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SCORPIONスコーピオン シーズン3　第19話『ジャングル大探検』

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ネタバレしています。まだの方はお気を付けください。

感染拡大の阻止

世界保健機関(WHO)のドクター・シルヴァがやって来る。南米のアマゾン地域で数千人が感染しているウイルス”マラリ”が猛威を振るっているらしく来週末には死者が5倍に増える予測とのこと。ウォルターが開発したDNAの照合装置は精密な分析は可能かと聞くドクター・シルヴァ。「どんな？」とウォルターは聞いた。ドクター・シルヴァは「霊長類も犠牲になってるけどシロガオオマキザルという希少種は無事なの。恐らく免疫があるはずよ。」と話す。トビーは「免疫に関わる遺伝子を特定し治療薬を作るのか。」と言った。ウォルターは自分たちなら可能だと言う。その希少な猿は昨晩1匹捕獲され、現在アマゾンの小国ローンドンへと運ばれているらしい。スコーピオンもそこに向かい遺伝子を調べ感染拡大を止めるというのが今回の依頼だった。全員準備を始めようとするがシルヴェスターが猿恐怖症だから行きたくないと言い出した。どのみちガレージのPCが必要となるため、シルヴェスターはお留守番することになった。

猿捕獲作戦　パートⅠ

ローンドンに到着した一行。ヘリから荷物をおろしていると一台の車がすごい勢いでやって来た。ドクター・シルヴァの仲間ティアゴともう一人男性が乗っているのだが、その男性が森林を荒らす”伐採者”が雇った傭兵に撃たれてしまったとのこと。男性はかなり危険な状態のためドクター・シルヴァはヘリで運んで、また戻って来ると言う。そして更に悪いニュースが。捕獲した猿が逃げ出してしまったとのこと。この広いジャングルの中、たった一匹の猿を捜さなくてはならなくなったスコーピオン。
データを元にガレージのシルヴェスターに熱画像を調べてもらうことにする。捕獲時の猿は体長45,7センチ、体重970グラム、体温は40,5度と記されている。その情報とティアゴが猿が逃げたという地点から調べると該当する場所が2か所あった。だが一つは伐採者のキャンプであるとティアゴは言う。ハッピーとトビーとケイブでキャンプに行き、もう一か所はウォルターとペイジ、そしてティアゴが行くことになった。送られた地図をたよりにジャングルに入って行くウォルターたち。だがそこにあったのは大きなスズメバチの巣と伐採者を監視するためのカメラだった。熱源はカメラのバッテリーのものだったのだ。がっかりするウォルターだがキャンプに到着したケイブたちは猿を発見した。テントの中に入って行く猿を捕まえようとするがキャンプを見張る一人の傭兵の姿が…。
騒いだら仲間たちが来るだろうし猿も怖がってしまう。何とか静かに傭兵を追い払う術はないかと考えているとウォルターがスズメバチの巣を使うと言い出した。スモークを焚いて蜂を大人しくさせた状態でキャンプまで運んでいく。そしてそれをラクロスのようにペイジが傭兵の背後に上手く投げた。地面にぶつかった巣からは続々とスズメバチが出て来て、目の前にいる傭兵を刺していく。傭兵はたまらずその場から逃げ出してしまった。
スコーピオンは静かにテントに入っていき猿を捕まえようとする。ケイブが飛びかかるが猿は素早く逃げ回りなかなか捕まえることができない。猿のフンを踏んだことに動揺するトビーに猿は飛び乗った。ハッピーは猿ごとトビーの頭にリュックを被せ捕獲できたか…と思ったがトビーが倒れ猿は外に逃げ出してしまった。

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猿捕獲作戦　パートⅡ

逃げた猿を必死に追うケイブたち。猿はしばらく走ると木の上に登ってしまった。
どうするか考えているとシルヴェスターが「シロガオオマキザルには求愛行動があってムイラプアマの花を体に擦り付ける。それで釣れば？」と言った。遅れて向かっているトビーとハッピーがその花を見つけ摘んで来てくれた。だがその時ティアゴが気分が悪くなってしまった。汗をかき様子のおかしいティアゴだが、トビーは彼が感染していると分かる。「治療薬を作らないと彼は助からない。」と言った。一行は早く猿を捕獲しなければと例の求愛行動作戦に出ようとする。帽子いっぱいに花を摘んだトビーが誰かやってくれと言うが全員がトビーの方を向く。トビーは文句を言うが結局彼がやることに。身体に花を擦り付けるとシルヴェスターに言われた通り奇妙な求愛行動を始める。しゃがんで円を描くように飛び跳ね尻を突き出してアピール。すると猿はトビーに興味を示し始めしばらく様子を窺うとトビーの肩に飛び乗った。「こいつかわいいな。」と言うトビーは猿に綿棒を渡し、猿はそれを口の中に入れた。手を煩わせることもなくあっさり猿のDNAをゲットし、その情報をガレージのシルヴェスターに送る。すぐに調べ始めるがティアゴの容態がますます悪化。座っていることもできなくなってしまった。さらに分析結果を見たシルヴェスターが「これではティアゴを助けることはできない。なぜなら猿のDNAは治療の決めてじゃなかった。」と言う。結果を送ってもらったトビーたちも確認するがたしかにウイルス防護の特徴はない。ではなぜ猿は免疫があるのか…。猿を解剖してしらべるかと言い出すケイブだが、すっかり猿がお気に入りのトビーはそれを認めずウォルターも非効率的だと反対した。トビーは靴の裏についた猿のフンを調べようと言う。するとそこから何かの種を発見。それをシルヴェスターが調べると”ヴォンヴォンの果実の種”と言うことが判明。森の高木層を超える高い木で数も少ない。ティアゴが「猿の好物だ…まずいから彼らしか食べない…。」と教えてくれた。果実の成分が猿を守っていたと考えたトビーはその種をすりつぶしてアルコールに浸し、細胞壁を壊すと「これで解析可能なはず。」と言って分析器へと乗せた。シルヴェスターが解析すると結果を送信。トビーは「抗ウイルスの化学構造と似た構造がある。これだよ！」と言った。
一行はヴォンヴォンの実を取りに行くことにする。

超高木の実を求め…

ケイブの頑張りのお陰で数少ないヴォンヴォンの木を見つけたウォルターたちだが、とてもじゃないけど届かない高い場所に実はついていた。登れないなら落とすしかないが高過ぎて落ちる前に破裂するとケイブが言う。ならば揺らそうとウォルターが言うがケイブは大木は揺れないぞと言った。だがそこは天才たち。ハッピーは「物には振動しやすい固有の振動数があって同等の振動を外から与えると振動が増幅される。」と言う。だが振動を与えるには機械が必要だ。ケイブは「伐採者のキャンプにあった電ノコに木を送り込む装置は？」と言う。トビーと2人でキャンプに行き装置を拝借してくることに。
ハッピーたちはペットボトルに入った水などを使いヴォンヴォンの木の振動値を測ることになった。
キャンプへ向かったトビーたちだが、見張りが戻り危険な目に遭ってしまう。電ノコに送り込まれそうになるトビーだが彼を救ってくれたのは猿だった。間一髪で助かったトビーとケイブ。急いで装置を持って戻りそれを使ってヴォンヴォンの木を揺らし始めた。振動が増幅されるまで木は揺れない。それを待っているとシルヴェスターが「ヤバいよ。ヴォンヴォンの木には有毒なローンドンドクシボグモがいる。」と言う。それを聞いたトビーは「クモは振動に敏感な生物だぞ。」と言うが、すでに大量にクモたちが木から降りて来ていた。ウォルターはみんなに石の上に乗れ！と声を掛ける。トビーは「クモも石に上がれるだろ？」と言うがハッピーが「土に触るなってこと。湿ってて電気が伝わる。」と言い装置の電気ケーブルを地面につけた。クモたちはすぐに感電。気絶してくれた。作業に戻ろうとしたハッピーだがトビーの胸元にクモが一匹のぼっているのに気づく。ハッピーは無言でそれにケーブルを押し当てた。トビーは女の子みたいな声を上げ、軽く吹っ飛ばされてしまった。
様々な困難を乗り越えた一行はついにヴォンヴォンの実を手に入れた。すぐにティアゴに食べさせ、自分たちも念のため口にした。お世辞にもおいしいとは言えない実だが、お陰でティアゴの容態も安定し多くの人々を救うことができたのだった。

今回はアマゾンの小国まで出張ですね。シルヴェスターは苦手なものが多いです。
でもガレージからちゃんとサポートしてくれるし良かった良かった。でもそんなシルヴェスターのお世話をしてくれてるのはラルフですよね。ラルフいなかったらシルヴェスターは救急車呼んでるとこだ…w
猿かわいかったですね。すっかりトビーに懐いてたしトビーもかわいいと思ってて解剖に反対する辺り良かったです。
そしてカウンセラーから渡されたイライラカウンター(笑)いや、お陰でトビーとハッピーの関係も新たな発見があったりで結果オーライですけどイチイチカウントしてるトビー。それを見てイラつくハッピー。ハッピーがカウンターを持っていたら131回じゃ済まなかったでしょうね。

今日の一枚

SCORPION season3 ep19