙などを証拠品として家にばら撒く。「お腹が空いたの早くして」とイラつくタビサに促されるようにジェロームは父親に詰め寄り「あんたは霊能者だ。予言しろよ。結末は？」と言った。父親は「お前はゴッサムの災いとなる。眠りから覚めた子供はお前を思い出して泣き叫ぶ。お前がこの世に残すものは死と狂気だけだ」と言った。ジェロームはそうかいと言った笑いを見せると「じゃあ母さんに宜しく」と言ってナイフを突き立てようとした瞬間「警察です」とゴードンたちがやってくる。中から聞こえて来る声で異変を察知したゴードンとハービーはドアを破って中に入る。そこには殺されたジェロームの父親シセロの姿があった。目にナイフを刺されているシセロの死体に近寄ったハービーは彼が缶のような物に手を置いていたのでその手をどかす。すると青い煙が上がり辺りを包み込む。それを吸ったハービーは意識を失ってしまい慌てたゴードンがハービーを引き摺って廊下へと連れて行くがゴードンも意識朦朧となる。そこへ口笛を吹きながらジェロームが近づく。ゴードンは朦朧としながら力を振り絞りジェロームに掴みかかる。「よくもエッセンを殺したな！」と怒りを露わにするが現れたタビサに蹴られて意識を失ってしまった。

マジシャンがやって来た

小児病院慈善パーティーが開かれる。そこにはブルースとアルフレッドも来ていた。「時間のムダだ」と不満げなブルースにアルフレッドは「ご両親は小児病院の後援者でした。あとを継がないと。それにマジシャンが来るそうです」と言った。ブルースは会場でスリをしているセリーナを発見。話しかけた。久しぶりの再会でブルースは上手く話せない。少し会話をしたあとセリーナは行ってしまった。
その頃舞台裏では出演するはずだったマジシャンを箱の中に閉じ込め代役のマジシャンに成りすますジェロームの姿が…
パーティーが始まりマジックショーも開幕。マジシャンに化けたジェロームとアシスタントのバーバラが…二人とも変装しているのでリーは気づいていなかった。ハトを出したりと掴みはオッケーのジェローム。「誰か助けてもらえますか？」とマジックの手伝いにブルースを指名。ブルースは皆に促され仕方なくステージに上がった。人体切断マジックをする為ブルースは箱の中に寝かされた。ジェロームは板を持ち出しそれをブルースの寝ている箱に刺しこもうとする。なんとなく嫌な予感でもしたのか、アルフレッドは止めに入ろうとしたが板は刺しこまれてしまう。だがブルースは無事で観客を沸かせた。リーは近くに来た”マジシャンの助手”を見た時に違和感を感じアルフレッドに「あの二人どこかで見たことありませんか？」と聞いていた。そして次に指名されたのは副市長のケイン。副市長がステージに上がった時に準備していたアシスタントの仮面が落ちた。顔が露わになりアシスタントがバーバラだと気づいたリーは「大変だわ」と呟いた。バーバラも気づかれたことがわかりウインクをして見せる。リーは急いでゴードンに電話をかけ「バーバラが…もう一人はジェロームかも」と言った時に何者かに連れ去られてしまった。

スポンサーリンク

自らがヒーローになるための計画

ジェロームはナイフを握ると「ここからは誰一人生きて出られません」と言ってニヤリとする。当然観客はジョークだと思い皆笑った。ステージにいる副市長も笑顔になっていたがジェロームはいきなり副市長の胸にナイフを投げブスリと刺してしまう。ウェイターのフリをしていた仲間たちが銃を乱射し始め会場は騒然となる。アルフレッドはブルースを連れて逃げようとしたが男に襲われ戦っている間にブルースはセリーナの後を追ってどこかへ行ってしまう。会場に着いたゴードンだがもう騒ぎでマスコミや警官が駆けつけていた。その時リーの携帯から着信が。だが電話の相手はジェロームだった。ジェロームは自分で確かめなと言うと生放送を使って会場の様子を伝える。ナイフ投げの的にはリーがはり付けられその横でジェロームとバーバラが楽しそうにしていた。ジェロームは適当な要求を並べ立て「10分たったら殺し始める。この放送はゴッサム中の家庭に流れてる。死なせたらまずいよ。バーイ♪ハハハハハ！」と言った。そしていきなり真顔に戻ると「上手く行った」と言う。そこに会場から「そこまでだ！さっさと出て行け！」と立ち上がる男が現れる。ゴードンもモニターでその様子を見ていた。だがその男はテオだった。テオは「我々はうんざりしている。君は注目を浴びたいだけの小悪党だ。もうたくさんだ。いい加減にしてくれ！」と言う。ジェロームはニヤつきながら「なぜしゃしゃり出て来た？ミスター…」と聞くとテオとジェロームはカメラ目線になりテオは「テオ・ギャラバンだ」と言った。その後もテオはジェロームたちを追い出そうとするがバーバラにハンマーで頭を殴られ気絶した。

複雑な筋書き

セリーナとブルースはテオ一味が気づいていない通路から逃げようとしていた。だがブルースはアルフレッドを置いていけないと言う。セリーナは「私は戻らないわよ」と言うがブルースは構わないと答えた。そして「会いたかった。それを伝えたくて…」と言うと会場へ戻って行った。セリーナはそのまま通路を抜けて外へ出る。それをゴードンが見つけた。
一方会場ではジェロームが”おふざけ”を続けていた。そしてブルースを捜し始める。自分の名前が呼ばれたブルースはカーテンの奥からじっと様子を伺っていた。出てこないブルースにしびれを切らしたジェロームはアルフレッドを殺そうとする。追い込まれたブルースが出て行こうとしたその時ゴードンが止めた。「奴の狙いは君なんだ」と言うゴードンに「アルフレッドを助けたいんだ」とブルースは言い会場へと出て行く。アルフレッドに近づくと「上着に銃が、ゴードン刑事もいる」と伝えた。アルフレッドは手早く銃を抜き取る。そしてカーテンの裏からゴードンが登場。手下どもを倒して行く。アルフレッドも銃で次々に始末をしていく。「ナイフを捨てろ！」ゴードンはブルースにナイフを突きつけているジェロームに言うがなかなか言うことを聞かない。その時「うんざりだ」と言って目を覚ました(本当に気絶していたかは謎ですが)テオがジェロームの首にナイフを刺した。「リハーサルと違ってすまないジェローム。君には才能がある。だが筋書きが複雑になってね。登場するのはヒーローだ」とテオは言った。ジェロームは「あんたは言った。お前は必ずなれると…」と言うと息を引き取った。
その後テオはヒーローだとテレビで騒がれるようになる。そしてジェロームの映像も流されると彼の笑いは伝染し人々を狂気に陥れて行った。

あれ…？ジェローム死んだ…wwこれで終わりなんでしょうか？それとも死んだと見せかけて実は生きているパターン？
物語を面白く不気味にしてくれていたのに残念ですね～。また出てきても厄介ですが(笑)
テオはまんまとブルースの命の恩人になりました。英雄視されると手出ししにくくなりますよね。でもバーバラちゃんを巡ってタビサと対立しそうな匂いを出してました。内から崩れていくといいなぁ。そして早くゴードンたちがテオの正体に気付いてくれるといいのですが…
アルフレッドはリーに一目ぼれしてたけど、ゴードンの彼女だとわかりショックを受けてましたね。その後のブルースとの会話が面白かったです。いつもいい味だしてます。
今の所ペンギンの出番が少ないですが、今後テオを倒すのに悪の力も必要だと思うので出番が増えるのですかね？でもゴードンを利用してつぶそうとしてる？のに気付いてるハービーが脅しをかけに行ってました。いい相棒ですね！

今日の一枚

GOTHAM season2 ep3