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GRIMMグリム シーズン6(ファイナルシーズン)　第2話『信頼の結び目』

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ネタバレしています。まだの方はお気を付けください。

棒の不思議なパワー

ニックが隠れていると思われる冷凍庫を確認する特殊部隊。だがニックがいないと分かりすぐに建物に突入しようとする。
動きがとれずどうしようもないニック。「迎え撃とう。」とトラブルが言ったその時モンローは「ロザリーは妊婦だ」と言う。突然の告白に驚くニックたち。バドは頭が混乱しつつも「素晴らしい！こんな時だが。」と言った。ニックは「巻き込んですまない。」と謝る。全員奥へ行かせて自分は投降しようとするのだがそれをイヴとトラブルが止めた。
外にいる部隊は突入準備ができて、レナードの号令を待っていた。その時サイレンを鳴らしたパトカーがやって来た。ウーとハンクだった。2人はレイチェル殺害容疑でレナードを逮捕しに来たのだった。レナードに手錠をかけパトカーに乗せて連行して行った。
その頃ニックはまだ中でみんなの無事のためだと言って投降の意思は変わらない事を伝えていた。それに折れる形でイヴとトラブルも道を開けた。
その時部隊が突入してくる。ニックたちは両手を挙げ抵抗の意思がないことを示す。ニックは隊員によって身体検査され胸ポケットにしまっていた棒きれを取り上げられた。「これは何だ？」と聞かれるが誰もが答えに困っていた。
その時棒きれは何らかのパワーを発揮した。隊員たちは一斉に弾き飛ばされ皆気絶してしまった。
突然のことに驚くニックたち。ニックは落ちた棒きれを拾った。イヴは「引き離した罰かしら。」と言った。
その後ニックは隊員の服を着て外に飛び出し「標的が逃走！ミルウォーキー通りを南へ！」と言った。その声に外で待機していた他の隊員やフランコたちは一斉に車に乗り込みそちらへ向かう。ニックは装甲車に乗り込むと仲間たちと隊員の一人を乗せてその場からまんまと逃げだすことに成功した。

ロード・オブ・ザ・棒

レナードを留置場に入れたハンクたち。一体何が起こっているのか分からず混乱しているフランコからニックはあの場から逃走したこと、隊員たちが全員気絶していたことなどを教えられ驚いていた。その時ハンクの携帯にトラブルから連絡が入る。ニックたちはモンローが発見した”外側”からトンネルに戻るからハンクたちはニックを捜すフリをしてロフトに来てくれと言われた。ハンクはレナードを逮捕したから少し時間が稼げると皆に伝えた。
一見焼却炉に見える入り口からトンネルに入るニックたち。イヴはまだ自分の状況に慣れず「自分が2人いるようで混乱する。」と話した。ニックは「謎だらけだ。」と言う。イヴは「あの布を預かるわ。ロザリーに調べさせる。私たちに何が起きたのか布に答えがあるのかも。」と話すがニックは「そうは思えない。」となぜか渋った。イヴは「あの力を見極めないと命取りになる。」と言った。それでも渋るニックに「渡独してまで手に入れた物よ。解明に何の躊躇が？」と言って布を広げ自分に見える謎のマークを指さした。それはニックにも見えなかった。「布の扱いに気を付けろ。」と言うニックにイヴは「あなたも棒に気を付けて。常に持ち歩くのはやめて。強大な力がある。でもその源は何？取り上げようとした相手をなぎ倒した。モンローや私、撃たれたあなたを救った時と違う。」と言った。トラブルも「棒を一旦…」と言うがニックは「この棒がなきゃ俺は生きてない。だからいつ使うか決めるのは俺であるべきだ。」と言い棒に固執しているように思われた。イヴは「今、危険は迫ってない。少しは手放せるはず。できないの？」と聞く。ニックは棒を箱の中に入れて「満足か？」と言った。
だがニックはイヴとトラブルがいなくなるとやはり間違っていると言って箱から棒を取り出した。バドが止めるのも聞かず棒を握り締めるニック。まるで棒に魅入られているかのようだった。

ハンドパワーです

レイチェル殺害の容疑で逮捕されたレナードはアダリンドに連絡し、署に来るように言った。
アダリンドはその間子供たちを預かって欲しいとロザリーに連絡しスパイス店へ二人を連れてきた。
その頃留置場にいるレナードはヴェッセンである清掃員の協力を得て彼の携帯電話を借り、鉤爪の仲間である判事に連絡を入れた。殺害容疑が掛けられたから”何とかしろ”とだけ言って電話を切った。
一方店にやって来てダイアナと挨拶をかわすロザリーたち。「ケリーのパパと一緒にいた。」と言うダイアナ。彼女は自分の能力がどれだけすごいのか自覚していないようだった。
モンローはダイアナの相手をするがスパイスの瓶をふわふわと浮かせる技を見せられ慌ててロザリーを呼んだ。スパイスの瓶を割られないよう上手に話をするロザリー。ダイアナは大丈夫よと言って瓶を浮かせたままを全て棚に戻した。
そこへトラブルとイヴがやって来る。挨拶をかわすがダイアナはイヴを見て「あなたは前と違う。」と言った。

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縄が結ぶ血の契約

アダリンドに自宅でずっと一緒だったと証言してくれと頼むレナード。アダリンドはあっさり却下し部屋から出て行った。するとニックから連絡が入る。ウーとハンクと合流したニックは相談の結果自分への容疑を却下させるためにもレナードを放免した方がいいのではと考えアダリンドに相談したのだった。「信用ならんやつと取引したい。」とニックが言うとアダリンドは「それなら”信頼の結び目”がいいわ。縄を使うの。結び目に誓いを立てて破った者は窒息死する。縄の力でね。私が執り行えるわよ。」と言った。
ニックはハンクとウーに留置場からレナードを連れ出してもらい、ロフトで落ち合う。そこでアダリンドに”信頼の結び目”を執り行ってもらうこととなった。
アダリンドがレナードのアリバイを証言する代わりにニックの全容疑を取り下げ、市警に復職させると言う約束をする。
縄の両端をニックとレナードが持つ。アダリンドは真ん中で縄を持ち「これは血の誓い先に破った者は死ぬ。」と言い双方の合意を得るとヴォーガし自分の手を噛んだ。その傷から流れる血を縄に垂らして行く。血は白い縄をどんどん赤く染めて行き最終的には全て赤く染め上げた。アダリンドはその赤い縄を受け取ると呪文を唱え始めた。すると縄はひとりでに動き首吊り縄へと変貌した。それを見たウーは「なるほど。毀損しないほうがいい。」と言った。

布に隠された模様、そして新たな問題

ロザリー、トラブル、イヴは布に隠された文字を浮かび上がらせるためフェノールフタレインと紫キャベツ水を調合した物を布に塗ろうとしていた。そこへアダリンドも戻って来る。
理論上は古いインクが反応して文字がピンクに浮かび上がるのだが端で試すと布は焼け焦げたようになってしまった。そこへ「ママ、まだ帰らないの？」とダイアナとモンローもやって来る。ダイアナは大人たちが布に書いてある文字が読めないのと言っていることに興味を示し「私がやる。」と言って目を紫色に光らせて布を見始めた。するとダイアナの目にはすべての模様が見えた。小さな絵と変な文字が描いてあると聞き驚く大人たち。その時ニックもやって来た。ダイアナに文字が見えるのだと聞き驚くニック。ニックは「見た物を描ける？」と聞くとダイアナはええと答えその模様を紙に描いてくれた。
謎に一歩近づいたと思ったら新たな問題が発生した。普通は招集に3日はかかる大陪審が2時間後に行われると言うのだ。
ウーとハンクが待つ法廷にアダリンドが駆けつける。だがアダリンドが証言するまでもなくスタンクロフト判事(レナードの仲間)は裏で手を回していて「検察の証拠を吟味し本件は明らかに起訴にあたわずと判断した。陪審の方々、緊急の参集に感謝します。解散。容疑者は釈放。」と言いレナードは無罪放免となった。
後ろで見ていた3人の所へやって来たレナードは「アダリンドは証言しなかった。つまり取引は無効だ。2人(ウーとハンク)は明朝までに辞表を。」と言った。

棒のパワーが怪しげになってきましたね。まるでロード・オブ・ザ・リングのようになってましたけどニックは棒に魅入られてるのかしら…。棒にはそういう副作用があって、だからこそ黒い森に隠されていたとか？
無邪気なのにこぼれる邪悪な笑みの無自覚スーパーガールダイアナちゃんが透視してくれた図柄が何なのか判明すると良いですね～。鍵はそこにあると思うので。しかしダイアナちゃん絵心あり過ぎですよね！ボブ江が描いたらなんじゃこりゃぁ？って皆に言われそうなのに…
そして上手いこと取引できそうだったレナードとの一件。うまいことやられてしまいましたね～。アダちゃんヴォーガしてすごいブスになってまで頑張ったのに…。判事とか次期市長とか警部とかの立場を上手く利用してますよね。検事もグルでしたしね。悔しいな。ウーとハンクも辞表出せって言われたしどうするんでしょ？何とか反撃してほしい！
私バド大好きなんですけど、やっぱり最高ですねwあの落ち着きのなさ。緊迫していてもテンパってて的外れなこと言っちゃって場の空気変えるところとか好きですね。一人何も知らなくてビックリしまくるのも好きです。
そんなバドも巻き込まれてしまいましたね～。でもくじけずに妻子と幸せに暮らしてもらいたい…w

今日の一枚

GRIMM season6(Final Season) ep2