エクソシスト 孤島の悪魔 第8話『唯一の救い』
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彼らの里親として過ごすアンディ、そして様子を見に来ていた児童相談所職員のローズ。
ある日突然彼らを襲う怪奇現象の数々…。
トマスとマーカスは彼らを救うべく再び悪魔に立ち向かう!
エクソシストのシーズン2になります。
ネタバレしています。まだの方はお気を付けください。
続く闘い
アンディの悪魔祓いが始まって3日が経っていた。ローズや子供たちはラスの家に避難しているがラスたちにはアンディは肺炎だと嘘をついていた。
アンディに憑りついた悪霊はマーカスに「相棒はいつしくじるか。前の奴のようにだ。”教会のネズミ”の話は内緒か?」と言う。トマスは「何の話です?」とマーカスに聞いた。マーカスは「気にするな。」と言うがアンディはふははははと邪悪な笑い声をあげている。マーカスはアンディのおでこに手を乗せると「人は欺けても神はだませぬ。アンディ、闘うんだ。神が汝を追放する。」と言って聖水を振りかけた。
その頃アンディは意識の中でニコールの姿をした悪霊と横たわり幸せな時間を過ごしていた…。
アンディを救う方法
マーカスはラスの家にいるローズに話をしに行き「通常悪魔祓いは数週間かかる。時には数ヵ月。だがそんな時間はない。今のアンディは夢と現実の違いも分かってない。闘う理由を伝えたい。」と言う。ローズは「ダメよ。子供たちを彼と同じ部屋に?」と言った。マーカスは「全員じゃない。一人でいい。」と答えるがローズは「子供をおとりにするなんて彼も望むかしら。」と言う。「アンディを失ってしまう。」とマーカスが言うとその話を聞いていたヴェリティが「私がやる。あの時助けるべきだったと後で後悔したくない。」と申し出た。
その頃バスタブに入れたままのハーパーの母親の遺体を気にしつつもアンディに水を飲ませていたトマス。だがアンディに背を向けた時に何やら気配を感じ振り向くとアンディの上に青白い顔をして全身ずぶ濡れのニコールが乗っているのを見て驚き、手に持っていたグラスを落として割ってしまった。トマスは自分にこれは幻覚だと言い聞かせるようにキツク目を瞑る。再度目を開けた時にはニコールの姿は消えていて少し安心し落ちたガラスの破片を拾っていた。だがガラスの破片の一つをいつのまにかアンディが拾い握りしめていた。
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伝わる言葉
ローズに連れられヴェリティが家へとやって来る。ベッドに縛り付けられているアンディに声をかけるとアンディは目を開けた。ヴェリティは傍へ寄ると「言っておきたいことがあるの。中にいるなら。いるんでしょ?アンディとニコールはもらい手のない私を引き取ってくれた。私を信じてくれたからよね。」と言う。するとアンディはふっふっふっふと不敵な笑いをし「君を信じた?かわいそうに何もわかってない。金のためだった。路地で冷たくなった君の遺体が見つかる。腕には注射の痕。不遇な子と皆が哀れんでる。誰にも望まれない子の悲しき末路だ。死ぬまで誰にも拾われない。」と言う。そして次はニコールの声色で「ヴェリティ?分かる?ニコールよ。私が何を思っていたか知りたい?入水した時よ。こう思った。”ムカつくヴェリティを見なくて済む”。」と言った。トマスはヴェリティに「君の母親じゃない。悪霊が話してる。事実を頼りにしろ。嘘は信じるな。悪霊の言葉に耳を貸すな。」と言う。ヴェリティはさらにアンディに近づき「言う通りよ。がっかりさせた。私は生意気で反抗的で自己中だった。イヤというほどアンディたちを振り回せばいい里親を演じるとかバカなことやめて私を嫌いだと認めるかもと。他の人みたいに。でも違った。私が何をしてもいつも愛してくれて私のことを信じて私のために闘ってくれた。ステキなパパだった。お別れは言いたくない。だから闘ってよね。戻って来て。」と言った。じっと聞いていたアンディは手に持っていたガラス片をぎゅっと握り締め血を流している。ヴェリティがアンディのおでこにキスをするとアンディ本体が出て来た。「ヴェリティ、よく聞け。君を愛してるが出て行くんだ。娘を連れ出せ。娘を連れ出してくれ!部屋から出せ!」とアンディは苦しみながら言った。すぐにヴェリティは部屋の外へ出されトマスとマーカスは祈りの言葉を捧げ始めた。
放たれた野獣
長い間睡眠をとらず疲れ始めていたトマスたち。マウスのことで悪霊に挑発されるマーカスは感情的になってしまった。トマスは落ち着くために交代で睡眠をとろうと言ってまずはマーカスが休むことになった。
その頃ローズと子供たちは本土へ行くために船を待っている所だったがヴェリティの姿が消えていた。ローズが子供たちに聞くとヴェリティはラスの家に本を忘れて来たと言って取りに戻ったらしい。ローズはヴェリティを追いかけ戻るように言う。ヴェリティはアンディからもらった本をラスの家のゴミ箱に捨てていたのだがやはり捨てるべきではないと思いなおし一人で取りに向かっていたのだった。「私は人生の全てを捨て去ろうとしてる。あの本はたった一つの…アンディからもらった物。置いて行けない。」と涙ながらに言うヴェリティを見てローズは自分も一緒に行くわと言った。
一方一人で祈り続けるトマス。アンディは手に入れたガラスの破片を使って自分を縛っているロープを少しずつ切り始めていた。しばらくすると休息をとりすっきりした顔でマーカスがやって来た。「さっきはありがとう。俺を休ませただろう。俺が君の面倒を見てたのが逆になったな。君はもう一人前だ。悪魔祓い師だ。君の隣に立ててうれしいよ。兄弟。」と言われトマスは「ずっとその言葉を待っていました。」と嬉しそうな顔を見せ再び2人は悪魔祓いを始めた。
しかし島は停電となる。ラスの家へ着いたローズとヴェリティが暗い室内へと入ってラスたちに呼びかけるが反応がない。ヴェリティはゴミ箱から本を拾うと何やら物音が聞こえる方へ向かっていた。
トマスは相変わらず「祈りを…祈りを…」と言い悪魔祓いを続けていた…はずだったがアンディを縛っていたロープは切られベッドの上にアンディの姿はない。部屋の隅でイスに座ったトマスの目は白くなり同じ言葉をただ繰り返していた。先ほどのマーカスに掛けられた嬉しい言葉。あれも全て幻覚だったのだ。悪霊が見せる幻覚の中でトマスはひたすら祈りの言葉を繰り返していた。
ヴェリティはダイニングテーブルに腰掛けるラスとコリーンを見つけるがコリーンは喉を引き裂かれラスは目にピックを刺されて死んでいた。そこへやって来たローズにヴェリティは「2人とも死んでる!」と言う。だがローズは驚かず「逃げて…。」と真顔でヴェリティに伝える。その後ろからは黒目を光らせたアンディが…。アンディはニヤリと笑うと「やあ、ヴェリティ。」と言った。
悪霊が野に放たれてしまいましたね!トマス~!どこ行っとんじゃ~い!はよ戻って来んか~!
マーカスが恐れていた事態になってしまいましたよね。トマスは操られるほどに侵入されていたのか…。
一体どうなるやら。ローズとヴェリティは大丈夫かしら。ヴェリティの言葉を聞いてアンディが何とか踏みとどまってくれるといいですね。せっかくの絆をこんな形で失って欲しくないです。
そしてマーカスとマウスの関係ですが1999年頃に修道女見習いだったマウスがマーカスの助手というか弟子的な事をしていたみたいですがマーカスってバイなのかな…。お互いのまなざしが弟子と神父以上の関係でしたよね。
ロン毛のマーカスさんがなんか新鮮でしたわ(笑)
で、ある日教会に閉じ込めている悪霊憑きの所へマウス一人で行き悪魔祓いをしようとしたところまんまと悪霊に飲み込まれ憑りつかれてしまったわけで、マウスはしばらくしてエクソシズムが成功して正気を取り戻したけどその時にはマーカスはいなくなっていたと…。複雑ですね。マーカスのせいではないとは思うけど悪霊はマーカスに近い人物だから狙ったみたいなこと言ってましたよね?
ベネットさんは何とか無事のようですがとても動ける状態ではないですよね。マーカスたちを捜さなくてはならないこの重要な時に一体どうするのかな。マウスが1人で動き始めたけれどマーカスを見つけることはできるのか?ここで師弟合流になるのかしら。残りあと2話。ますます激しい戦いになりそうですね。
THE EXORCIST season2 ep8
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