GOTHAMゴッサムシーズン1　第2話『セリーナ・カイル』

2015/05/18

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GOTHAM ゴッサムのあらすじ

ゴッサムシティの刑事となって2週間のジェームズ・ゴードン。ある日彼は地元の名士であるウェイン夫妻の殺害事件を担当することになる。目の前で両親を殺された12歳の息子ブルース・ウェインに何らかの結びつきを感じたゴードンは犯人逮捕を心に誓う。ゴードンがいかにして立身していったか、そしてゴッサムシティはなぜダークヒーローを必要としたかを描くダークナイトのスピンオフドラマ

ネタバレしています。まだの方はお気を付けください。

ホームレスの子供を狙った事件

中年の男女が市長の福祉事業の一環だと食べ物を持ってホームレスの子供に近づき、薬の塗られたピンを刺して眠らせ連れ去ると言う事件が発生する。子供たちを守ろうと近くにいたホームレスの男性は撃たれて死亡してしまう。その場にキャットもいたが、怪しい男女に近づかず難を逃れた。そしてもう一人少年が逃げることに成功。警察に保護される。ゴードンとブロックはその少年から話を聞くが、ブロックは「お前があのホームレスも殺したんだろ？正直に言え！」と食ってかかってしまう。そんなブロックのやり方にうんざりしゴードンはまたもブロックと喧嘩をしてしまう。
上司にこの件に関して捜査を願い出るゴードン。ブロックは事件ではないと反論するが、そこに現れた科学捜査官のエドが証拠を持ってきた。「保護された少年から検出されたのはATPという薬物で即効性の睡眠薬であり、それが使用されていたのはアーカムアサイラム。患者を大人しくさせる為にね。今は手に入らない代物です。」このことから上司は内密に捜査を行う様に指示した。ATPがありそうな薬局を調べることになったが、現場はフィッシュのシマ。ブロックは一応フィッシュに許可を取った方が良いのではと考えた。

ファルコンの威圧

自身のクラブで楽しんでいるフィッシュ。だがそこに突然ボスのファルコンがやって来る。驚いたフィッシュだが、更にファルコンの言葉に怯えることになる。ファルコンは冷静に「オズワルド(ペンギン)が死ぬ前に言っていたんだが…私はヤワな年寄だから君が引き継ぐと言っていたと。」これに驚いたフィッシュはまっすぐにファルコンの目を見つめ「ドン・ファルコン。私はそんなことは絶対に言っていません。私にとって父親同然ですから」と言う。
「では、すべて忘れよう。」とファルコンは言う。だが、フィッシュと寝ていると思われるバーテンダーのラズロを呼びフィッシュの目の前で部下に暴行させる。優しく話しているがフィッシュの野心はお見通しと言った感じのファルコンの態度。ファルコンが帰った後客に「帰れー！！」と怒鳴り散らしたフィッシュだった。そして「必ずあの老いぼれファルコンの命を奪ってやる。この手で、この歯で！」と再び固く決心をする。

帰って来たペンギン

ふらふらとした足取りでゴッサムシティに向かうペンギン。途中ヒッチハイクをして車に乗せてもらうがハイテンションの若者にからかわれ殺してしまう。そのまま車を奪って貸トレーラーを借りることにした。
お金を作るために誘拐まがいのこともするが、電話をかけた相手が信じてくれないなどペンギンらしい一幕も。
だが自分をこのような状況に置いた者たちへの復讐を胸に秘めていた。(と思う。)

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事件解決？

ATPを扱っている薬屋は街に3軒しかないことから、そこからあたってみようとするゴードンたち。そしてクイラン・ファーマに着き中に入って責任者のクイランに話を聞く。だが話している途中に隠れていた犯人と銃撃戦となる。二人の男女は逃がしてしまったが薬局の地下に隠されていたホームレスの子供たちを救うことができた。
沢山の報道陣の前で市長は子供たちを救ったゴードンたちをほめたたえ、子供たちは保護をすると宣言した。だがその実はかわいい子は里子に出されるがそのほかの子供は矯正施設と言う名の牢獄に送られることになる。ゴードンは市長にこのことで噛みつくが、決定事項だしどうすることもできなかった。

キャットの抵抗

矯正施設行きのバスの中にキャットことセリーナ・カイルの姿もあった。そして「さあみんな！元気かな？出発よ～！」とバスに乗り込んできた男女が犯人の二人だとわかり抵抗するが脅されて席に戻されてしまう。このバスは犯人たちによって丸ごと奪われた形になる。しかしこのままではまずいと感じたキャットはバスが目的地に到着すると何とか身を隠す。
一方バス1台が消えたことからゴードンたちは犯人の情報を聞き出そうと協力していた薬局のクイランを脅していた。クイランは「奴らの乗っていたトラックには皿とフォークの絵がついていたんだ…」と話す。ゴードンたちは食品関係のトラックと睨み調べるが該当しそうなところがなかった。困っているとふとゴードンは気づく。「皿とフォークじゃないんだ…これはトライデントだ！」とトライデント輸送のマークだと気づく。
何とか姿を隠したキャットだが、逃げたことがばれてしまい女に追われる。持ち前の身のこなしで上手に先手を打っていたが持っていた母親の写真が入ったロケットペンダントが落ちて女にばれてしまった。銃を向けられ絶体絶命！の時にゴードンが女に殴り掛かり命が助かる。男の方もブロックが抑えキャットはじめ子供たちも救うことができた。

ブルース・ウェイン

ブルースの様子がずっとおかしいと執事のアルフレッドがゴードンを訪ねてくる。一度家に行きますと約束をし事件が解決してから会いに行った。ブルースは自分を火やナイフで傷つけ、悪夢にうなされる日々を送っていた。「どうしてそんなことするんだ？」とゴードンが聞くと「自分を試しているんだ。」と答えた。そして「あなたの活躍を新聞で読んだよ。たくさんの子供たちかわいそうだね。お金を送るよ」と言った。ゴードンは「それだけじゃ足りない。心配してくれる人が必要なんだ。お金じゃ買えない」と言う。ブルースは考えて「どうすればいい？じゃぁ、服はどうかな。あの子たちボロボロの服を着ていたし…」と言う。ゴードンは「たしかにそうだな。」と言って二人は少し微笑みあった。

取引

警察に保護されているキャットは警官に「ゴードン刑事を呼んで！」と駄々をこねる。
改めて対面したキャットとゴードン。キャットは「話があるの。たとえば私があんたの欲しい物をもっているとする。それをあげたら私を自由にしてくれる？あんたは他の警官とは違う。腐ってない。あの子と友達だし。」と言った。ゴードンは「あの子？ブルースか？どういう事だ」と聞く。「ウェイン夫妻を撃った男をはっきり見たんだ。」キャットにそういわれゴードンは驚いた顔をした。

真犯人を見つけるための重要な証言が得られそうですね。だけど腐った組織の中ではキャットの命も危うくなりそうだし、動くのが難しそうですね。ゴードンはどのようにこの先動くのか気になる所です。