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GRIMMグリム シーズン6(ファイナルシーズン) 　第3話『おお、警部！我が警部よ！』

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ネタバレしています。まだの方はお気を付けください。

不当な扱い

警察の追跡を逃れるためニックはイヴと共にトンネルに戻り棒と布を箱に戻していた。また何らかのパワーを感じるニック。そんなニックの様子に気付いたイヴは「何を感じたの？」と聞いた。ニックは「戻すことに抵抗を感じた。」と答えていた。
2人はなぜダイアナには布に描かれた模様が見えるのかと話していた。イヴは以前ニックの母親ケリーが「あの子の運命は並外れているわ。大いなる悪でも大いなる善でもなせる。」と言っていた話をした。ニックもそれを覚えていて「ダイアナの力はレナードをしのぐ。」と言った。
その頃不満を抱えつつも辞表の準備をしていたウーとハンクの所へレナードがやって来る。「今日中に去れ。」と言うレナードにハンクは辞表を渡した。レナードはウーに「お前は？」と言うがウーは全然納得がいかず怒りを抱えていた。「これは不当だ。」と文句を言うがレナードは「辞表を出して消えろ。さもなければつまみ出す。」と言った。ウーとレナードはにらみ合いとなるが結局ウーは辞表を渡した。レナードは「出てけ。」と言うとオフィスに戻って行った。
レナードに爆発寸前のウー。ヴォーガならぬ”変身”しそうになっていてハンクが必死に止める。怒りが収まらず変身してしまいそうなウーだがギリギリの所でハンクの声が届いたようで変身せずに済んだ。

絡まる双子の呪い、再び

晴れて無職wとなったウーとハンクもトンネルへとやって来る。今の所レナードが仕切れるのは署内だけ。だが彼が市長になると街ごと仕切れるようになってしまう。それを何とか阻止しなくてはならない。ニックは「”俺たち”で辞退する。レイチェルに使った手で。」と言いだした。
ニックはアダリンドに連絡し絡まる双子の呪いを使って自分がレナードになり、市長を辞退するからレナードの髪の毛を手に入れてくれと頼んだ。
そしてモンローがアダリンドの家まで取りに向かう。アダリンドはレナードの髪を用意してくれていてあとは服が必要だと言って急いでモンローと揃えていた。モンローは「今夜は奴と家に。7時のニュースを見せるんだ。声明が出る。」と言った。そして帰ろうとするがその時レナードが自宅に戻って来てしまう。モンローは慌ててクローゼットに隠れるがレナードは着替えると言いだした。自分を脅迫してきた男を手下に殺させ、その血が飛んでいたためなのだが今クローゼットを開けられてはマズイ。アダリンドは髪にも血がついてる、シャワーを浴びた方が良いのでは？と言って何とかレナードをバスルームに追いやりその隙にモンローは必要な物を持ってみんなが待つスパイス店へと向かった。
店ではイヴとロザリーが材料を揃え、ニックもお待ちかねだった。鍋の中に最後の材料となるレナードの髪を入れるとイヴは鍋の上に帽子を被せニックに「3回吸い込むだけよ。」と言った。
ムクムクと立ち上がる魔女の帽子。先端からは緑の煙が上り始めた。ニックは意を決しその煙に近づくがロザリーがグリムがやっていいのか？と言いだしたりイヴがレナードにはその服が小さいから脱いだ方がいいと言いだしたりする。ニックはパンツ一丁になると覚悟を決め煙を3回吸い込んだ。だが変化がない…。グリムだからか？などと話しているとニックの様子がおかしくなり倒れてしまった。そして骨が蠢き激痛に襲われる。苦しみのたうち回るニックだが徐々にレナードの体へと形を変えていく。そしてついにレナードの姿となったが問題があった。ニック(レナード)はザウバっていたのだ。生まれて初めて経験するヴォーガ。抑える術も当然知らない。ロザリーに落ち着くよう言われ深呼吸をすると何とか抑えることができた。

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辞退会見

モンローからレナードに7時のニュースを見せるように言われていたアダリンド。だがレナードは署に戻ると言って準備を始めた。アダリンドは子育てについてやなんやと理由をつけて何とかレナードを足止めしようとしていた。
その甲斐あってテレビからは”レナード”の市長就任辞退の緊急生放送が始まる。当然本物のレナードはそれを見て驚く。アダリンドは「いつの間に収録を？」なんて言ってとぼけてみるがレナードは「してない！生中継だ！」と怒った。
”レナード”は北署襲撃事件の解明に警部として全力を注ぎたいから市長就任を辞退すること、そしてブルクハルト刑事の追跡は真犯人逮捕のためのオトリ作戦だったと話していた。当然怒り心頭のレナードはアダリンドに「この件に関わっているなら覚悟しろ！」と言い家から出て行った。
一方会見を終えた”ニックレナード”は署へと戻って来る。レナードのフリをしてハンクと共に警部のオフィスへ入るとPCや書類を盗み出した。体に痛みが走り元の姿に戻りそうなため急いでその場を去ろうとするが報道陣に囲まれて質問攻めにあってしまう。上手くあしらい足早に駐車場へと向かうがそこに本物のレナードがいた。レナードと”ニックレナード”のご対面。レナードは何てことをしたんだと怒りニックレナードに掴みかかろうとするがそこへ報道陣が追いかけてきたためニックレナードはウーとハンクと共に車に乗り込み去って行った。先ほどは二度と市長選に出ないと答えていた”レナード”。しかし報道陣に囲まれた本物のレナードは「辞退などしない。私が市長になる。」と言い周りを困惑させる。だがあれは別人だと言っても説明することはできない。レナードはそれ以上何も言うことができなかった。

複雑な人間関係？

ニックたちはスパイス店へと戻って来るがまだニックはレナードの姿をしていた。一度激痛に襲われたけどと話すニック。それを聞いたイヴは「その時戻れたはず。術が解ける時の痛みよ。たぶん…グリムが原因。」と言う。ニックは姿が戻らずこのまま一生ニックレナードでいるのか…？皆は本を引っ張り出し、解決法を探り始めた。すると本物レナードから着信が。電話に出たニックの声を聞くと「私のままか。」とレナードは言った。ニックは「話がつくまで戻らない。」と言う。2人は直接話をすることになりニックのロフトの屋上で待ち合わせた。
銃を向け合うレナードとニックレナード。レナードは銃を投げ捨て「この街に私は二人もいらん。」と言う。ニックレナードも「どっちが残る？」と言って銃を置いた。2人は上着を脱いで殴り合いとなる。
しかし殴っても殴られても力はイーブン。決着がつくことはない。それを悟った2人は条件を出し合うことにした。北署襲撃の件はボナパルトの仕業ということにし、ニックは自分とウーとハンクの復職、そしてケリーとアダリンドを返してもらうと言う。レナードは「あの女はやる。」と言うがダイアナは渡さないと言った。「ダイアナは私を愛してるぞ。私に何かあれば黙ってない。」と言いとりあえずはこの条件で取引することとなった。
ニックは店へ戻る。そこには子供たちとアダリンドも来ていた。一応話がついたことを報告するニックだが皆は本当にニックなのか？と怪しんでいた。アダリンドは自分たちの初キスの場所は？と聞きニックがロフトのテーブルだと答えたので間違いなくニックだと信じてもらえた。だが肝心の元に戻す方法は未だ見つかっていない。その時寝ていたダイアナが目を覚ましニックのことを父親だと思って近づいてくる。しかし何かおかしいと感じたダイアナはニックレナードの胸に手を置き目を紫色に光らせた。「パパじゃない。」と言った瞬間ニックレナードは吹っ飛ばされてしまう。アダリンドは「ダメよ!ニックはパパの姿から戻れないの。」と言ってダイアナを止めた。店の奥まで吹っ飛ばされてしまったニックレナードは苦しみ始め、そしてニックの姿に戻った。喜び抱き合うニックとアダリンド。みんなもホッとした顔で2人を見ているがダイアナだけはおもしろくなさそうな顔をしていた。
一方自宅へと戻ったレナードを部屋で待ち伏せする者がいた。「それで…首尾は？言っただろ。選択を誤ったな。」と言う男。それはマイズナーだった…。

マイズナぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁああああああ！？
マイズナー普通の人間じゃない説が濃厚に…？あれはほんとにマイズナーなんでしょうか？レナードの幻覚とかじゃなくて？レナードも驚いてましたもんね？マイズナーは鉤爪の大物とかで、死んだマイズナーは影武者だった的なことも考えられます？
うわぁなんかめちゃめちゃ気になる終わり方！早く次が観たいわ～
ダイアナちゃんが善と悪のどちらのサイドへ行くのかが重要になりそうですね。
ケリーママも言っていましたが、善になっても悪になってもものすごい力の持ち主なのですよね。ニックとアダちゃんの抱き合う姿を見て良く思っていなさそうだったし、レナードに懐いてるから最悪はダークサイドですよね…。
ラスボスがダイアナちゃん説は捨てきれないかw何とか善としての力を発揮してもらいたいですけれども(;´Д｀)
そしてイヴは若干ジュリエットの気持ちが強くなっているのでしょうか？ちょっとニックへの愛情が芽生えているというか思い出されているというか？アダちゃんとニックを見て複雑に感じていそうですよね？ここもどうなるんでしょ。ニックはもう心はアダちゃんにいってるんですよね～。もしイヴがジュリエットに戻ったとしたらどうなんだろう？また変な三角関係になるのかしら。
レナードさん演技がお上手でしたね。ちゃんと別人に見える。てか、ちゃんとニックに見えたwこういうシーンを観ると役者さんってやっぱりすごいんだなぁと感心します。
アダちゃんもとぼける演技とか目を丸くしてたところとかかわいかったですね。

今日の一枚

GRIMM season6(Final Season) ep3