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ウォーキング・デッド シーズン9　第9話『死人の正体』(Adaptation)

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ネタバレしています。まだの方はお気を付けください。

ルーク

ユミコ

マグナ

マルコ

ローズ

DJ

リディア

ビッグ・リッチー

恐るべきはやはり人間である

辺りに濃い霧がたち込める墓地。そこで謎のウォーカーの皮を被った人間たちに襲われてしまった一行。ジーザスの体からはドクドクと血が流れていた。
「お前たちは今から死ぬ」と響き渡るおぞましい囁き声。ミショーンはユージーンたちに「行って」と言い彼らを先に出て行かせる。アーロンとダリルがジーザスを担いでいる間、ミショーンは迫りくるウォーカーたちを斬りつけていた。しかし囲まれ、ウォーカーに紛れていた人間がミショーンに襲い掛かる。そこはユミコが弓矢で援護をしてくれたのでミショーンは助かった。「行くぞ！急げ！」とダリルが言いミショーンも門の外へと出る。ダリルは門の鍵を閉めその場を離れるがウォーカーの一人はそれをそっと開けていた…
陽も昇りすっかり霧も晴れたが、ダリルたちは辺りを警戒しながら進んでいた。ウォーカーの皮を被り、ウォーカーのフリをして人間を襲う集団がいると知った彼らは少し動揺していた。一体何のために？どうして？と疑問を感じつつしばらく進む。ダリルは初めて見る面々を気にしていた。ミショーンは「ジュディスが見つけ信用した。私もよ。」と言いダリルは「そうか。」と答えた。また仲間を失い辛い思いをさせられている2人。ミショーンは「ありがとう。彼を捜してくれて。それからその後のことも。」とお礼を言った。そんな話をしているとドッグが吠え始めた。吠えた先には数体のウォーカーがいる。皮膚マスクか本物か分からない状況である。ダリルはクロスボウを構えるとまず一体の太ももに一発かました。矢が刺さっても声をあげず、まだこちらに向かってくるため本物のウォーカーだと分かった。そして次のウォーカーにも同じように矢を放つ。すると痛みで激しい声をあげた。大きな声をあげ倒れ込んだ偽ウォーカー。周りにいた本物のウォーカーに食われ始めた。だが残りの偽ウォーカーはそれを見て引き返そうとする。しかし後ろにはミショーンが回り込んでいた。偽ウォーカーは武器を出して戦闘態勢に入るがミショーンは刀で始末した。もう1体の偽ウォーカーも武器を取り出したものの人数で敵う訳がない。両手を上げてその場に座りこんだ。ダリルが皮膚マスクをとるとまだ若い女の子だった。ミショーンは「何人いるの？」と詰め寄るが女の子は「あなたたちがみんな殺した。」と答える。本当の事を話していないと考えミショーンたちは女の子をヒルトップに連れていくことにした。

謎に包まれた敵の正体

みんながヒルトップに戻って来て住人たちは嬉しそうな顔をした。しかしうつぶせに馬に乗せられたジーザスの姿を見てすぐに表情は曇った。言わずとも何が起こったのか理解した仲間たちは抱き合い、そしてジーザスに手を置き悲しんだ。
目隠してして連れてこられた偽ウォーカーの女を見てローズは「犯人はそいつ？」と聞く。ミショーンは「いいえ。彼女の仲間よ。」と答えた。ローズはタラにジーザスがいなくなった今、頼りなのはタラであるから”正しい判断”を下して欲しいと言った。タラも「分かってる。」と答えた。
偽ウォーカーは地下牢へと連れていかれる。そこには飲酒の件で入れられたヘンリーもいる。ヘンリーは「どうしたの？」とダリルに尋ねる。ダリルは「ジーザスが死んだ。」と伝えた。
タラとミショーンは偽ウォーカーをイスに座らせ尋問を始める。仲間は何人いるのか？この町のことや自分たちのことを知っていたのか？色々聞くが私は何も知らないと言うばかりで全く質問の答えになっていなかった。
らちが明かないのでタラたちはまた時間を置いて尋問することにした。
ヒルトップではジーザスの埋葬が始まる。ダリルはその様子を見ていたが、足早に地下牢へと向かった。「お前は誰だ？死にたいか？今仲間を埋葬してる。次はお前が首を吊られる番だ。俺がお前を引きずり出せばな。仲間は何人だ？」と喉元に手をかけ詰め寄る。それでも偽ウォーカーの少女は「10人…かな…マスクを被って名前はない」となかなか本当の事を話さない。分からないフリを続ける少女だが「壁があっても生き延びられない。私とママは見て来た。身を守るためには死人が必要よ。生きてる人間は恐ろしい。」と言う。だが仲間の数については分からないを繰り返した。少女にナイフを突きつけ脅しにかかるダリルは少女を牢から引きずり出そうとするがヘンリーがやめるように呼びかける。「黙れ！」と返すダリルだが一旦は少女を放し去って行った。
ダリルが去ると少女はヘンリーに「ありがとう…助けてくれて。」とお礼を言う。ヘンリーは「当然だ。あんなのひどいよ。僕はヘンリー。」と答えた。すると少女は「リディアよ。」と名乗った。その会話はダリルが外でしっかり聞いていた。

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ニーガンの家出

檻のカギが開いていることに気付いたニーガンは夜更けにそっと抜け出した。辺りを警戒しながら外へ出ると久しぶりに見る空に嬉しそうな顔をした。そして菜園でトマトをもぎ取りそれを味わうように頬張った。
ニーガンはシャベルを手にすると、ある家へと向かう。そこはジュディスの部屋だった。壁に貼られた”いつも家族は私のそばに”と書かれリック・ミショーン・カール・ジュディスが描かれた絵。ニーガンはそれを見ると少し考えた顔をした。そして掛けてあったコンパスをとった。
辺りが白み始めた頃、ニーガンは”支度”を済ませ壁に向かう。脱出しようと壁を上り始めると「もっと賢いかと。違ったのね。」と言う声がする。横を見ると銃を構えたジュディスがいた。ニーガンはマジかよって顔を見せるが「撃ちたきゃ撃て。戻るつもりはない。こうしよう。お互い別の道を行き二度と会わない。」と言う。ジュディスは「答えはノーよ。」と言って銃をクイッと動かしニーガンに下りるように指示した。
やれやれという感じでニーガンは下り「誰も傷つけないと君に約束する。襲われたとしてもその人を傷つけない。だから行かせてくれ。」と言う。ジュディスはその言葉を信じ銃を下ろしてくれた。ニーガンは再び壁を上り始める。ジュディスは「ねえ。私の部屋に？」と聞く。ニーガンが首から下げているコンパスが自分のものであると気づいたのだった。ニーガンは「返してほしいか？」と聞くがジュディスは「あげるわ。道が見つかるように。」と言った。そして「今度会ったら撃つわよ。」とも言う。ニーガンはニヤリとしながら「ああ、そうしろ。」と言った。

これが俺の生きる道

久しぶりのシャバの空気、太陽の光にニーガンは満足そうな顔をした。くつろぎながら、時にはウォーカーを倒しながら進む道中に一軒の洋服屋を見つけた。ボロボロになった店内だがまだ洋服が数点残っていた。ニーガンは”革製品　↓”と書かれた案内を見るとニヤリと笑い奥へと進んだ。革ジャンを見つけると蜘蛛の巣を払い着てみる。その時背後から唸り声が聞こえる。振り向くとそこには犬が1匹。ニーガンを威嚇している。「やあ、ワンコ。」と声をかけるニーガンだがその瞬間奥から2匹の犬も出て来た。さすがに3匹の犬は相手にできないと踏んだのかニーガンはダッシュで逃げると棚の上に身を隠し何とかやり過ごそうとした。一旦犬たちが離れるとその隙に外へ逃げ出そうとするが扉を開けると目の前にはウォーカーが…。ニーガンはウォーカーを掴むとそれを犬の方にやってウォーカーに犬を食べさせたのだった…。
その後ニーガンは聖域へとやって来る。「帰って来たぜ。」と目をキラキラさせたニーガン。革ジャンを羽織り鉄パイプをまるでルシールのように担いでいた。
人もいなくなりすっかり廃墟と化している聖域。ニーガンは扉を開けると口笛を吹いたが荒れ果てた中を見て寂しそうな顔をした。すると何か物音が聞こえそちらへ向かう。扉の向こうでウォーカーがバンバンぶつかっている。ニーガンはそのウォーカーを見ると「ビッグ・リッチー。お前か？驚いたね。最後まで忠実だった。」と言った。
ガランとした聖域。高い所から外を眺めてみても、かつて会議を行った席に座ってみても、あまりの寂しさに家具をセットして部屋風にしてみても虚しさが募る。ニーガンは鉄パイプを握ると外にいるウォーカーたちを始末し始めた。だがビッグ・リッチーだけは殺さずにそのままにした。
聖域に戻ると首から下げていたジュディスのコンパスを眺める。ニーガンはビッグ・リッチーを屋内に入れると「悪いな、大男。道を間違えた。」と言ってビッグ・リッチーを始末した。
ニーガンは壁の中に隠しておいたバイクで走り出した。しばらくすると前にジュディスが立ちはだかりニーガンに向けて発砲した。ニーガンは弾は当たらなかったものの避けたはずみで転倒してしまう。銃を向けるジュディスに「落ち着いてくれ。撃つとは言ってたけど…何だよ。」と言う。ジュディスは「たくさんの人が捜してる。(外には)何もないと言ったでしょ。」と言った。ニーガンはジュディスにコンパスを返す。ジュディスは「アレクサンドリアへ？」と聞く。ニーガンは「ああ。檻に戻る。君が正しかった。外を見て回ったが俺には何もなかった。今はもう。」と答えた。「戻ったあとは？何をするの？」とジュディスは聞く。ニーガンは「分かったら教える。」と言った。ジュディスは納得したようで2人は共に歩き出した。

仕掛けられた罠

なかなか戻らない仲間の捜索のためアルデンとルークは馬に乗って出かけることになった。
たわいもない話をしながら辺りを回っているとルークが木に刺さった弓矢を見つけた。近くの木にも刺さっていて、それはまるで道しるべのようになっている。ルークは「ユミコのだ。俺たちに捜してほしくて残したんだ。」と言った
弓矢をたどって森を進む2人。だが彼らの前に現れたウォーカーがふと動きを止めた。ルークは「変だな。」と言う。気づかぬうちに2人はウォーカーに囲まれていた。
人間のように直立するウォーカーたち。驚いていると前にいたウォーカーはさっさと歩きはじめ手に持っていた弓矢をルークたちに向けて放った。そしてショットガンを構えると「ここが終点だよ。」と言った。

ようやく後半始まりましたね～。また皆さん宜しくお願いします。
後半スタートから色々あってなんか楽しめそうですよね。
とりあえずジーザスはやっぱり死んでしまったのですね(´；ω；`)淡い期待を抱いていたけどやっぱり無理でしたか…
なんか主要人物が亡くなると色々思い出深い分辛いですね。アーロンともっと戯れて欲しかったです。アーロンも辛いでしょうね。
マギーが去り、ジーザスが亡くなった今後はタラがヒルトップのリーダーなのかな？ダリルがきっとサポートしてくれますよね。
ジュディス生意気でかわいいですね～。しっかり者でおばちゃん安心だわ。ヘンリーの方がふわふわしてるから心配になります。ヘンリー、リディアのこと逃がしたりするんじゃないかとか思うのですが大丈夫かな？
ダリル先輩がちゃんとその辺目を光らせてくれますよね？
ジュディスと親子かな？ってくらい絆が深いニーガン一等兵ですけど、彼もまた監禁生活の中で心境の変化があったのですよね。外へ出て今の状況を感じ、聖域に行ってかつての自分の帝国に誰もいない寂しさを感じて、ならば監禁されていても人(ジュディス)がいて温もりがあるアレクサンドリアが良いと思ったのでしょうか。
今後ニーガンがどのような働きというか活躍するかも楽しみですよね。守るべきものが何か分かってる気がするからもし偽ウォーカーたちが攻撃を仕掛けてきたら黙っちゃいない気もします。
それで、あの偽ウォーカーたち。ウィスパーズやらウィスパラーズやら言われてる集団ですが
かなりの人数ですよね。ルークたちに銃を向けた女性はリディアのお母さんとかなのかしら？
ルークとアルデンを人質にとってリディアと交換とか…？かなりヤバそうな集団だしちょっと怖いですよね～。
もう安心して(？)外歩けないし。いちいち攻撃しないと見分けがつかないのもメンドウですよね。
マスクキモイけど、何か今までにいないタイプの敵っぽくて面白くなりそう！
あ、ロジ子、妊娠おめでとう！てかゲイブリエルの子じゃないんか～い！！
ユージーンは遊び相手にもなれなかったんだから、もうあきらめた方がいいぞ？(笑)

今日の一枚

The Walking Dead season9 ep9