エクソシスト 孤島の悪魔 第2話『心の拠り所』
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彼らの里親として過ごすアンディ、そして様子を見に来ていた児童相談所職員のローズ。
ある日突然彼らを襲う怪奇現象の数々…。
トマスとマーカスは彼らを救うべく再び悪魔に立ち向かう!
エクソシストのシーズン2になります。
ネタバレしています。まだの方はお気を付けください。
異常な姿を目にし…
目を覚ましたマーカス。しばらく気を失っていたようでトマスと共に納屋に縛り付けられていた。シンディは悪魔祓いの途中で連れていかれ今は病院にいるとのこと。それを聞いたマーカスは病院にいる者も皆死ぬぞと言うが全く信じてもらえない。そこへシンディの夫ジョーディがやってくる。一向に良くならないシンディは集中治療室にいるらしくジョーディはシンディに何を与えたのかと聞いてくる。だがトマスたちが与えたのは水と塩だけであった。マーカスはシンディの中にはルシファーと言う毒が息づいていると話すがジョーディはやはり信じてくれない。トマスは「シンディが通う教会はどんな感じ?ピクニックテーブルが二つ並び…」と意識の世界で見た教会の特徴を話した。そしてシンディがラジオで聞いていた曲を口ずさむ。それを聞いたジョーディは「前に行っていた教会だ。10年行ってない。」と言う。トマスは「彼女にとっての安全な場所だ。今そこで彼女は助けを待ってる。変に聞こえるだろうが私を信じてくれ。」と言った。しかしジョーディは「妻が死んだら殺す。」と言って再び出て行ってしまった。病院に戻ったジョーディはシンディに話しかけ聞こえているなら僕の手を握ってくれと言う。シンディは苦しそうな呼吸をしていたがジョーディの手を強く握ると咆哮を上げ体を思い切り反らせた。電気は激しく点滅し医療機器もおかしくなる。シンディの異常な姿を見たジョーディは納屋で見張るイトコに連絡。トマスたちを病院に連れてくるように言った。
歌の記憶
トマスとマーカスが病院に連れて来られるが病院は人の姿がなくサイレンが鳴り響いていた。どうやら安全確保のため避難させたということだがシンディはというと奥の部屋で男性を捕まえていたぶっていた。ジョーディたちは成す術もなくただ隣の部屋でそれを見ているしかなかった。
そこへやって来たトマスたちは扉を開けシンディと対面する。シンディは男性の首を絞め上げて嬉しそうな顔をすると「とても甘い。まるで盗んだ飴のようだ。」と言う。そして男の頬を食いちぎったりと好き放題やっていた。トマスは中にいるシンディに話しかけるが悪霊は「それが望みか。」と言って男の喉を長い爪で切り裂くとすごい勢いで天井を突き破り天井裏へと逃げ込んだ。物音を頼りに追いかけるマーカスたち。シンディがいたのは新生児室だった。赤ん坊を抱くシンディにマーカスは説得を始めるが全く効かない。トマスは例のラジオから流れていた曲を口ずさむ。するとシンディが反応するがシンディはマーカスの喉元を掴み片手で軽々と持ち上げた。トマスは歌い続ける。するとシンディの表情に変化が現れ共に歌を歌い始めた。トマスはゆっくりシンディの抱える赤ん坊を取りあげその瞬間に背後からマーカスが襲い掛かる。何とか押さえ込み再び悪魔祓いを開始する。だがシンディは「秘密をお前に教える。」と言いその瞬間トマスは再び意識の世界へと飛んでしまった。教会の中にはシンディがいた。シンディは「中にいるわ。」と告解室を指した。トマスは中へと入るが悪霊に心を許すことなく強い気持ちで「主よ救いたまえ!」と言う。現実世界のマーカスの祈りの声に合わせ何度も「主よ救いたまえ!」と繰り返す。悪霊は顔が黒くなり皮膚がはがれて行く、そして咆哮を上げるとぐったりとした。トマスも現実世界へと戻って来る。シンディの悪魔祓いは無事に終了した。
毒されて行くバチカン
バチカンで調査を続けていたベネット神父。しかしそんなベネットの動きを知った控訴院が話を聞きたいと言ってくる。ベネットは今までの調査結果を踏まえて教会のあらゆる階層にも悪霊が潜んでいると話し警告をするが全然信じてもらえない。更にはそこへベネットを散々苦しめたギーヨ枢機卿がやって来る。悪魔憑きの疑いが掛けられているギーヨ枢機卿だが余裕の笑みを浮かべていた。ベネットは「教皇暗殺の証拠がある。あなたは私の頭に袋を被せ手首を切らせて悪霊のいる部屋に放置した。」と言うが他の枢機卿から「やめたまえ。そのような誹謗中傷は許さん。」と言われてこれも信じてもらえなかった。ギーヨ枢機卿は「ここで証明すべきかな?」と言うと部下に何かを持って来させた。箱の中から出されたのは聖水、そして塩(だと思う)。グラスにそれらを入れると祈りを唱えて一気に飲み干した。何も変化が起こらずギーヨ枢機卿は「もうよろしいかな?」と言い他の枢機卿も「時間を無駄にしました。」と言った。
ギーヨ枢機卿が去ると枢機卿は「たしかに教会に対する謀略はあった。だがそれは追放されたはぐれ神父によるもの。教皇の暗殺を企て修道士を一人殺害した男だ。答えなさい、ベネット神父。マーカス・キーンはどこだ?」と言った。
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危険が迫るエクソシストたち
もはやバチカンでは悪魔祓いは過去のもの。誰もが権力を振りかざしベネットの仕事を奪って行き毒されている。
カロ枢機卿はベネットはここではやっていけないと判断し一枚の写真を渡す。そこに写っている女性を守るんだと言った。大義を守るためにもそれは必要なことだと言う。
準備を整え出かけようとするベネットが階段を下りていると不穏な動きを感じた。部下を2人連れた枢機卿がカロ枢機卿の部屋をノックし「カロ枢機卿、ご同行願います。」と言った。カロ枢機卿とベネットは目で会話をしていた。
ベネットはその後マーカスへ電話を掛ける。「電話を切ったら携帯を処分しできるだけ遠くへ逃げろ。バチカンは冒された。君も危険だ。分かったか?」と言う。マーカスは「分かった。連絡手段は?」と聞く。するとベネットは「ない。私が君を捜し出す。」と答えた。
孤島の異変
ケイレブが夜中に抜け出し井戸の蓋の上に立っていた件でローズからケイレブには問題があるのではないかと言われるアンディ。ケイレブは部屋に引きこもっているが他の子たちはいつものように朝食の準備をしていた。そこへ近所で農園をやっているコリーンとラスの老夫婦がリンゴを持ってやって来る。そしてシェルビーにもうすぐ羊の赤ん坊が生まれるけど見たいか?と誘ってくれた。こう言ったことに興味を持っているシェルビーは嬉しそうな顔をして行くよと返事をした。
一方ケイレブとアンディとローズは昨晩のことについて話をするがケイレブは散歩に行っただけだと言いそれ以上は話したくないと言った。ローズはケイレブには鬱や自傷の傾向があるのではとアンディに話す。アンディにはそう言った傾向を見抜く力がないのではとも言う。何にせよこの件は報告書に書かなくてはならないし、アンディの管理能力等も含めもしかするとこのホーム自体がなくなる可能性も出て来た。
その頃羊の出産を見学しているシェルビーだがどうも羊の様子がおかしい。横にいる馬も落ち着かない様子で啼いている。コリーンたちは羊の赤ん坊を引っ張り出すがその子羊は牙が生えまるでモンスターのような姿をしていた…。シェルビーは現状がよく理解できずただただ驚いていた。ラスは仕方なくピッチフォークでその子羊を始末した。
家を守るもの
ケイレブがアンディの部屋へとやってくる。「謝りたくて。」と昨夜のことを謝るケイレブにアンディは気にするなと言った。ケイレブは本当の事を話すと言って、実は一人で出て行ったのではなくヴェリティと一緒だったと言う。ヴェリティに井戸に行き上に立って10数えろと言われたけどやっている最中にヴェリティは自分を置き去りにしたというのだ。
それを聞いたアンディはヴェリティの部屋へ行く。ヴェリティは儀式のようなものでやらせたけど…と話すがそれは昼間の話で夜に連れ出したと言われて意味が分からないと言う感じだった。だがアンディはヴェリティがやったと決めつけている。ヴェリティは「子供のことちっともわかってない父親みたい!私がケイレブを傷つける?出てって。」と怒った。
その頃暗くなった森の中を聖書と懐中電灯を持って進むシェルビー。だが辺りからは動物の鳴き声や妙な叫び声のようなものが聞こえて来る。だが当然何もない。シェルビーは怖くなって走りだした。
アンディはローズに子供たちの通過儀礼みたいなものをやらされていたみたいだと報告。ローズはひとまず納得し報告書には記載しないことにした。
その後アンディは外で何か物音がするのに気づき警戒しながら辺りを探る。すると家の扉に血の手跡が…。驚くアンディに声を掛けたのはシェルビーだった。子羊の死体がくるまれた血の滲んだ白い布の塊を抱きながらシェルビーは「子羊の血は家を守るんだろ。他にどうもできず…森に何かいる。」と言った。
トマス&マーカスの悪魔祓い、孤島での変化、そしてやっぱりまだまだ続いていたバチカンの戦い。
3方向からの物語であっちこっち飛ぶから忙しいですわね。
シンディの悪魔祓いは無事に済んで良かった~。ジョーディさんもあんな姿見たら信じないわけにはいかないですよね。赤ちゃんを人質にした時はヒヤヒヤしたけどトマス&マーカスのコンビネーションで上手くやっつけられて良かったです。
そしてまだまだ続いていたバチカン編(笑)ベネットの唯一の味方だったぽいカロ枢機卿。どうやら消されてしまうのか”統合”されてしまうのか…。
彼に託された写真の女性。銃は持たせるなって行ってたからなかなかのじゃじゃ馬かしら。新たな人物の登場は楽しみですね。ベネットさんも強者だからマーカスたちと合流してほしいな。
それからアンディの妻のニコールさんは自殺だったのかな…。ケイレブのことに絡めてその件を突っ込むローズって最悪やん…。あんな人の傷口に塩塗るような真似ようできるな…。消化の仕方は人それぞれやぞ。
孤島のパートも虫の湧いたリンゴやら牙の生えた羊の赤ちゃんやら…。奇妙な出来事が色々起こるようになってきましたね。徐々に迫る恐怖って感じで、いかにもホラーって所大好物です♡
グレースちゃんの「私をどこへも連れて行かせないで。」っていうセリフ。ホームが閉鎖になるって言い合いの直後だったから他の施設へってのが妥当だと思うのですが、ホラー的に考えるとアレですよね。悪霊がグレースちゃんを連れて行こうとしているんだわっ!
あー楽しい。また次回が楽しみでごわす。
THE EXORCIST season2 ep2
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