パトリック　戦慄病棟

2015/03/13

パトリック　戦慄病棟のあらすじ

前任の看護師の急な辞職(本当は行方不明)により精神病院の看護師として赴任したキャシー。そこは脳死や昏睡状態の患者が集められ医師が研究を行いながら患者の様子を看るという場所だった。
患者の中でも一際「美しい」パトリック。キャシーは意識が無くても話しかけたりするといいのかもしれないと、優しく世話をしていた。
しかしキャシーの周りで様々な恐ろしい現象が起こり始める…

2013年　オーストラリア　96分　サスペンス　ホラー (原題：Patrick)

78年に作られた「パトリック」のリメイクです。
昏睡状態のパトリックという青年の患者は医師に実験台のようにされていて、毎日棒でつつかれたり熱いものを当てられたりされていた。
いくら意識がないと言ってももしかして痛いのかもしれないと心配したキャシーはパトリックに話しかけたり、優しく手当てをしていたりした。
しかしある日キャシーは知り合った男性と一緒にいると奇妙な幻覚のようなものに襲われる。その時パトリックの姿が恐ろしいものにかわるのを見たキャシー。
そしてその後ケンカ中の旦那が現れ、仲直り…と言うときに旦那にも恐ろしいことが起きてしまう。
キャシーはパトリックに意識があることがわかり、同時に彼には念動力のような特殊能力があることもわかる。
優しくされたことでキャシーに好意を持ったパトリックはその力を使ってキャシーに近づく者たちを排除していた。
そしてパトリックには恐ろしい秘密が…

という感じの、昏睡状態の念力ボーイに好かれちゃって周りの人を傷つけられ自分も拒絶すると痛い目に合わされるというお話です。
最初のシーンで前任のナースが出てきたときに古臭いナース服だったので古い時代の設定かと思いましたがiPhone持ってたので、あ～現代なのねってちょっと肩すかしをくらいました。設定とか暗い雰囲気とかなかなか良かったです。
殆ど寝たきりの患者さんの中に唯一動けるオジサンがいるのですが、この人は毎晩同じ時間に灯台を動かすのだけれどこれが最後の方に上手いこと絡めてありました。
ちょっと目を覆ってしまう痛いシーンもあります。苦手な人は要注意です。平気な人からすると全然大したことないでしょう。
と、何だかほめてばかりの気がしますが良い映画と言うわけではなく暇つぶし程度には大丈夫って感じです。