メンタリスト シーズン6 第10話『緑の屋上庭園』
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ネタバレしています。まだの方はお気を付けください。
借りたいジェーンの手
リズボンの元を訪れたフィッシャー。国を脅かす事件が起こっていてジェーンの力が借りたいそうだが、彼は自分の要求が通らないから助けてくれない。だからあなたが手伝ってと言う。リズボンは渋々ジェーンが入っているFBIの拘置施設へ向かい、事件を手伝わせることにする。アボット率いる捜査チームが会議を行っていたのでジェーンたちも参加する。アボットは今回の事件について「エイベル・シュナイダーマン。連邦準備銀行システムの暗号プログラムを作成。一昨日ブルックリンの自宅から消えた。寝室に争った形跡あり。誘拐の線で進めている。彼から情報が漏れれば、銀行システムは崩壊だ」と説明した。捜査に参加することになったジェーンだが、拘束中の身。フィッシャーに傍にいるようにきつく言われてしまう。そしてこの捜査にはリズボンも加わることになっていた。
霊能者?いいえ、パトリック・ジェーンです
シュナイダーマンの家に着き、NY支局の人から話を聞いていた時にシュナイダーマンの妻のディファイアンスが帰って来る。ディファイアンスはロマ(ジプシー)である為、霊能者に頼る。ジェーンはディファイアンスに「あなたは霊能者?」と聞かれ「そう言われる」と答えた。そして心を開こうとしていないディファイアンスに「協力してくれればご主人を見つけられる」と話す。そしてディファイアンスがFBIに霊能者の依頼をしていたことを不思議に思ったジェーンは「何故FBIに?君の霊能者は?」と聞いた。ディファイアンスは「いるわ。クレオよ。でも電話に出ないの。夫とクレオを見つけて」と言った。ディファイアンスが夫が失踪する前に屋上にずっといたと聞いてみんなで屋上に上がることにした。屋上には様々な大きさのプランターが置かれ植物が育てられていた。どうやらシュナイダーマンが育てていたようだった。ジェーンは「ご主人は本当は仕事が嫌いで、ここに癒しを求めていたんだ」と言うと妻は「その通りよ」と言った。いつもの手で心を読んでいくとディファイアンスは次第に心を開いていった。ジェーンは2人になった時に「僕の案だとは言わないで。こっそりマスコミに知らせよう。市民一丸となって捜すんだ」と言った。妻は大きく頷き走って部屋へ戻っていく。それをみたフィッシャーたちにジェーンは「彼女、マスコミに知らせるって言ってた」と言う。慌てたフィッシャーたちはすぐにディファイアンスを追いかけた。ジェーンも追いかけるふりをして途中で屋上に戻るとこっそりハシゴを降りて逃走してしまった。
”Jane”はここです
ジェーンを逃がしてしまったことに焦りを感じたフィッシャーはリズボンに「あなたも手助けをしたの?」ときつい口調で言ってしまう。リズボンは「私は法律を守る立場の人間よ」と言い返したため、フィッシャーは軽くため息をつくと「協力して…。彼を理解したつもりでいたのに…」と落胆した。リズボンは「私と一緒ね。」と言った。それを聞いたフィッシャーは「よく長年一緒に仕事ができたわね」と感心した。一方上手く逃げ切ったジェーンはアボット宛てに”極秘”と書いた手紙をポストに投函した。そして買ってきたスプレーを片手に地面に何やら書き始めた。その頃オフィスのパソコンでジェーンの行方を探しているチョウの所へ分析官のワイリーがやって来る。ちょっと風変わりなこの男にチョウは不信感を抱くのだが、悪気が無いことはわかったようだ。そしてワイリーは「昼休みにちょっと衛星でジェーンを探していたんですけど…」と言うと地面に大きく”Jane”と書かれた画像を見せた(ジェーンが自分でスプレーで書いていたもの)。チョウはすぐにアボットに報告。すぐさまNY支局に連絡を入れる。そしてこれを見つけたのはワイリーだとチョウは言い、ワイリーはチームに参加することになった。
プランターに埋められていたもの
再び拘束されたジェーン。そこへフィッシャーがやって来た。「一本取られたわね」と怒りを露わにした。ジェーンは「仕事の件を話そう。遺体は出た?屋上に隠された遺体だよ。」と言う。フィッシャーは「見たの?」と聞く。ジェーンは「いや、でも庭のそばに大量の土が。冬が近いのになぜ土を掘った?もちろん霊能者クレオの遺体を埋めたからだ。彼も同じ頃失踪した。エイベルは妻が彼と寝ていると知って殺害。車が無いので遺体を切り刻み庭に埋めた。」と話す。だがフィッシャーは「さすがね。でもウソよ」と言って去ってしまった。だがその晩アボットと二人で屋上の”庭”を確認するとバラバラにされた遺体を発見する。遺体はクレオだと思われ、ジェーンは捜査に復帰することになる。ジェーンはアボットに「君も時間があれば気づいたさ」と笑顔で語りかけた。アボットは作り笑いをしながら「身代金の要求が来た。」と言った。エイベルのオフィスに郵便で届けられたということだった。ジェーンは納得いかない感じで「もう一度、自宅へいきたい」と言った。
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霊能者の正体と寝室の謎
再びブルックリンにやって来たジェーンたち。だがジェーンはディファイアンスに「私が浮気するわけないでしょ!」とビンタされてしまう。しかし寝室が乱れていたことを考えるとそれ以外に何があるのか…みんなは頭を悩ました。それに当日ディファイアンスは女友達と出かけていたことも分かっている。リズボンは「クレオ・アセンシオは本名?偽名っぽい」と言った。チョウが「指紋で確認済み」と言うがリズボンは「前歴なし?」と言う。ジェーンは「何が言いたい?」と聞いた。リズボンは「キューバの姓でしょ。手術で左右の指紋を入れ替える手口がキューバ人に多いの。別人のフリで入国審査官をだますのよ」と言った。それで左右の指紋を入れ替えて照合した結果クレオはホセ・マルティネスという詐欺や窃盗を行っていた人物だと判明する。ジェーンはその事実をディファイアンスに話す。するとクレオは暗証番号を知っていたから家に自由に出入りできたと教えてくれた。それを聞きジェーンは「寝室が乱れていた理由がわかった。彼は霊能力が本当だと信じ込ませる為に君がいない間に色々探っていたんだ。ペテン師がよくやる事前調査さ」と言った。そこへエイベルが帰って来て寝室にクレオがいるから妻と寝たと勘違いし殺したんではないかと話す。ディファイアンスは「そしたら誰がエイベルを誘拐したの?」と言う。ジェーンは「エイベルはこの建物内にいるよ。おそらく生きている。」と言った。
事件の真相
ジェーンたちはいつも前を通る度にこちらの様子を伺っていた男、グエンの家へ向かう。そして出て来たグエンに「シュナイダーマンの居場所を知ってるね?ここにいるだろ。浴室に…いやクローゼットの中に押し込んでいる」と言うとグエンは扉を慌てて閉めた。チョウが扉をブチ破りフィッシャーと警戒しながら部屋の奥へと進む。そしてチョウの背後を狙ったグエンをフィッシャーが横から銃で仕留めた。クローゼットを確認するとエイベルがいた。エイベルに話を聞くと勘違いしてキレてしまいクレオを殴った。クレオは逃げようとした時にカーペットに足を取られ机に頭をぶつけて死亡してしまったということだった。エイベルは政府の仕事ができなくなるし、妻を失うと思い通報するのをやめ、バラシて屋上の庭に埋めたということだった。だがそれをグエンに見られてしまい、脅されて監禁されたということだった。
狡猾な手段
見事解決したジェーンはアボットに呼ばれたので再び自分の条件の話をするが、アボットは聞き入れなかった。ジェーンはマカリスター殺しなどの罪を問われることになるが、最後に「手紙でも読んで」と言った。アボットが届いた手紙を確認するとその中に極秘と書かれたジェーンからの手紙が…中を確認したアボットはジェーンを追いかける。ジェーンは「それはバートラムのメモリから」と言った。アボットは「ブレイク結社の構成員リストだ」と言う。ジェーンが「バートラムが隠し持っていたんだ」と話すとアボットはすでに全員突き止めたと言う。「僕が塗りつぶした人以外はね」とジェーンは言い、自分の条件をのむ代わりにFBIで働くが、満了したときにこのリストの残りを教えると交渉した。結果アボットが折れることになり、ジェーンはリズボンと一緒に今後はFBIで働くことになった。ただリストはでっち上げでまだ暗号を解けていないということだったが…
ジェーンのあざとさが良く出た回でしたね。いつも通りと言われるとそうなんですけど…この先アボットやフィッシュもジェーンのペースに巻き込まれていくのでしょう。結局レッド・ジョンはさっさと片付けてもう次のステップに向かっていると言うわけなのね…何か私の気持ちは切り替えられてないです… w
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