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12モンキーズ シーズン2　第13話『明日の記憶(シーズン最終話)』

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ネタバレしています。まだの方はお気を付けください。

1959年：コールの前に現れた女

例の家でキャシーと幸せに暮らしていたコール。キャシーの妊娠も発覚し、より一層仲良く暮らしていたがある日雑貨屋にいると突然コール以外の人の時間が止まる。突然の出来事に驚くコールは店の外へ出てみた。やはり自分以外の人や物は止まっている。その中で1人、ワンピースを着た女性が動いていた。「まだ終わっていないわ。ジェームズ。」と言う女性は左手から血を流していた。その瞬間時は動き始める。コールは驚き辺りを見回している間に女性はいなくなっていた。
それをキャシーに話せないまま翌日、コールは車に乗っていると再び時が止まる。コールはそこにあった”聖マリアマーシー精神科病院”が気になり、中に入って「ある女を捜してる。長い黒髪で…左手首を切った」と言うと受付のシスターが「リリアンね」と言い彼女の部屋へと案内してくれた。リリアンは何十年も入院していて幻覚が現れる精神疾患だと言う。部屋に入るとリリアンは背を向けていた。「誰？」と聞かれると「コールだ」と答えた。するとリリアンは「本物のコール？」と聞く。そして振り向きコールを見ると「彼じゃない。あなたは幻覚だわ」言った。「君を見た。すべてが止まった時の中でな」とコールが言うとリリアンはジェニファーのように指を動かしながら「チクタク…チク…」と言い出した。そんなリリアンにコールは「君は病気じゃない。主要人物だ」と言う。するとリリアンは「ジェームズ・コール！待ってたけど終わり間近に来るとはね」と言ってコールの頬を撫でる。そして「まだ終わってないわ。緑から赤へ。見通せるのは1人。目撃者よ。」と言い、ラムゼが任務に失敗していることを示唆する。だがコールはリリアンの話しに納得できず「君は主要人物じゃない。病人だ」と言って部屋から出て行った。リリアンは「松の森で見つけた物を持ってきて！」と去って行くコールに言った。

1959年：マシーンなしの旅

コールは松の森へと向かう。するとそこに一本だけ葉が真っ赤に色づいた木を見つける。その周りでは小さな時の嵐が起こっていた。ラムゼも失敗し、時が無事ではないと悟ったコールは赤い葉を持ちリリアンの元へと戻る。だが修復しようにもマシーンが無ければ無理だと言うコールにリリアンは「ジェームズ・コールにマシーンは必要ない。」と言い赤い葉のお茶を飲めば時を旅することができると教えてくれた。家に戻ったコールはキャシーに何も告げず彼女が寝静まった後に壁に”1957～1959年　ここは住まいだった”と書き赤い葉の茶を飲んだ。するとコールの時の旅が始まった。最初にキャシーと会った時、ジェニファーと初めて顔を合わせた時、ラムゼと語った時、ナイトルームに行った時…。あらゆる時を巡りコールはようやく1957年のレジナルドに銃を向けている時に戻った。急いでキャシーたちの所へ向かい今度はチャーリーを始末。するとコールとキャシーはジョーンズ博士の待つ”未来”へと戻って来る。2人はジョーンズ博士が時の修復を見たことや、施設にスカベンジャーたちが来たが自力で守った話を聞いた。そしてキャシーも大変な1年間だったと話すが任務に失敗したあの時のことは記憶にない様子だった。コールはやっぱり覚えてないかと言う顔を見せ「それだけじゃない。ラムゼとハンナはタイタンで死ぬ。」と言った。3人はマシーンを使って時を越えない旅をすることに決めた。

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時を越えない旅

マシーンを使ってひとっとびし、ラムゼたちと合流すると決めたコールたち。みんなが留守の間にすっかりたくましくなったジョーンズ博士も共に来ることになる。タイタンの入り口付近に到着したコール達は、ラムゼたちに同行しなかったジェニファーや娘たちに会う。娘たちの力が必要だから説得しろとコールはジェニファーに言った。ジェニファーは意を決して演説を始める。死に立ち向かい仲間たちを助けると語り掛け、ジェニファーもノリノリでスピーチを続けるが娘たちの心はなかなか動かない。説得に失敗したジェニファーはもういいと言ってコールと共にタイタンへと向かうことにする。「私たちを置いて行くの？」と聞く娘にジェニファーは「老婆の私は一番大事なことを教えそびれたのね。”互いに最高であれ”よ」と言うと娘たちの心が動き、全員でタイタンに向かうことになった。一方目撃者の前へとやってきたラムゼたち。待ち伏せしている使者たちに囲まれるがそれをコールや娘たちが囲み返した。大勢の使者たちと激しい戦闘となり制圧。ジョーンズとハンナは抱き合い、ラムゼとコールも再会に笑い合った。残党を連れてきて話を聞こうとするラムゼ。だが目撃者と思われた者はオトリで、マスクを着けた者が何人もいた。使者たちは目撃者は安全だと言うばかりで居所を吐かない。ラムゼは順番に殺していくが苛立ちキャシーに突っかかる。コールは止めに入り何とかラムゼを落ち着かせた。そしてジョーンズに「ここは何だ？」と聞いた。ジョーンズは「さあ。でもこの技術は夫のエリオットが開発した。ひょっとしたらマシーンのための設備かも」と答える。「もしマシーンがあるなら…」とキャシーが言うとコールは「探さないと…」と言った。

目撃者の正体

反対する者がいたがコールはタイタンを捜索しマシーンを見つけることにした。手分けして捜しているとふとキャシーの記憶が戻った。「私たち…」と言ったその時、タイタンには奇妙な音が鳴り響く。「脱出しなきゃ…塔を見て。タイタンがマシーンよ！」とジョーンズが言うとコールは無線で「全員逃げろ！ここ一帯スプリンターする！」と伝える。一人でいたラムゼの前にマスクを着けた者が現れるがそれを背後から刺した使者らしき男が現れる。その男は「説明はあとだ」というとラムゼをどこかへ連れて行く。ディーコンは使者に殺され、ジェニファーはどこかへスプリンター。そして入り口付近で使者に襲われたコールとキャシーは寸断されキャシーはどこかへスプリンター。コールは弾き飛ばされ取り残されてしまった。
謎の男に連れて行かれたラムゼは森の中へやって来ると男の仲間たちにあう。そこにはオリビアがいた。オリビアは12モンキーズと縁を切ったと言う。そこでラムゼはいなくなった息子がオリビアといることを知った。
1917年のフランスに飛ばされたジェニファー。戦争の最中に投げ出され困惑しつつも命は何とか無事だった。
そしてマシーンで戻って来たコールとジョーンズだが、キャシーは戻ってこなかった。ジョーンズが調べると連中は2163年に行っているとわかる。コールは「俺をそこへ送ってくれ。彼女を見つけ連れ帰ってくる」と言った。
その頃キャシーは2163年にいた。大勢の使者たちのいるまるで法廷のような場所に連れてこられるとそこには赤いフードを被った花びらおじさんがいた。「君をここに迎えられて光栄だよ。」と言う花びらおじさんにキャシーは「あなただったのね…目撃者でしょ」と聞くと花びらおじさんは「まさか…違うよ。目撃者は私よりずっと特別さ。君やジェームズよりもだ。」と答える。「目撃者はどこ？」と言うキャシー。花びらおじさんは「安全だよ。2人の旅人から誕生を。君が連れてきたんだよ。目撃者はここにいる」と答えるとキャシーの手をキャシーの腹に当てた。「母上」と花びらおじさんがいうと使者たちも立ち上がり「母上、母上、母上」とマザーコールを始めた。

あら～。目撃者の正体が思わぬ者でしたね！まさかコールとキャシーの子供だったとは…。
え～っと結局疫病とかはもうどうでもよくて(いや、無事解決してww)、時の嵐を止めることと12モンキーズとの戦いと言う感じのシーズン2でしたね。当初は疫病で話を続けれるのか心配でしたが、思わぬ展開を見せてくれたので楽しく観ることができました。
シーズン3は目撃者の正体がわかり、コールも2163年に向かう訳ですがどのような物語になるのでしょうね。オリビアも反モンキーズになってるし、ジェニファーはとんでもない所に行っているしで色々な方向から展開できそうな気もします。
タイタン自体がマシーンであることや、それを設計したのは恐らくジョーンズ博士のご主人ってのも気になるのでシーズン3も期待と言う感じでしょうか。つまらなくなるかな～と思ってたシーズン2でしたが、スケールも大きくなったので私は楽しかったです。

今日の一枚

12monkeys season2 ep13　season final