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ブラックリスト シーズン5　第13話『見えざる手』

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ネタバレしています。まだの方はお気を付けください。

ゾンビの噂がある汚染地域

”ゾンビが出る”と言う噂があり子供たちの肝試しの場所となっている汚染区域。そこで子供たちが遺体を発見しニュースとなっていた。そのニュースを観ながらレッドはナヴァービに「数日前ティム・ゴーマンが…ペンシルバニア州の悪名高き銃器会社バリスティック・ナインのオーナーだが姿を消した。」と言う。ナヴァービは「あの(発見された)遺体？すごく安い値段で銃を売る人よね。」と言った。レッドは「彼を殺した犯人は過激派グループの”見えざる手”だ。”見えざる手”の標的は現行法では罪を犯していない者だ。しかし”見えざる手”には犯罪に見える。」と話した。
ナヴァービはチームにこのことを伝える。遺体の発見場所は汚染地域のブレンフォード。その場所はエイトリアル・ケミカル社の工場があった場所で汚染物質が垂れ流され人が住めなくなった所だと言う。レスラーとナヴァービはブレンフォードにいる捜査チームと合流し探りをいれることになった。
防毒マスクを着け調べ続ける捜査官たち。ゴーマン以外の遺体も見つかりまだ出て来る可能性もあるがとりあえず9体掘り起こされた。全員生き埋めで殺されているとわかる。その中の4人は身元が判明。一人はゴーマン。あとは抗がん剤の値段をつり上げたアックス・ジェン薬品のラルフ・エリス、引退した判事のウェイバー、そして弁護士のフリンだった。
レスラーたちは4人の関連性を探ることにした。
その頃、遺体を発見されたとニュースで知り焦る”見えざる手”のメンバーたち。だが彼らにはやるべきことが残っていた。
アナ・ホプキンズと言う女性がアメリカに戻ってきているとわかり見えざる手は彼女に罰を与えると投票で決まった。

汚染地域に住む男

現場でもらった表土の変化を見るために一日一枚撮影する環境保護庁が観察用に設置したカメラの映像を調べていたアラムは730枚のうちの一枚に何かが写っていると気づき拡大してみた。すると汚染地域なのに防毒マスクを着けずに歩く男性の姿が写っていた。「一体何者なんだ…？」とレスラーは言った。
さらに掘り起こされた遺体のフリンはエイトリア社の顧問弁護士であったことも分かった。フリンと判事のウェイバーは一度だけ同じ裁判に関わったことがあるが記録が非開示となっていた。アラムの調べでも分かるのは原告の名前だけ。スティーブン・アルトマン。その男はカメラの映像に写っていた男だった。
アルトマンの両親は汚染が原因の骨肉腫で死亡。10代の頃エイトリア社を訴えたが証拠不十分により訴えは棄却されていることが分かっている。しかしこの2年間のアルトマンの住所や税金の記録などは一切見つからない。
汚染区域に戻ったのだとふんだレスラーたちはすぐに向かう。案の定煙突から煙が出ている家を発見し踏み込むがアルトマンは寸前で逃亡し見つけることができなかった。家の中には高度に組み込まれた機器が並び誰かを監視していたと想像できた。
その高度な監視装置から次のターゲットは誰なのかを探ることに。ブラクストン・ホテルにいると思われるターゲットはしばらく動きがないようだった。監視装置は建物の高さまで測ることができターゲットはホテルの17階にいることまで分かった。アラムはその情報からターゲットをアナ・ホプキンズに絞り込んだ。

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二重に張られた罠

アナ・ホプキンズは再生可能エネルギーが売りの会社の重役で普段はロンドンにいるがプレゼンのために出張で来ているとのこと。そして彼女は転職前はエイトリア社の元専務で汚染問題の責任者だったと判明する。
狙われる原因がはっきりし、レスラーたちは急いでホテルに向かっていた。
だがその頃ホプキンズの宿泊する部屋の扉がノックされ「お急ぎ便の配達です。」と男が立っていた。それはアルトマンだった。ホプキンズは何か怪しく思い部屋の前に置いといてと言うがアルトマンはサインが必要だと食い下がった。するとホプキンズはフロントに連絡し「配達の人が来ているけどそちらが寄越したの？」と聞いていた。フロントはすぐに警備の者を向かわせアルトマンは出て行くように言われる。スコープからその様子を見て安心したホプキンズは警備員に扉をノックされると開けた。だが警備員は”見えざる手”のメンバーだった。男2人はホプキンズをスタンガンで気絶させその場から連れ去る。入れ替わりで本物の警備員たちが現れるが見えざる手はまんまと逃げだしてしまった。
だがバンにホプキンズを乗せている時にちょうどレスラーたちが到着した。銃撃戦となり辺りは騒然とするがバンは走り出しホプキンズは連れ去られてしまった。

幼なじみの絆

見えざる手の逃げ遅れた女の尋問をするレスラーたち。話そうとしない女だがナヴァービが財布から見つけた子供の写真をチラつかせると観念し仲間たちが向かった行き先を吐いた。
汚染された地域の広大な林の中だと聞いたレスラーたちはすぐに向かう。
一方一緒にバンに乗って来ていたボビーは銃撃戦で撃たれケガをしていたためアルトマンは1人でホプキンズを埋めていた。だがそこへレスラーたちがやって来る。アルトマンは逃げるがすぐに捕まり、ホプキンズは掘り起こされる。心肺停止の状態だったがナヴァービが蘇生処置を行うとホプキンズは大きく呼吸し目を覚ました。
捕まえたアルトマンと話をするレスラー。アルトマンも両親と同じく骨肉腫に侵されている。同じ通りに住んでいた幼なじみ6人。だがある日両親が死に、仲間が死に、人殺したちは責任を免れた。不正を暴こうと見えざる手を作り、正義のため手を下してきたのだとアルトマンは語った。

汚染物質を垂れ流した会社のせいで両親や友達、そして家を奪われた人々のお話だったのですね。
悲しいですね。そりゃぁ復讐したくもなるでしょう。同じ痛みを持つ幼なじみ。結束は固かったのでしょうね。
正攻法では罪を償わせることはできないなら…ってなりますわね。
彼らのやってることは殺人だから絶対に正しくはないけれど、どうも同情してしまいます…。
アルトマンが余命いくばくもないのかと言うことも色々考えてしまいますよね。
そしてアンソニーを誤射しちゃったけど、ちゃんと手術ついでに脂肪吸引してくれるレッドは優しいなぁw
今回のサイドストーリーは色々と変な所で繋がっていましたね。このアンソニーが発端で起こった麻薬絡みもあのハゲメガネに。そしてトムの遺品からヒントに気付きノートを見つけたリズも思わぬ所で母親の話が出てきたり。ウィルキンソンさんはコードネームオリアンダーってことですよね。30年ぶりに孫に会ったって言ってたけど…。孫…？マーシャが孫…？レッドのお父さん…？いやカタリーナのお父さんか(;’∀’)ソ連のスパイって言ってたからカタリーナのパパンか。
あれ？前にリズのおじいちゃん出てきましたよねぇ？
ちょっと頭がごっちゃになってきましたwリズの出自複雑過ぎる(笑)
そしてウィルキンソンさんはレッドの秘密をご存知のようでしたね。もう秘密って何なのよぉ～！
それから本編事件の犯人からトイメイカーの情報を聞き出し、それがナヴァーロの義眼を作った人物でここでも繋がりましたね～。しかも麻薬のナッシュ・シンジケートも、義眼を依頼したのも刑事絡みだということが判明。トムの捜査をしていた刑事が犯人グループの一味であり、あのハゲメガネも刑事だとぉ( ﾟДﾟ)！？すごいレベルの汚職警官だな！
それに対抗するためリズは捜査官復帰。簡単に復帰させてもらえて良い職場ですね。
色々交差し複雑になって来たサイドストーリー。もうこっちが本編みたいだけどw今後が気になりますね。
ところでアチーコ・タカハシって国籍どこの人よ(笑)

今日の一枚

BLACKLIST season5 ep13