【映画】インターンシップ

2015/10/25

※この記事にはプロモーションが含まれています

インターンシップのあらすじ

超アナログの中年二人が突然職を失った！彼らはデジタルの最先端グーグルのインターンとなり正社員の座を勝ち取ろうとするが、集まったインターンたちは高学歴の若者たちばかりで…

ネタバレはしていませんので安心してご覧ください

2013年　アメリカ　120分　コメディ　ドラマ　(原題：The Internship)

時計販売会社のやり手セールスマンコンビ、ビリーとニック。だが時代の流れで携帯で時計を見る人が増え腕時計を見る人が減り会社は倒産してしまう。
突然職を失い途方に暮れる二人だが、何を思ったかデジタルの最先端を行くグーグルのインターシップに参加することにする。ハチャメチャなビデオ面接にも奇跡的に通り、二人はグーグル本社へ。
そこで話される言葉を全く理解できないアナログ中年たちだが、引っ込み思案のアジア系青年ヨーヨー、変わり者の女の子ネーハ、スマホの画面を凝視するためいつも下を向いてばかりのスチュアート、それにグーグルの社員でありチームマネジャーの頼りなさそうなオタクのライルと余り者チームを組むことになる。
日々出される課題を乗り越えて正社員の座を手に入れられるのは1チームだけ。
しかしビリーとニックは全く専門知識0の為足を引っ張るがネット世代では考え付かない人間的なアイディアでチームを団結へと導いていく

という感じのお話しです。ネットを使いこなせない中年たちが、ネットが全ての若者たちに挑んでいくわけですが、グーグルの”多様性”と言う理念を見事に実践していましたね。とは言えやはり課題には大苦戦。「バグを見つけて修正せよ」とか、「人気になるアプリを今すぐ作れ」とかそう言ったことには全く参加できず…。でもおじさんたち技術的なことはダメでも人間らしさでチームをまとめて行きます。行き詰ったチームを外の世界へ連れ出しお姉ちゃんがセクシーに踊る店へ行くと怖いママに育てられていつもビクビクしているヨーヨーの殻を破らせ、はじけてる変わり者のネーハが実は自分に自信がないと聞くと、励まし自信を持たせてあげたり、いつもスマホを見てるスチュアートに外の景色の素晴らしさを教えたり、オタクのライルに好きな女性に思い切りぶつかれとアドバイスしたり。そのうちチームはお互いを分かり合えるようになっていきます。課題にも一致団結して望み、おじさん達もネットの知識を学び、お互いが高め合っていけるように。
ネットにあることが全てじゃないということと、人間同士が直接つながる温かみとか、グーグルの会社の中は食べ物が無料だとか、グーグルの自転車や外のパラソルの色はグーグルカラーだとか色々感動しつつ、やっぱりグーグルとかピクサーとかはすごい会社なんだなと感心してしまいました。そんな感じで楽しめた映画です。ちょっとホロリとしちゃったし。なかなかおススメです。

インターンシップ DVD