The Exorcistエクソシスト シーズン1 第2話『悪魔を語れば』
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だがこういったことに否定的なトマス神父はアンジェラの言葉を真に受けなかったが、ある日夢の中で少年の悪魔祓いを行うマーカス神父が出て来る。
マーカス神父は実在し、自分が見た夢は現実に起こったことだと知ったトマス神父。その後恐ろしい戦いが始まる…
ネタバレしています。まだの方はお気を付けください。
異変
夜。暗い中タブレットを見ながらキッチンへと降りて来るアンジェラ。冷蔵庫を開けていると男のような低い声で「何とも新鮮な体だ。」と聞こえる。声のする方を向くと暗闇の中ケイシーがイスに座りブツブツと独り言を言っていた。両手で口を覆い驚くアンジェラ。ケイシーは続けて「そして驚くほど柔らかい」と言う。アンジェラは急いでタブレットのビデオでその様子を記録する。もそもそと自分の体に触れながら「見られてるぞ。君のウソつきで卑劣な母親にだ。君のすぐそばにいる。だからもう目を覚ますのだ。起きろ!!」と言うとケイシーは両手で机をたたく。その瞬間いつものケイシーに戻り「ママ?」と言った。
この動画をトマス神父が受け取り、教会中枢部へと悪魔祓いの”許可”をもらいに行くことになる。だが必要なのは精神科医だと言われマトモに聞き入れてもらえなかった。
打ち合わせ中のアンジェラの携帯にメッセージが入る。どうやら娘からのようだ。アンジェラはケイシーに電話を掛けるがケイシーは電話の向こうで苦しそうな声を出している。慌てて家に戻ったアンジェラだが家には誰もいない。もう一度ケイシーに電話をかけると彼女の部屋の枕元に携帯は置いてあった。アンジェラが携帯に手を伸ばした瞬間、家族3人が帰って来た。当然ケイシーは電話を掛けてはいない。アンジェラが携帯を取ると下から赤い虫(ムカデみたいな?)が出て来た。驚く皆をよそにキャサリンがただの虫でしょと言って枕をどかすとその下には何十匹もの赤い虫が蠢いていた。ケイシーはその光景を呆然としながら見ていた。
突然の来訪者
ランニングを終えたトマス神父が家に戻るとなぜか音楽がかかっている。不思議そうに家じゅうを見ていると「卵がきれてる」と言って現れたのはマーカス神父だった。驚くトマスに「君が助けを求めたから」と言うマーカス。そして「少女の話を誰かにしたか?」と聞いた。トマスは「補佐司教に」と答えるがマーカスは鼻で笑って「相手にされなかったろ?」と言った。突然家に侵入したマーカスに警戒心を持ったトマス。マーカスは少女の中の悪魔は今潜伏中で牙をむくタイミングを計っている、警戒される前に少女に会いたいと話した。
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マーカスの信仰心
教会の炊き出しを手伝うケイシー。そこにはマーカスの姿もあった。聖水をペットボトルに入れようとするアンジェラにケイシーの母親だねと声を掛け、聖水を飲み水に入れると効果は分かりずらいが悪魔には堪えるとアドバイスをした。そしてマーカスは炊き出しの列に並びケイシーと会話し彼女を観察した。しばらくすると一人のホームレスがケイシーに近づき「やあ。君を知っている。君は選ばれたんだ。君はすごく特別だ。触られたか?俺にも触らせろ」と言う。慌ててマーカスはホームレスを取り押えるが今度はマーカスに「悪魔を語れば悪魔が来る」と語りかけ去って行った。
ホームレスの事が気になったマーカスは彼を陰から監視していた。するとタッタソール造園と書かれたトラックがやって来てホームレスを乗せ走り去って行く。マーカスはホームレスのテントを探ろうとすると中から女がでてくる。「あんたはいなくなったと聞いたが…やっぱり戻って来た。マーカス神父のことは皆知ってる。皆恐れてた。少年が死ぬまでは。」と言い女は口をぽっかりと開ける。するとそこから悪魔祓いで亡くなった少年の声が聞こえてくる。マーカスは「汚れた霊よ。光の方へ出てこい」と言って十字架を取り出した。女の目は白く濁り、薄ら笑いを浮かべ「命令だと?誰の権限で?」と言いマーカスを茶化す。「イエス・キリストの名において女を解放せよ!」と言い女の額に十字架を当てるマーカスだが何の反応も見られない。女は「噂は本当だったのか。力を失った役立たずめ」と言うとふらふらとどこかへ行ってしまった。
神が望むなら
マーカスのメモや聖書を見たトマスは自分を監視していたことや、子供の拷問写真などあると知り家から出て行ってくれと言った。マーカスはホームレスのことを話し悪霊は他にもたくさんいると言うがトマスは「出て行ってください。今すぐに」と言った。メモやスケッチを片付けながらマーカスは自身の生い立ちを話し始める。7歳の頃父親が目の前で母親を殺し数年間施設に預けられた後教会に売られ、ショーンと言う男の元で4年間過ごしその間に悪霊の憑いた男と対峙させられたこと。その男を見た時マーカスは安堵し”自分に役目があると分かった”と言う。「聖書の言葉は神ではなく人間が作った。だが神が望むなら私はやる。命に掛けて。挑んでみせると誓うよ」と言った。かつての恋人との関係に頭を悩ませるトマスもジェシカと会ったことを話し2人は聖書の一節を唱和した。
その頃とある家では男たちが住民を殺し臓物をケースに入れていた。
ケースを持った人たちが次々に近所中の家から出て来る。その中にあのホームレスの男がいた。ニュースでは9人が殺された大量殺人事件として報道される。ギャングによる犯行ではと言われていたがそれを観ていたマーカスはイヤな予感を抱え外に張り出された”彼(教皇)が来る”と言う看板を眺めていた。
自分にぶつかってくる女子を目で複雑骨折させるケイシー。ダミアン化が止まらないですねw
聖水の効果はあったようでケイシーは吐いてたけど、ロングロングな虫まで吐いててビックリですね。あのムカデ?は悪霊の象徴と言った感じなのでしょうか。そしてケイシーにしか見えないおじ様は一体誰なんでしょう?悪魔のまとめ役的な方なんでしょうか。この辺りアウトキャストに似た感じがしますね。
トマスとマーカスもちゃっかり同居になってますが、マーカスは悪魔祓いが使命だと信じているけれどその力が今は無いみたいですね~。それじゃケイシーに巣食う悪霊とも戦えないですよね。一体何が足りないのか…。信仰心は強いみたいですしね。
で、臓物収集してる人々はたぶん悪霊さんたちのような気もしますが臓物を何に使うんでしょ?食べるとか…?誰かに捧げるとか…?
教皇がやって来るのと関係あるとか…?
まだまだケイシーに憑いてるモノの正体などは分かりませんが不穏な空気を感じさせてくれるので先が楽しみですね!
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