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ブラックリスト シーズン4　第18話『フィロミナ』

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ネタバレしています。まだの方はお気を付けください。

戦いの始まり

バーで出会ったフィロミナと言う女性にスタンガンを押し付けられて連れ去られるジョーと言う男。男はどこかに連れていかれ被っていた頭巾を外される。すると目の前にいた女性にジョーは驚いた。「キャプラン…」と言うジョーにキャプランは「死んだはず？死にかけただけよ。」と言った。
一方郵便局にはパナベイカーがやって来て「アイスリンクに遺体が86体。匿名の情報で全員レディントンの仲間か敵だと。」と言う。クーパーは「危険な犯罪者と協力することにしたのはダイアン・ファウラーです。」と言った。するとパナベイカーは「今さら命令だったと言うつもり？」と言い出した。クーパーは「それが事実です。レスラーはレッドを追っていたしキーンは人生を…」と言い返す。だがパナベイカーは「彼による弊害には同情する。でもこのチームの存在がバレたら大ごとなの。その場合司法省は一切の関与を否定する。司法長官は遺体の捜査を命じたわ。担当捜査官は猪突猛進のイノシシ男らしい。」と言った。
そのイノシシ男の名前はジュリアン・ゲールと言った。

用意周到な人物フィロミナ

レッドは森から出たキャプランがどのような道をたどったのか調べ始めていた。
その頃キャプランは捕らえたジョーに「あんたの人生は終わりだ。でもチャンスをあげてもいい。レッドと決別しな。」と言った。だがジョーは「彼を裏切ることはできない。答えはノーだ。」と言う。
その結果ジョー・ペラッキオはレッドとの関係を記した文書と共に拘束され警察署の前に放り出されてしまった。
一方遺体を並べたのはミスター・キャプランであるとチームに話すリズ。その時レスラーの携帯にゲールからの着信が。彼はレッド追跡班の同僚だったらしくゲールはレッドを捕まえるチャンスだからすぐにアイスリンクに来いと言って来た。だが状況は複雑だ。クーパーに相談すると「協力して捜査状況を探れ。いずれ露見することを予見したい。」と言った。
キャプランの足取りを追っていたレッドは”フィロミナ”と言う人物が関係していると知りチームに報告する。「フィロミナ。彼女は賞金稼ぎが取る不確実な手法をアートの域に高めた。警戒している相手を捕まえるにはその人物に近づき友達になるのが効果的である。彼女の得意技だ。」と話しているとアラムが「すいません、ミスター・キャプランについての話は本当ですか？彼女はキーンさんを助けようとして撃たれたって。」と聞く。レッドは「そうだ。残念ながら彼女の努力は意図とは逆の結果になった。」と答えた。リズは「キャプランが遺体を掘り出し当局に通報したわ。」と言いクーパーも「大問題だぞ。遺体が86体だ。」と言う。レッドは「海外の分が出てないだけマシだな。まぁ問題となるのは政治的なことだ。君たちの政府が覆い隠してくれるだろう。ゆえにブラックリストの悪党の話を続ける。そうフィロミナだ。彼女は標的を何週間、何ヶ月も観察し仕事に必要となるスキルを身に着ける。そして偶然や事故を装って標的の生活に入り込むんだ。キャプランが彼女を雇い金庫番のペラッキオを捕まえた。他の仲間も狙うはずだ。私は過去にフィロミナを雇った人物を訪ねる。君らはペラッキオが飲んでいたバーを調べろ。」と言った。

急な来訪者

レッドとリズは以前自分の妻と長年不倫していたテニスのインストラクターを潰すためにフィロミナを雇った下院議員を訪ねる。そこでフィロミナへの連絡方法を聞いた。「29番通り、ランディのブーツ店。受付で”652番”と伝える。審査に合格すれば連絡がある。」と教えてもらう。レッドたちはまずブーツ店へ向かい言われた通りに行動した。その後の動きをアラムが探ってくれることになりリズは一旦帰宅する。すると家にはキャプランがいた。キャプランはアグネスを抱っこし「この子を見るのはあんたを逃がした夜以来だ。大きくなったよ。何を食べさせてる？」と言った。
リズは「私のためだったのにレッドはあなたを撃った。でもこれから先はあなたを守れる。身柄を拘束するけど…」と話し出すとキャプランはアグネスを寝かせながら「あなたは安全、あなたは愛されてる、あなたは賢い」と言った。リズは「その言葉は何？聞き覚えがある。」と聞く。キャプランは「私が幼いあんたに毎日何度も聞かせた言葉だ。肯定されれば子供は自信を持つ。あんたが良い例。色々あって覚えてないのも無理はない。でもあんたとは仲良しで私はカーチャと呼ばれてた。子守だった。」と話す。リズは「信じないわ…」と驚いていた。キャプランは「あんたの母親に命懸けであんたを守ると誓った。今になって話すのは頼みがあるからよ。手を引いて。私は当局に彼の情報を渡した。あんたのチームは存在しないはずだからね。私はあんたを守れなかったからアグネスのため。お母さんは決心が遅すぎて悲劇を招いた。レイモンドから離れて。」と言い、部屋から出て行った。

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フィロミナの次の標的

キャプランが家に来たと伝えに郵便局へ戻ったリズ。その時アラムがブーツ店からの連絡先を割り出してくれていた。「電話の追跡に成功。場所はアナコスティアです。」と言うアラム。空き倉庫の多い地区なのでフィロミナの潜伏先があるのではと考えられた。リズたちはすぐに向かうことにする。だが踏み込んだ時にはフィロミナの姿はなかった。ナヴァービはそこでメモを見つけた。「アレクサ・ファイスト…次の標的？」と言う。
一方レスラーはゲールと共に捜査を行っていた。ゲールは殺された一人ファウラーの家の遺留品を当時の状態に復元し徹底的に調べ上げようとしていた。ゲールは再現した部屋を見るとレッドには腕のいい女の”掃除人”がついていると突き止めた。レッドの立場になり切り状況を想像しながら現場を動くゲールはレコードクリーナが”掃除されていない”ことに気付いてしまった…。
レコードクリーナーには指紋が残っていた。恐らくレッドの物と考えられる。レスラーはそれを持って郵便局へ戻りナヴァービに「おれたち全員刑務所行きかもしれないな…」と話しているとリズがアレクサ・ファイストについて新たな情報を持ってきた。アレクサ自体はいたって普通の人物であるが狙いはアレクサの兄、弁護士で姓がジェラード。まさしくレッドの弁護士マーヴィン・ジェラードを狙っていると判明する。

揺さぶりをかけられたマーヴィン

アレクサの車と事故を起こし、更には元夫と子供の養育権で争っていると言う話で同情を買ったフィロミナはまんまと弁護士であるマーヴィンに行きついた。マーヴィンが標的であると知ったリズたちはすぐにレッドに連絡し彼の居場所を聞く。そしてレッドもマーヴィンに電話を掛けるがフィロミナは既にアレクサに銃を突きつけマーヴィンを脅していた。リズたちが駆けつけた時にはすでにマーヴィンは拉致されていた。クローゼットに入れられていたアレクサからフィロミナはレンタカーに乗っていたと聞きその情報から車を割り出して居場所を突き止める。ハイウェイを走行中のフィロミナを発見。車を当てて停車させるがそこにマーヴィンは乗っていなかった。彼はすでにキャプランの所へと”配達”されていたのだった。
リズは連行したフィロミナにキャプランの居場所を聞き出そうとする。
一方キャプランはマーヴィンに「レッドは仮釈放を1週間後に控えたあなたを自分の共犯者にして刑務所を脱獄させた。当時あなたには婚約者もいたわよね。今はどう？孤独な逃亡犯。死ぬまでずっと。それでいいの？」と言って揺さぶりをかけていた。苦い顔をするマーヴィンだが「レッドを売ったりしない。絶対に。」と言う。キャプランは「残念だよ。マーヴィン。」と言うと部下に顎で合図した。マーヴィンは頭巾を被せられどこかへ連れていかれるようだった。
その後のリズの調べでキャプランはウィーンへ向かったことがわかる。そしてマーヴィンは電柱にくくりつけられている所を警官に発見された。

まずはキャプラン対レッドの1回戦と言った感じですかね。マーヴィンは結局捕まったってことになるのかな…。ペラッキオがいつかしゃべりそうだし、ゲールも執拗にレッドを追っているしレッドも危険だけれどチーム自体も危険ですよね。
キャプランも結局はリズを苦しめる方向になってる気が…。憎しみはまわりを見えなくさせてしまうんでしょうかね。
現場に残された指紋がレッドのものではないと言ったレスラー。ゲールは次なる手としてリズに近づこうとしてますけどメンドクサイことになりそうですね。
そしてリズはキャプランが子守だったと聞かされたけれど信じられないと言っていましたね～。でもフィロミナには私の子守だったのとか言ってるしわけわからんなw
キャプランが「子供は肯定されると自信がつく。あんたがいい例。」って言ってたけど、あれだけ自己中に育ってるんだから悪い例でしょう？キャプランよ、リズをわがまま自己中女にしてしまったのはあんただったのか！！ww
キャプランが小柄なのかアグネスがビッグベビーなのかその両方なのか…。アグネスがすごい大きな赤ん坊に見えました(笑)ほんと、一体何を食べているのでしょうwwかわいらしいですね。
レッドとデンベの絆は深いですね～。お互いを思い合っているなと言う感じです。
そしてナヴァービは次のステップに進むかと思いきやアラムの推薦と知って断るとか…。どんだけあまのじゃくやねん。

今日の一枚

BLACKLIST season4 ep18