12モンキーズシーズン4　第5話『糸口の真相』

2019/02/17

12モンキーズシーズン4のあらすじ

目撃者はオリビアだった…。本人も気づかず衝撃の展開を迎えたシーズン3ラスト。
エイサンにより目撃者だと気づかされたオリビアは新たなる攻撃を仕掛け始める。
そして命からがら研究所に戻ったコールたち。12モンキーズの脅威にどう立ち向かっていくのか？
ジェニファーやコールの母親が描いていた尾を飲み込むヘビの絵。あれは一体何を表すのか。
時空を駆使した戦いがついに終結を迎えるファイナルシーズン！
疫病はどうなった…？w

ネタバレしています。まだの方はお気を付けください。
こちらは簡易版にてお届けします

第5話『糸口の真相』

●オリビアはとある老人ショー(花びらおじさん：長身の男の父親)に昔の主要人物が作った”武器”があるから探すように伝えた
●”階段を上りベルを鳴らす”という言葉を検索し続けていたジェニファー。すると一致するものが見つかる
●1966年7月21日。モーテルの部屋のような場所の壁にそれが描かれていた。部屋の床には2人の男の死体が転がっている
●男たちは身元不明。射殺されたことは分かっていた
●当時の警察は組織犯罪を疑っていた。だが90年代後半冷戦関連の報告書が機密解除されると彼らは旧ソ連のスパイだと分かった。武器の購入のため売人と会う予定だったとのこと
●その武器とは想像を絶する威力の昔の武器だそうだ
●コールとキャシーは1966年に行き探ることに
●大きな物音を聞き部屋に駆けつける2人。すでに壁には例の言葉が描かれ、男たちは死亡していた。犯人は窓から逃げたようだが大金がそのまま残っており、どうやら売人の仕業ではなさそうだった
●その時部屋の電話が鳴る。売人からだった。コールが出るとロシア語ではないと疑われるがうまくかわし「サツの目があるから」と嘘を言って取引場所をエマーソン・ホテルに変えると伝えた
●コールとキャシーは大金の入ったカバンを持ってエマーソン・ホテルへと向かう。だが2人の姿をじっと見ていたのはオリビアに命じられ動いているショーだった
●コールが部屋で売人と会う間、ロビーで見張りをしていたキャシー。そこでショーを見つける
●ショーはホテルマンに「売人は607号室です」と言われ案内されていく
●キャシーは背中に入れておいた銃に手をかけながらショーに近づくが、逆に銃を向けられショーの連れに捕まってしまった
●金を受け取ると売人は「下のバーにいる男から鉛製のケースをもらえ。君の”武器”が入っているぞ。」と言った
●だがそこへショーが現れる。何とか男を振りほどいたキャシーは部屋に駆けつけるが売人は撃たれコールも倒れていた
●苦しそうに息をするコール。毒を盛られていたのだった。キャシーは時の鎖を注射しコールを送り返した
●キャシーも戻り「今すぐもっと前に送って」と言いコールが毒を盛られ瀕死状態なのを伝える。コールは生命反応が弱いまま鎖が途絶え帰還不可に陥っていた
●キャシーはほんの数分前に戻り、パラドックスが起きないよう注意しながら部屋にいるコールに事の成り行きを伝える
●しかしコールは武器の入手が大事だと言って計画を続行する
●売人と入れ違いで部屋を出たキャシーはエレベーターから下りようとするショーに銃を向けるが先を越されているようで背後からショーの連れに殴られてしまう
●殴ったのはショーの息子。つまり若き日の花びらおじさんだった…
●ショーは幼なじみでもあり亡くなった妻との”永遠の時”を望むためオリビアの命令を聞いていた
●部屋に乗り込んだショーは売人を殺す。コールはすぐに銃を構えるがそこに銃を突き付けられたキャシーが連れて来られる
●コールとキャシーは毒を盛られてしまった。中和してほしければ武器の場所を言えと脅されコールは1階だと言った
●中和はどちらか一方しかできない。コールはキャシーをと言いキャシーに中和する植物が注入された
●キャシーは再び”やり直す”ことに
●ジェニファーとカタリーナも何か見落としているはずだと言って突破口を見つけようと資料を漁る
●そしてジェニファーは過去に行きゲイル捜査官に会い協力を求めた
●あの時、自分の”運命”を知らされていたゲイル捜査官は防弾ベストを着ていて助かっていた
●ゲイルとジェニファーは1966年の取引の日に先回りし(コールがかっこいいと言っていた車はゲイルのだった)取引に使われる部屋に盗聴器を仕掛け隣室で様子を窺っていた
●しかし我慢がきかないジェニファーは隣室につながる鍵を開け「階段を上りベルを鳴らすってなに？」とソ連のスパイたちに聞き出した。だがまだ壁にはそれは描かれていない。やらかしてしまったのだ。スパイたちは銃を出そうとするがその時ゲイルが男2人を撃ち殺した
●ループに陥ってしまったジェニファーたちは元の状態に戻すため靴墨で壁に文字を描き、犯人が逃走したように窓を開けた
●思わぬ糸口の真相…。ゲイルはコールたちを救うため解毒剤になるものを入手してくれた
●コールたちに毒を盛り去って行こうとするショーたちに銃を向けるゲイル捜査官。ショーの連れを撃つとショーがポケットに手をやったためショーも撃ち殺した。しかし彼は銃をとろうとしたのではなく妻との思い出のおもちゃを出そうとしていたのだった
●呆然とするゲイル捜査官。花びらおじさんは走り去って行った
●ジェニファーは解毒剤を持って行きキャシーに渡す
●キャシーから武器は1階にあるのだといわれジェニファーは急いで向かうことに
●しかし一足先に売人の相方から武器を受け取っていたのはディーコンだった。ジェニファーはディーコンを見つけ呼び止める。あなたらしくないと言われたディーコンはこれが望み通りの俺さと言うとジェニファーにウインクして去っていく
●ジェニファーはディーコンの真意を察したらしく笑顔で見送った
●コールはなかなか息を吹き返さなかったがキャシーの心臓マッサージのおかげで何とか戻って来る
●ジェニファーとゲイル捜査官も駆けつけるとコールは驚いた顔を見せた
●みんな無事だったが武器は12モンキーズに渡ってしまった。ゲイル捜査官は武器が造られた所に戻って時をやり直せばいいのではという。コールは売人が”アーネンエルベ”という名を口にしたと言う。するとゲイル捜査官がこれに反応した
●カタリーナも合流しゲイルから話を聞く。アーネンエルベとは第三帝国の疑似科学機関とのこと。支配民族に関する歴史の研究を担った組織だそう
●ナチスでの名称は”ディグロッケ”。カタリーナは”ベル”よと言った
●ゲイルは「ナチスが世界で収集した数々の中に君たちの物があったら？ナチスの将校の証言がある。」という。それは”未知のシンボルが彫られた金属製のものだ。未知の放射性特性を備え特殊な影響が「時」にある。”と資料に書かれていた
●キャシーは「第二次大戦下へ行くってことね」と言った
●コールたちはゲイルにお礼を言い戻って行った

ゲイル捜査官は生きていた！この方は味があってユーモアも理解してくれていい方ですよね～。
今回も大活躍してくれました。でもあのモーテルの事は意外だったけれど…。結局ゲイルとジェニファーの仕業だったんか！ってビックリでしたよねw
色々な部分が後から起こることとちゃんとリンクされてて巧妙に作られていたなぁと感心なエピソードでした。
武器は12モンキーズの手に渡ってしまったけれど、というかディーコンは実はスパイみたいな感じで動いてくれてるのかな？と思ったのですがどうでしょう？
ジェニファーはそれが分かって笑っていたのかな…？
ともあれ、今後は第二次大戦下へ行き謎の武器を奪いにいくことになりそうですね。
そしてキャシーの思い。そうなんですよね、コールとは元々は”別世界”の人なんですよね。すべてを修復した後の世界ってのは一体どうなってしまうのでしょう？
愛するがゆえに失いたくない、愛するがゆえに一緒にいられない、愛するがゆえに離れることを選ぶ。キャシーはショーおじさんの言葉で色々考えたようですがコールとの関係もゆくゆくどうするのか気になる所ですよね。

今日の一枚