ブラックリスト シーズン4 第11話『ハーレム』
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トムと娘アグネスも合流し家族で幸せに暮らそうと思っていた矢先、キューバにリズがいると知ったアレグザンダー・カークが追手を送り込む。
そしてリズは生きていていることを知ったと同時にミスター・キャプランに裏切られたと知ったレッドもキューバに向かうがリズとアグネスはすでにカークにさらわれていた…
ネタバレしています。まだの方はお気を付けください。
女性ばかりの窃盗団
女性ばかりの窃盗団がコワモテの男グループから車を奪い見事逃走。後に合流した女性グループは奪った車のヘッドレストを切り裂くと中からダイヤがたくさん出て来てみんな笑顔になっていた。
一方”会計係”のザックの所へやって来たレッド。どうやらクルーズ会社を”救済”するようでそれ用の資金を用意してもらいにきたようだった。そこへリズもやって来る。リズは”会計係”の人たちにFBIだと言って脅し部屋から追い出した。そんなリズにレッドは「カフェインの摂り過ぎか?」と言う。リズはすぐに本題に入った。「何が盗まれたって?」と聞く。レッドは「証人保護プログラムのリストだ。アトランタで高級車が盗まれた。プロが守っていた車だ。高価なダイヤモンドが隠されていた。盗んだのは強盗団”ハーレム”。腕利きの女泥棒のグループだ。盗む相手は犯罪者のみ。リストが盗まれた直後と言うのは偶然じゃない。」と答えた。リズは「リストが流出すれば証人が危ない。」と言う。レッドは「だからリストに高値が付き、ハーレムの獲物となった。盗むところを押さえれば証人たちの命が救われる。正確なタイミングを知るには…君が強盗団に潜入しろ。」と言った。
リズはクーパーたちにこの件を話しハーレムのリーダー、マーゴ・ロシェが偽名で現在フェアボーンホテルに宿泊していることやレッドはリズが潜入しやすいよう”ある男に身元を保証させる”と言っていることも話した。
ハーレムへの潜入
リズはホテルの従業員に化けミニバーの点検ですと言ってうまく部屋に入り込み隙をついてマーゴのスーツケースから小袋(ダイヤの入ってる袋でしょうかね)を盗み、バーで待っていると書置きを残した。現れたマーゴはリズを見つけると横に座り「理由を言って。答え次第でボコボコにする」と言った。リズは「73個言うわ。」と言ってダイヤの袋を返した。そして「リズ・クロフォードよ。ハーレムに入れて。」と頼んだ。マーゴは「何ができるの?」と聞く。リズは「心理を読める。相手が聞きたいことを言って狙い通りに動かす。」と言ってでっち上げの武勇伝を語った。そして「クレイグ・ゲイニアと組んでた。彼に聞いて。」と言った。
リズはマーゴたちのアジトへと連れて行かれる。そこには他のメンバーやゲイニアがいた。リズとゲイニアは2人で口裏を合わせ息ぴったりでマーゴたちを欺いた。マーゴはそれを見て信用したようだが「ボスは1人。絶対に服従して。質問は禁止。それじゃ彼を撃って。」とリズに言う。だがリズは「自分で撃って。これはテストで私は合格。今問われてるのは忠誠心よ。仲間は裏切らない。あなたにも同じ忠誠を誓う。」と言った。するとマーゴは「できる子ね。でもマヨルカ島の一件がある。」と言うと自分でゲイニアを射殺した。それからリズに「ようこそハーレムへ!」と言った。
リストを持っていそうな男
アラムはハーレムのメンバーについて素性を調べていた。リーダーはマーゴ・ロシェ。元は刑務所を管轄する仕事で受刑者や看守にコネがある。アジア系のサーシャ・ラウは名門大を卒業。でも就職できず大学での専攻を犯罪計画に応用。黒人のジェシカ・パイアはどこにでも紛れ込めるが非常に衝動的である。そして、問題なのが1人。白人のエマ・ナイトリーと言う女性だった。彼女はイギリス風に話すが他には何の情報もなかった。調べを進めている中保護下の証人が1人殺されてしまう。クーパーは「犯人はリストの所在を知ってる。レッドに心当たりを」と言った。
証人を殺したのは恐喝で起訴予定のギャング、トニー・ジャヌーサだった。ナヴァービは「ジャヌーサを追えばリストの所在がわかるんでは」と言うがレッドは「彼が持ってる確証はない。キーン捜査官からの連絡を待て。」と言った。
その頃ハーレムはベガス・ストリップと言う店にいるジャヌーサを捕まえるため計画を練っている所だった。
もう一人の潜入員
ベガス・ストリップへ行ったリズは一粒のダイヤをダンサーに渡しそこからジャヌーサおびき出すことにした。少々周りくどいやり方ではあるが心理を突いた作戦だった。ダイヤが欲しかったら倉庫へ行けと言うリズ。だがジャヌーサは手下に行かせた。警備が手薄になったその隙にマーゴとサーシャも店にやって来てジャヌーサに銃を向ける。マーゴは「ダイヤはバスセンターのロッカーにある。ロッカー番号と鍵を渡すには条件が2つ。1つ、リストの持ち主を言って。2つ、この店を燃やして。」と迫った。
この取引でジャヌーサからリストを持っているのはヘルドリッチと言うハッカーであるとわかる。リズはこのことを公園で接触したレスラーに話した。リズたちもヘルドリッチの所在は分からないが分かり次第動くと報告した。それからエマが何か変だと言う。レスラーも「彼女の情報が何もないんだ。プロが消しているようだ」と言った。その後リズはエマを尾行。すると彼女がカフェで人と会っているのを見るが相手はレッドだった。リズはレッドを呼び出し「エマは手下?」と聞いた。レッドは「犯罪活動を監視するためにハーレムへ潜入させた。」と答える。リズは「ハーレムが奪ったものを横取りするために?なぜ私まで潜入させたの?」と言う。どうやらエマはしばらく連絡を絶っていたらしくそのためリズを潜入させたということだった。リズは過去が消されているエマは何者なのかと聞いた。レッドははっきりとは答えないがMI6との繋がりをほのめかした。「エマは信用できる。だから君を潜入させた」と言うレッドだがリズは「連絡を絶っていた人が信用できるか分からない」と言うと車から降りて去って行った。
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香港へ…
マーゴはコネを使ってヘルドリッチの居場所を割り出す。ヘルドリッチにサーバースペースを貸しているという女性に話を聞く為リズとエマは2人で向かう。道中エマは「前に行ってたキツイ仕事ってレッドのことよ。もうすぐ8年になるわ。すごく刺激的だし魅力的だけど…もう疲れた。いつかは終わるわ。あなたもその前に逃げて」とリズに言った。
調べでヘルドリッチは香港にいるとわかりリズはハーレムの一員として一緒に向かうことになる。
ヘルドリッチの部屋はサーシャ曰く「要塞ね。偏執症の富豪向けホテル」で、亡命が認められたためお祝いムードになっているらしい。セキュリティは厳重でドアごとに警備員とカメラがある。部屋のシステムはすべてICチップからの無線信号で操作。証人リストもチップに入ってて問題はヘルドリッチの手に埋め込まれているということだった。ジェシカは「なら殺せば?あるいは手を切り落とす。」と言うがマーゴが「チップは心拍と連動してて彼が死ねばチップも死ぬ。」と説明した。サーシャは「これは人工心拍装置よ。チップを20秒以内にここへ差し込めばOK。」と言った。サーシャは地下でカメラ映像などの機械をいじりマーゴはバンで全体的な指示を与え、残りの3人はバーへ行きサーシャの指示を待つという作戦になった。
バーで待つ間エマは「息子がいるの。全寮制の学校でサッカーをしてる。時々会いに行くんだけど大抵は車から練習を見てるわ。話したいけど何を言ったらよいか…。私が何をしているかについて。」と話す。リズは「手遅れだと思ってるのね。大丈夫まだ逃げられる。力を貸す。あなたも証人リストに載せる。マーゴの犯罪を証言してやり直すのよ。」と言った。
持ち出されたチップ
ヘルドリッチが現れマーゴの号令と共に作戦はスタートする。リズたちはパーティー会場に入りサーシャが監視カメラの映像をループさせ、その隙にエマとジェシカがヘルドリッチの寝室へと入り込む。部屋で準備を整える間リズがヘルドリッチにアプローチする。証人保護リストの話をし一緒に寝室へと向かうが、寝室では問題が起こっていた。見知らぬ男女がバスルームから出て来て困るエマたち。持ってきた麻酔銃を撃って眠らせるが麻酔銃はそれでなくなってしまった。バタバタしている中ヘルドリッチがやって来てしまう。リズたちは3人がかりでヘルドリッチを捕まえようと奮闘する。最終的にはリズのパンチが効きヘルドリッチは失神。その隙に手の平に埋め込まれたチップを取り出し人工心拍装置へと入れた。エマがチップを持って先に部屋を出るが姿を消してしまった。チップが持ち出されたことによりアラームが作動。警備員たちが動き始める。リズとジェシカも慌てて部屋から出るが先に出たジェシカが撃たれて死んでしまった。部屋に残るリズは何とか策を考える。マーゴも策を考えようとするが銃声を聞いてその場を放棄してしまう。だがリズは警備員を冷静に片付けていった。
その後レスラーたちに連絡を入れる。「ジェシカは死亡。残りは分散した。マーゴとサーシャはエヴァとリリーの偽名で国を出たはず。リストはエマが持って行った。」と報告。クーパーは「彼女と何を話したか思い出せ」と言った。リズは「レッドもハーレムも裏切って行き場がない。…いえ1つある。」と言った。
殺すためじゃなく守るために
エマは息子のサッカーを観ていた。そこへやって来たのはレッドだった。「これ以上成長を見逃したくないの。」と言うエマ。レッドは「君がリストを売ることは許さない。人の命を危険にさらし逃げ回る人生になる。」と説得する。エマはもうウンザリしたやめたいと話す。するとレッドは「湖畔の山小屋を用意した。生活費も教育費も出る。」と言って不動産の資料を渡した。エマは驚いた顔をする。「やめたいならそう言えばいい」と言うレッドだがエマは「許されるとは…」と言った。レッドは「すまなかった。」と言うとリストを受け取り去って行った。その後レッドはリズと会いリストを渡した。リズは「裏切った彼女を殺したの?ミスター・キャプランみたいに。」と聞いた。レッドはデンベの方を見た。リズは「見てみぬふりをすべきなのよね?より大きな利益のためにでしょ。このリストみたいに。証人の誰かを殺したかったけど見つからなくてリストを捜させた。」と言う。するとレッドは「何年も前、主婦のモーリーン・ローワンが夜明け前に犬の散歩をしていた。外は凍り付く寒さで普通なら誰も出たりしないがドジャーと言う犬は老犬でね。おしっこが近かった。外へ出ると隣人でロシアンギャングのアレクセイ・ラグノフが地下室に隠していた遺体を仲間の車に移してた。誰も来ないと思ってね。モーリーンは悩んだ。でも彼女は証言した。その証言によりラグノフは裁かれ彼女は隠れて暮らすことになった。リストの一人だ。」と話した。「その人との関係は?」とリズは聞いた。レッドは「ケイト…ミスター・キャプランの姉妹だ。捜してたんじゃない。ただ誰にも見つからないように守りたかった。」と答える。リズは「したことの償いにはならない。」と言いレッドも「そうだ。分かってる。」と言った。リズが去った後デンベはレッドに「彼女は知るべきだと思って話した。」と言う。レッドは「分かってるよ。」と言って頷いた。
あら~。何か物悲しい最後になりましたね~。レッドはミスター・キャプランの姉妹を守るためにリストを捜させたんですね。
キャプランを殺したことは(死んでないけど)自分が決めたこととは言えどこかに後悔の念があるんでしょうかね…。
事件としては最後にマーゴもサーシャも捕まってヘルドリッチも香港で立件されるということなんで丸く収まりましたね。
エマが裏切り行為するんでビックリでしたが、レッドはキャプランの件もあって考え方を変えたのかな。エマと息子のために家とお金まで用意してくれてましたね。
リズはだいぶ体型が戻ったのでキレイになりましたよね。でも今回めっちゃ目が充血してるシーンが…。寝てないんでしょうかね?w
そして自分の荷物を運ばせる条件でクルーズ会社を”救済”しようとしていたレッドですが、会計係を消されお金も奪われちゃったようですね~。先回りしてクルーズ会社を買ったバルダー・マグヌッソンとは一体何者なのか…。
また新たな敵が出て来たようですね。ワクワクします!
BLACKLIST season4 ep11
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Comment
エマ役の人綺麗なおばちゃまですね!
ミシェルファイファーにパッと見見えました★
キャプランとのゴタゴタも少し和解してくれればいいのになぁ;キャプラン生きてるんだし、レッドに殺す気は無かったこと証明してあげて早く前以上に強い絆で一緒に行動してほしいとこですね(T-T)
おじいちゃんさん
コメントありがとうございます!
キレイな方でしたよね~。整ってる。たしかにミシェル・ファイファーに似てますねww
キャプランさんあれからどうしてるんでしょうね~。早く登場してほしいけど、レッドとの関係がどうなるか…。
うまくいってくれると嬉しいですよね。