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The Exorcistエクソシスト シーズン1　第6話『堕天使たちの宴』

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ネタバレしています。まだの方はお気を付けください。

思い出したくない過去

自身が悪霊に憑りつかれたことを本にし、テレビにも出演させお金にしようとしていた母親に恨みを抱くアンジェラ(リーガン)。
辛い記憶として残るため目の前に現れた母親を受け入れることができない。だがヘンリーがクリスを家に泊めると決めてしまった。
その頃、失踪したケイシーを捜すため大勢のボランティアの力を借り情報収集や捜索が始まっていた。家族やトマスもビラを配ったりと積極的に動いていた。そこへマーカスがやって来る。マーカスはアンジェラが”リーガン”であることを隠していたと怒る。「我々に全てを明かさず2人の死者まで出した」と責めるマーカスだがアンジェラはそれでも過去のことを話したがらない。イラついたマーカスは「だんまりか。時間がないんだ」と言って出て行ってしまう。追いかけたトマスは「少し彼女に同情を」と言うがマーカスは「”狩り”へ行く。悪霊がいる所では鳥や犬や人が奇妙な集まり方をする。警察無線がほしい。」と話し始める。自分は何をしたらいいかと聞くトマスだがマーカスは「何も」と言う。一度ミスを犯したトマスを認められないようだった。「お前はいい男だしいい神父だ。失うものが多すぎる。エクソシストにはなれん。」と言って去って行った。

ある人物の暗躍と兆候

警察やマスコミも使いケイシーの捜索が続く中、マーカスは以前話をしたツアーガイドのチェリー＆レスター・レゴのトレーラーに来ていた。そこにはベネットの姿もあった。レゴたちは”タッタソール造園”について調べてくれていた。「タッタソール造園は2004年に破産を申し立てた。普通倒産して終わりよね？でも3年前この会社の資産をウォルターズ産業が購入。ウォルターズ夫妻の会社よ。調べたけど営業許可の更新はなし。なぜ10年前倒産した会社の車が街を走るのか？この街で怪しいといえばタッタソール造園。バンが来て人を連れ去り連れ去られた者は戻らない。ウォルターズ夫妻はチャリティーにも熱心で180万ドルを”昇天の会”に寄付してる」と話した。
その頃対策本部にいたトマスはボランティアのタラが仲間と「役に立たない情報ばかりね、野良犬が集まっているとか」と話しているのを聞きつける。マーカスの言っていた異変の一つだと気づいたトマスはマーカスに”ノース通り付近に野良犬の群れ”とメッセージを送った。

検視局からの連絡

自宅に記者を呼びケイシーの話をするクリスに怒ったアンジェラ。「ケイシーを捜すならメディアを使うべき」と言うクリスだがケイシーは「私の娘が消え私の家族が大変なの！あなたの問題にしないで！まったく…あの時もそうだった。私を利用した！私の体に起きたことをよくも食い物にしたわね！」と反論する。2人は互いに言いたいことを話していたがその時アンジェラの携帯に連絡が入る。それは検視局からで”ケイシーが見つかったかも”ということだった。
アンジェラたちはすぐに検視局に向かった。あとからトマスも駆けつける。
アンジェラとトーマスが呼ばれ部屋の中に入って行く。そこにはシートを被せられ足の指には”身元不明”のタグが付けられ、金髪が少し見え横たわる遺体が…。検視官がシートを外し2人は遺体を確認する。
落ち着きなく待っているキャサリンたちの元にヘンリーが帰って来る。「違った。ケイシーじゃない」と言うヘンリーの言葉に一同安堵した。アンジェラはクリスに抱き付き「娘は生きてるわ…」と言いクリスもアンジェラを抱きしめた。

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汚れた昇天の会

12人ほどが集まった昇天の会。そこにウォルターズや警察本部長の姿もあった。そしてにこにこと部屋に入って来るカラーを着けた男性が。上機嫌で話す神父にメンバーたちもニコやかに話を聞いている。ひとしきり話し終わった後持ってきた林檎をかじるとウォルターズに「トマス神父がいない」と言う。代弁するかのように同席していた教授が「手強い相手のようです」と答えた。神父は「まあ、何とかする」と言った。席に座ると神父は「みんな自分の意志で来たんだな？真の父に与えられた恩恵である自由意志を使ってか？」と問いかけると布に包まれたキレイな入れ物を出し「ヴォカレ　プルヴェレ」と言って蓋を開けた。中には殺され切り取られた被害者たちの臓器を焼いた灰が入っている。神父の目がおかしくなる。(もう一つ瞳があると言えばいいんでしょうかね？虹彩っていえばいいんでしょうかね～？)そして「曙の子よ、あなたとあなたの軍勢が立ち上がり我々の間を巡り歩きますように」と唱える。ウォルターズも「来てください。どうか」と言う。神父は「兄弟たちよ再びエデンへ現れたまえ。私たちの体はあなた方のものです。」と言うと両手で灰を掬いふ～っと吹いた。灰は漂い始める。警察本部長は「私を選んで」と言いウォルターズも「私を選んで。私はあなたの娘。私の番です。この時を待っていました。」と言った。すると警察本部長が口を大きく開けクォーと言う声を上げた。灰は警察本部長の口の中に吸い込まれて行き彼の体は痙攣を始める。それがおさまると警察本部長の目にも”第三の目”があらわれた。選ばれたのが彼だとわかりウォルターズは涙を流した。

水で流される穢れ

トマスに教えられた場所へとやって来たマーカス。辺りには犬の吠え声が響き渡っていた。そして橋の下を通る道からは大量のネズミがまるで逃げるかのように上へと上ってきていた。確信したマーカスは懐中電灯を持ち地下道へと入って行く。そこには大勢のホームレスたちがいて、皆様子がおかしい。猫や鳥の死体もあった。「ケイシー？」と呼びかけながら少しずつ進んでいくマーカス。一人のホームレスが脅えた様子で「あいつを止めろ！あいつを止めろ！」と騒ぎ出すとホームレスたちがマーカスに襲い掛かる。マーカスは倒され、後ずさりしながら「キリストの御名によって下がれ！！」と叫ぶとホームレスたちの動きは止まる。するとマーカスの背後から布を被っていたケイシーがガバッと起き上がり壁を猛スピードで這ったかと思うと地面に降り、高速クモ歩きで逃げて行く。「ケイシー！！」とマーカスは後を追った。
ケイシーを追って海(川かも)にやって来たマーカス。ケイシーは水の中に入りムシャムシャと鳥にかじりついている。ゆっくりと近づくマーカスは「私は絶えず主に相対しています。主は右にいて私は揺らぎません。私の心は喜び、魂は躍ります。」と言うがケイシーが襲い掛かって来る。揉みあいになりながらマーカスはケイシーを水の中で押さえつけ「神よ哀れみを！この水により神の子として新たに生まれよ！父と子と聖霊の御名によって！」と唱える。すると衝撃音と共に大きな波紋が広がった。ぐったりとしたケイシーを抱きかかえマーカスは「キリストは私と共に」と声を掛ける。衝撃のせいで水面には無数の魚の死体が浮かび上がっていた。息を吹き返したように目を覚ましたケイシーは「彼が戻って来る…助けて」と言った。

先週のリーガン・ショックはびっくりでしたが、今回はそれを知った上での母親とアンジェラの確執みたいな感じでしたね。
それよりももっと悪い奴らが近くにいたんですね～。昇天の会。表向きは敬虔なクリスチャンだけど実はルシファーを敬愛する悪魔崇拝者ってことですよね。しかも自分の体に招き入れたいとか…。ウォルターズさんも相当ヤバイ人だったんですね～。
あの旦那さんの黒い舌はどういう関係があるのか…この辺りも解明されるのかな。楽しみですよね。でも自分が選ばれなかったと言うのがあるから今後どう動くのか…。灰の儀式によりとんでもないものが召喚されて、しかも警察本部長の体にとかイヤな展開ですね。
で、ケイシーは見つかって良かったけれどまだまだ悪霊は彼女を離さないようですね。一旦はケイシーに戻ったけど「彼が戻って来る」って…怖いですね～。教皇にも危険が及びそうだし、ケイシーに巣食う悪霊との戦いもあるし完全に光と闇の戦いですよね。頑張ってもらいたいな～。
今回は高速壁這いとクモ歩きが観れましたけど、どう見てもギャグに思えるんですよね～。楽しかった～。

今日の一枚

The Exorcist　season1 ep6