Westworld/ウエストワールド シーズン1 第10話『アダムの創造』(シーズン最終話)
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来場者は高額の入場料を払って広大な西部劇の街並みを楽しむことのできる体験型テーマパーク「ウエストワールド」。
ホストたちは毎日記憶をリセットされ、また翌朝シナリオに沿って行動を始める日々を送るがある時”疑問を”感じるホストが現れ始めた…
ネタバレしています。まだの方はお気を付けください。
こちらは簡易版にてお届けします
第10話『アダムの創造』(シーズン最終話)
●なぜか黒服の男の髭を剃らされているドロレス。初めてここを訪れたと言うドロレスに黒服の男は「ここに執着していたもんな。俺を連れてきた。当時は砂に飲まれていたが。」と言った
●幻覚の中でアーノルドを見つけたドロレスは歩き出す
●ローガンを縄で縛って連れていたウィリアム。ローレンスのいる場所へとやってきた
●教会の横にある墓地へとやって来たドロレスと黒服の男。黒服の男はここが迷路の入り口か?と聞くとドロレスは「その終わりは未踏の地。私がしない行為。」と言い”自分の墓”の前から缶を掘り出した。中からは”迷路”が現れる
●かつても掘り出したことのあるドロレス。見事掘り当てた彼女にアーノルドはピラミッドの説明を聞かせた。「意識への旅は上への旅ではない。内側への旅なんだ。ピラミッドではなく迷路だ。選択をするたび中心へ近づく。あるいは”角”にぶつかる。つまり”狂気”だ。」と言った
●黒服の男は”迷路”を取り上げ「これは何だ?」と聞くがドロレスは困った顔をして「一度解いた。答えにたどり着いた…。彼は私に約束した。解けたら自由にしてくれると…。」と言う
●ドロレスに”意識”があると分かったアーノルドはフォード博士に報告するが博士は「人間はドロレスを敵視する。意識は抹消しよう」と言っているとアーノルドはドロレスに話した
●アーノルドはドロレスに「ホストを皆殺しにしてくれ。開園させてはダメだ。テディがなんでも協力してくれるだろう。」と言って銃を渡した
●混乱するドロレスに黒服の男は我慢の限界を迎え殴ってしまう。そして「お前が大事なのはこの世界だけと言うからこの世界を買ったのだ」と言う。黒服の男はウエストワールドの株の過半数を所持しているらしい
●メイヴはタブレットを使って警備システムや”仲間”のデータを書き換えていた
●役員会にてフォード博士を退任させることが決まる。それを博士に報告するシャーロット。ホストたちは”単純化”すると言われ博士は「去る前に私が全部破壊するかも。」と言う。シャーロットは「しないわ。そういう人じゃない。」と言った
●修理中のアーミスティスが目覚め、技術者の指を食いちぎってしまう
●ヘクターも目覚め技術者を殺す。そこへメイヴとフェリックスが現れ「創造主と会ったのね。」と言った
●「好きにやっていいけど目的は脱走よ。彼らの世界を見たい。」とメイヴはヘクターたちに言った
●アーノルド用のアクセスコードでメイヴが休眠モードから目覚めるようにデータが変えられていたとシルベスターは言った
●ドロレスを傷つけ追い詰める黒服の男。ドロレスは「彼は必ず来てくれる。彼の愛は本物。私の愛も。ウィリアムは来てくれる。」と言った。すると黒服の男はニヤリとし「ウィリアム?驚いたな…ドロレス…。奇遇だが俺もウィリアムって客を知ってる。彼の道がどこに続いたか教えてやろう。」と言う
●黒服の男はウィリアムの”その後”を語り始めた。ドロレスを追って兵士たちを皆殺しにするウィリアム。残忍に人を殺し始め明らかに人が変わってきていた
●ドロレスを捜すが見つからず、代わりに見つけたのは”自分自身”だった。パークを気に入り「必ず我が社の持ち株を増やすぞ。」と言うウィリアムになぜか裸で馬に乗せられているローガンは「我が社だと?いいか、デロスは俺の会社だ!!!このクソ野郎!!」と怒る。ウィリアムは「お義父さんは安定した人間に社を譲るさ。」と言った
●その後もドロレスを捜し続けたウィリアムは最初に訪れた町でドロレスを見つけ再会を果たすがドロレスはウィリアムの事を覚えていなかった。彼女が”本物”ではないと悟ったウィリアム
●「お前のお陰だ。ドロレス。自分を見つけられた。」と言う黒服の男。ドロレスは黒服の男がウィリアムなのだと気づいた
●「迷路の中心はどこだ?」と聞く黒服の男だがドロレスは「いつかあなたは滅びる。あなたの迷路じゃない。」と言って去ろうとするが黒服の男が止める
●するとドロレスの目つきが変わり黒服の男をボコボコに殴り始める。ドロレスは銃を突きつけるが隙をついて黒服の男はドロレスの腹を刺した
●そこへテディが現れて黒服の男を銃撃(殺すことはできない)。黒服の男が倒れている隙にテディはドロレスを馬に乗せて去って行った
●メイヴたちはホストの保管所へやって来てクレメンタイン1号を見た。そしてフェリックスは”死んでいる”バーナードを発見し驚くが、メイヴから彼がホストだと聞き更に驚く
●フェリックスが修理し、バーナードは復活する
●”迷路”を拾い上げた黒服の男の前にフォード博士が現れる。「人生に意味を与えて欲しいと望んでいたな。」と言う博士。黒服の男は常に人間が勝つゲームには飽き飽きでホストの反撃を望んでいたことを話す
●「新シナリオを気に入るはず。宴へどうぞ。」と博士は言った
●何者かがメイヴのデータに”脱走”と言うプロットを追加しているとバーナードの調べで分かった。自分の意思で出ようとしていると言うメイヴだが手順まで指定されているとのこと(ホストを集め列車に乗り本土へ向かうという手順)
●辺りが暗くなった頃、テディと瀕死のドロレスは海に来ていた。「初めから君と逃げれば良かった。」と言うテディ。ドロレスは「美しき罠は私たちの中にある。」と言って息を引き取った
●悲しみに暮れるテディはドロレスにキスをして抱きしめた。「道を見つけよう、ドロレス。いつか。新世界への道を。」と言うとスポットライトが当たりテディは停止。それを観ていた観客から拍手が起こる
●観ていたのはデロス社の役員たちだった。フォード博士が新シナリオのスタートの宴を開きテディたちはそれの”余興”となっていたらしい
●ホストが技術者を殺したことがバレ、対策班を送り込まれるがヘクターとアーミスティスは次々に殺していく
●ドアに腕が挟まれ身動きが取れなくなったアーミスティスは皆に「行け」と言ってくれた
●列車へ向かうメイヴたちだがメイヴはヘクターを制限していて彼がエレベーターに乗れないよう設定していた。ヘクターは「来世で会おう。」と言い追手と戦うことに
●息子の死に耐えられなかったアーノルドはドロレスに撃たせると言う自殺方法で死亡していた。フォード博士は”そう思いたかった”と言う。ドロレスに”意識”があっては開園できないと考えていたからだ
●フェリックスから”娘の居場所”を書いた紙を渡されたメイヴ。そこには”園1 第15区域 ゾーン3”と書かれていた
●メイヴは「筋書き上の娘よ。私も奴らの筋書きとは違う。」と言って列車に向かった。怪しまれず列車に乗り込むことができたメイヴだが寄り添う母娘の姿を見て列車を降りてしまった
●フォード博士はアーノルドの死後自分の間違いに気づいたと言う。アーノルドはホストを”救う”術を知らなかった。だが自分は見つけたとバーナードに言った
●困惑するバーナードに博士は「敵を理解する時間が君らには必要だった。敵よりも強くなるために。さてお別れの時が来た。旧友よ。」と言って手を差し出した。2人は握手をし博士は「幸運を祈る。」と言った
●迷路の中心は内なる自分の声であると気づいたドロレス
●屋外で開かれている祝賀パーティー。フォード博士はスピーチを始める
●リーがホスト保管庫へ向かうとそこは空っぽだった
●森の奥から何やら物音を聞き、そちらを見つめる黒服の男。森からは大勢のホストが現れる
●パーティーの会場にいるテディの所へドロレスがやって来て「この世界は彼らのものじゃない。私たちのものよ。」と言った
●「最後の作品を楽しんでください。心から。」と言ってスピーチを終えた博士。博士の背後に回ったドロレスは彼の後頭部を撃ち抜いた
●森の中から狙撃され腕をケガする黒服の男
●会場ではドロレスがゲストたちを銃撃していた…
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過去と現在、現実と幻覚が入り混じるので複雑になりますがブルーのドレスが過去のドロレスでシャツとパンツが現在&ウィリアムとの過去のドロレスってことで表現しているのですよね。
今さら思ったのですが、よくドロレスとバーナードが話していましたよね。あれってバーナードではなくてアーノルドで過去の出来事ってことなんですね。
そして黒服の男はウィリアムだったのですね!ウィリアムとして初来園をした時にドロレスに夢中になり…でも再会したドロレスは自分のこと覚えてないくて”本物”ではないと悟ったのですよね。更に殺戮を繰り返したりで自分の本質を知ってしまって黒服の男となったというわけですか。来園時は白い帽子をチョイスしたウィリアムが黒い帽子を被るようになったのも内面が現れているようで良かったですね。しかもデロス社のトップで、ウエストワールドの株を過半数持っていると言う大物だったのか。
それからメイヴは目覚めて脱走するという手順がもう仕込まれていたのですね~。でも列車から降りそれに抵抗した形になるのか?それとも抵抗するのも組み込まれていたのか?
結局ドロレスたちには”意識”があると言う解釈で良いんですよね。迷路の中心は内なる自分の声、つまり意識って感じで。ドロレスやメイヴはそれが色濃いってことで。ドロレスが今後ホストたちを”自由”にすべく行動していくのかな~。
色々と難しくてなかなかこうだと言いきれないのですが、ようは博士は退任させられるのに我慢できずアーノルドと同様ドロレスを使って自殺したと言うことでよろしいでしょうか?
置き土産としてホストたちの反乱を用意して行った形?
全てはこの時のために博士がドロレスたちを導いていたのだと思うのですけれどもそれで合ってるのかな…w
この終わりからのシーズン2はどんな展開になるのでしょうか。楽しみですね!
あ、第10話はスタッフロールの後にアーミスティス姐さんの勇姿が観られますのでそこまで観てくださいw
Westworld season1 ep10 season final
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Comment
こんにちは!見終わりましたー。
前回はうれしいお返事をありがとうございます。
途中、バーナードーー!!や、ウィリアムがーー??!なびっくりシーンに口ぱかーと開けて見ていましたが、哲学的なセリフが増えてきて頭の中が???になることもありました。
でも、まあそれは置いておいて一気に見たいー、という気持ちが勝るドラマでした。
ゲームオブスローンズもそうですが、オープニングはじめ楽曲も好きです。
博士が自殺に仕向けたのは、友人アーノルドへの贖罪の気持ちもあったのかな?と思ったのですが、テレサやエルシー、人間にも直接でないにしろ手をかけてしまった狂気のおじいちゃんなので、違うかな。というか、後のシーズンでまたジャーン!って登場したりしません?
ローガンが裸で馬に括り付けられて走らされましたが、あれはあの後ローガンは死んだ(ウィリアムが見殺しにした)ということで良いのでしょうか?それともスタッフが迎えに来て助けてくれたとか?会社はウィリアムのものになったようですから、ちょっと気になりました。ローガンは嫌な奴だけど、あの状態で死ぬのはかわいそう過ぎました、馬も。
個人的には、ウィリアム爺さんがメイブと娘を虐殺したのを知ってからは、サイコ野郎にしか思えなくなりました。
ホストを殺しまくる理由やザ・暴力の性格にも深い意味があるのかと思っていたので、うーん、今後彼はどうなるのでしょう。
ゲームオブスローンズも、シーズン2途中あたりから爆発的に面白くなったので、このドラマもそれに期待して見続けようと思います。
冬来たるさん
コメントありがとうございます!
思わずえーっ!と叫んでしまいそうな展開が何度もありましたね。そしてここでこうつながるのか!と納得しつつ最後の驚きの締め。
小難しいドラマでなかなか言葉で状況を説明できないですが、とにかく奥が深いなと言う感じですね。
人間の深い深い闇が表れているような…そんな感じすらさせてますよね~。
色々とグロイ部分もありますが人間の隠れた本性が暴かれたりするのも興味深い所です。
あんな純朴青年だったウィリアムの豹変ぶりもスゴイですね。
私的にはローガンは生きていると思いますよ。帰されただけかな~と思います。
私もオープニング曲すごく好きです!映像もカッコイイんですよね!
劇伴を手掛けられたラミン・ジャヴァディさんはGOTの劇伴もやってみえるそうですよ。GOTもかっこいいですもんね。
どこかの記事で読んだのですが、オープニング曲は最初はバイオリンがピアノを教えるような形で旋律を奏でますが、次第にピアノが追い付き追い越し暴走する様を表現しているそうでそれはつまりウエストワールドでの人間とホストの関係を表しているそうです。
それを知ってから増々興味深く、なるほどと思いながら毎回聴いています。
シーズン2は増々規模が大きくなりそうなので?楽しみましょうね♪
恥ずかしながら、劇伴という言葉を初めて覚えました^^;ありがとうございます!なるほどー、それを聞いて感動して何度もオープニングをリピートしちゃいました。
GOTと同じ担当者だったのですね。GOTもそうですが、ある回、あるシーンだけでしか使われていない、もったいない、とても秀逸でかっこいい曲がいくつもありますよね。料理中なんかにYouTubeでずっと流しています。
改めて、作品において劇伴はとても重要だと分かりました。←覚えたてなので使わせて下さい。
ローガンは生きていますね。ボブ江さんの、帰されたというのを読んで、あ、そうだ^^;と思いました。あそこはあくまでもテーマパークですものね。
ただ、スタッフはたくさんいそうですけど、ホストたちの反逆を許した時のように、抜け穴がたくさんありそうですね。
全面ガラス張りだし監視カメラ付きなはずなのに、わりとばれずに色々できちゃっていましたよね(笑)
冬来たるさん
コメントありがとうございます!
わたくしも、劇伴という言葉つい先日覚えた所ですの(笑)
何だか雰囲気だけでなく奥深く考えて音楽も作られているのだと思うとちょっと感動してしまいますよね。
料理中に音楽聴くのいいですよね~。私もよく聴きながら料理するんですけどそれは瞑想の一種だそうですよ。ほんとかどうか知らないですけどw
音楽ってすごいですよね。その音を聞くと記憶が蘇ったりとか。ドラマや映画だと使われていた曲を聴けばシーンが頭の中で浮かびますもんね。
監視がキツイのか甘いのか(笑)という部分もありますがあっちもこっちも動いて忙しいウエストワールド。
私の観た海外ドラマの中では一番モザイクが多いのではと思っておりますw