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GRIMMグリム シーズン4　第14話『幸運のお守り』

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ネタバレしています。まだの方はお気を付けください。

複雑な心境

ジュリエットにヴォーガした姿を見せられたニック。銃を出し「アダリンドだな！」と言うがジュリエットは2人しか知りえないような話をして自分は本物のジュリエットであると分からせた。「何が起こったんだ…」と困惑するニックにジュリエットは当初吐き気が起こったから妊娠かと思ったけど、頭痛が続きしばらくするとヴォーガするようになってしまったと説明した。ニックは俺のせいだ…何とかすると言うがジュリエットは無理だと言った。そこでニックはジュリエットがすでにヘクセンビーストのヘンリエッタの所へ行っていたことや、自分より先にレナード警部に相談していたことを知ったりと少し複雑な気分になり一人で外へ出て行ってしまった。

切り落とされる足首

恋人に会うために家を抜け出したピーター。毛布を敷いて外でイチャついていると足音が聞こえ誰かの気配を感じた。ピーターは母親が追いかけてきたのだと思い恋人を帰すが、その後どこからともなく音楽が聞こえそちらに向かった。地面にぽつんと置かれたアコーディオンを不審げに見ていると背後から「やあ、君」と大きな斧を持った男が現れた。「ウソだろ…」とピーターが言うと男クロギツネのような姿にヴォーガ。それを見たピーターはウサギの姿にヴォーガした。ピーターは急いで家へと走り始めるがフェンスを乗り越えようとしたその時捕まってしまった。「イヤだ！やめろ！」というピーターの叫び声と共に男は大きな斧を振り下ろした。息子の叫び声に気付いた母親が慌てて駆けつけるがピーターは左の足首が切り落とされていてその後死亡した。考え事をしながら歩き回るニックの所にこの一報が入る。現場に向かったニックは母親から話を聞くが息子の死を悲しむ母親はウサギの姿にヴォーガ。だが違う方向を向いていたためニックがグリムであることには気づかなかった。ニックはハンクに「彼女ヴェッセンだ」と言った。
一方ピーターの足首を切り落とした男の元へある夫婦が訪れた。夫婦は大金と引き換えにピーターの毛がフサフサしている足首をもらう。「効果があるんだな？」と聞く夫婦に男は「間違いなく」と答えた。

3人の魔女

ニックはジュリエットから住所を聞きヘンリエッタを訪ねた。そこでグリムの血はヘクセンビーストの力を奪えることを話すがヘンリエッタはアダリンドから影響を受けているからその方法では戻せないと言われる。「魔女を消したいなら彼女を殺すしかないわ。それか丸ごと受け入れるかね。彼女がグリムを受け入れたように」と言うヘンリエッタはニックに近づき誘惑。ニックはボーッとなり引き寄せられる。ヘンリエッタは「これが魔女の力よ。ジュリエットの潜在能力はもっと強大よ。気を付けて」とニックに話した。
一方ジュリエットに殺されかけたアダリンドは警部の車に乗り込んだ。そこでヴィクトルは同じ情報を得ていることや、用が無くなれば警部にも刺客が送られること、自分だって危ないことを話した。そしてジュリエットがヘクセンビーストになっている話に及ぶとそこでニックがグリムに戻っていることを悟った。アダリンドは警部に「私のそばにいて」と言い手を握った。警部は「さすがだ…信じたい気はあるさ」と鼻で笑った。

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幸運のウサギの足

署に戻ったニックはウーとハンクから以前にも若い男性が足首を切られた遺体で発見されていることを聞く。この事件に関し不審者の目撃情報があり、ロングコートの大男がバカでかい斧を持っていたと調書に残されていた。ニックは「なぜ足なんだ？しかもヴェッセンの。」と言う。それを聞いたウーは「そうなのか？どんな？」と言う。ニックは「知らない種だが外見はウサギに似てた」と答えた。ウーは「ウサギに似てて足が切断された？”幸運のウサギの足”狙いか？」と驚く。3人はトレーラーに向かいウサギの正体を探ってみる。すると中世のこんな記述があった。”ヴィラハラ。聖なる存在と見なされ、多産のヴェッセンであるため幸運と繁殖の象徴。新婚夫婦にはスペディグベレンデス(夫婦の営み的な)の際恩恵となりえる。子を望む夫婦は事前に切断したヴィラハラの足を真下に置くこと。足が新鮮なほど効果は高い。3日以内には懐妊する。”と書かれ更に足を狩るレポーラム・ヴェナトルの記述もあった。ニックはこれらを読みもし狩る者がいるのだとしたらピーターの父親も事故死じゃなかったかもと言った。(父親はひき逃げに遭い死亡したが左足の足首が未発見のままだった)ニックたちは情報を得るためモンローとロザリーに会いに行くことにした。

ヴェッセン専門の不妊治療医

モンローたちに事情を説明するとヴェッセン界にも不妊治療専門の医者がいると聞かされる。「ヴェッセンの夫婦なら怪しまれないわ」とロザリーが言い、2人は潜入してくれることになった。医師のレッドフィールドの病院ヘ行き、挨拶がてらのヴォーガを見せて診察が始まる。モンローたちは”ウサギの足”の話しになるよう会話をするが、レッドフィールド医師は「あのおぞましい風習か」と怒り出し2人は帰るように言われてしまった。当てが外れた2人が帰ろうとした所に看護師の女性が追いかけて来た。「事情は聞こえたわ。手助けできるかも。あれが手に入る。でも高額よ。」と言った。ロザリーが早く欲しいから支払額を1万ドルから1万5千ドルにすると言うと女は目の前で電話を掛け始める。電話を受けたのはもちろんあの男。男は新鮮なのが今夜渡せると答えた。モンローたちは男との連絡手段を手に入れすぐにニックに連絡した。

仲介人判明

身の危険を感じたピーターの母親は娘のクロエを連れてすぐに逃げた。だが車に発信器が付けられておりあのレポーラム・ヴェナトルの男がついてきていた。母親が外で買い物をしている隙に娘のクロエが男にさらわれてしまった。
連絡を受けたニックたちは母親に「ヴィラハラだな。承知してる。俺はグリムだ”狩り”を阻止する」と言うと母親は驚いてヴォーガ。「驚いた…知ってるのね」と言った。だが狩人が誰なのかは知らず困っているとモンローから連絡が入り病院の看護師が仲介人であると聞いたニックたちはすぐさま病院へ駆けつけ男の情報を聞き出そうとする。だが看護師は会ったのは一度きりで男が誰なのかよく知らないと答えた。ニックたちは直近のウサギの足を買った夫婦の住所を聞き出して向かい、どこで男に会ったのかを問いただす。グリムに脅えるマウズハーツの夫婦はすぐに「森の小屋だ。22号線から脇道を北に1.5キロ」と話した。

森で追いかけっこ

ニックとハンクはすぐに森の小屋へと向かう。だが突入した時すでにクロエと男の姿はなかった。ニックたちがやって来たと臭いで気づいた男がクロエを連れて森に逃げ込んでいた。男はクロエを縛り付けておくと斧を持ってどこかへ向かう。クロエの声に気付いたニックたちはそちらの方へと向かうがその時アコーディオンの音が聞こえて来る。2人がそこへ向かうと男が襲い掛かって来た。二人がかりで戦うが男は隙をついて逃げ出してしまった。だが逃げ出した先にクロエが棒を持って待ち構えていて男はクロエに殴られ足に棒を刺されてしまう。怒った男はクロエを殴り足から棒を抜くとそれでクロエを殺そうとした。その時追いかけて来たニックたちがやって来て男に発砲。ウサギを襲うクロギツネは射殺された。

幸運のウサギの足ヴェッセン版でした。気味悪いな～。ベッドの下に生足首置いておくなんて…でも赤ちゃんが欲しくて切実な人はそれにより不幸になる人がいてもすがってしまうんでしょうね…。とにかく無事に解決できてよかったです。
ジュリエットがヘクセンビーストになってしまったとわかったニックですが、どうしたらいいのか分からないのもあるとは思いますがちょっと配慮に欠けてますよね。自分に関わってるせいでああなってしまったのだからもうちょっとジュリエットに寄り添ってもよかったような？ヴォーガしたジュリエットを直視できないとかちょっとダメですよね(笑)そこは男らしく見つめてキスしとかないと！と思ってしまいましたww←いや、無理でしょww
それよりも何よりも～！アダリンドがニックの子供をご懐妊！！！！！！
最悪のシナリオだ…(笑)このゴタゴタにさらに波乱をブッコんで来るなんて…
先が楽しみでしょうがないです(笑)

今日の一枚

GRIMM season4 ep14