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ブラックリスト シーズン5　第18話『ザラク・モサデック』

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ネタバレしています。まだの方はお気を付けください。

台帳に記された人物

例の台帳によりヘルマンド州でアヘンを大量に生産しているアフガニスタンのザラク・モサデックと言う人物の存在が分かった。レッドは「ガーヴェイの裏稼業は麻薬だ。だから供給者を押さえれば奴の優位に立て君も復讐を果たせる。」と言った。リズは「”秘密”の回収の後に？」と聞いた。レッドは「いいだろうな。何としても守りたい秘密がないと言うのは。」と答えた。
リズはチームにモサデックの情報を伝える。モサデックは国内最大の麻薬ディーラーであり、レッドがナッシュへの麻薬の供給者であるため彼を押さえてガーヴェイを攻める気だと話した。モサデックは現在フランスへ向かっているとのことだが渡仏の理由は不明。クーパーは「彼を殺人ほう助に問える。一石二鳥を追うぞ。麻薬王とトム殺しの犯人だ。」と言った。
皆レッドの自家用機でフランスへと飛ぶ予定だったが、レッドよりも先にガーヴェイを押さえたいリズは残ってアラムに協力してもらい内部調査部のガーヴェイのデータを盗んで調べることにした。

拉致作戦inパリ

レッドはレスラーとナヴァービをホテルに置いてデンベと共に行動。モサデックがパリで警護を依頼するならブニヤン・デュフールだと思っていたのだが読みが外れヴィクトル・マンゾンが警護に当たっているらしいのだがマンゾンとレッドには”苦い過去”があるららしい。マンゾンはレッドに情報を漏らさないだろうからとレッドはデンベと共にマンゾンの家に押しかけ彼を脅して情報を聞き出すことに…。
そして聞き出した情報をレスラーたちにも伝える。モサデックたちがいる場所はパリ16区のクレベール通り。常に警護2人といるとのこと。部屋にも2人。そして向かいの建物から見張っているのが1人、武装してロビーにも2人。そのほか常時車が3台待機していたり警察内の仲間も見張り監視カメラなども当然ある。かなり厳重に警護されていた。
「彼を連れ出すのは無理だわ。」とナヴァービが言うとレッドは「おい、待て。冒険心や心意気はどうした？」と言った。本来ならば数週間かけて策を練るレベルの警護だがレッドは「エレベーター。」と言った。
レッドはデンベの仲間などを使い建物に入れるバッジを入手。ジャン＝フィリップと言うじいちゃん工作員に頼んで監視カメラの映像に細工。そしてギリシャの武器商人クリストス・マティアスにエレベーターを吹き飛ばす爆薬を用意してもらい、ジャン＝フィリップにエレベーターのワイヤーに取りつけてもらうことになった。かなり急な作戦であるが、事は順調に運んで行く。モサデックが護衛2人とエレベーターに乗り込むと爆破。切れたワイヤーは地面直前で止まる計算だった。だが爆薬の量が足りなかった。エレベーターは3階で停止してしまう。デンベとレスラーは急いで3階へと向かう。エレベーターのドアを開くと護衛たちが発砲してくるがスタングレネードを投げ込み敵を黙らせモサデックを連れ出した。だがデンベはワイヤーが切れそうになっているエレベーターから護衛2人も助け出そうとする。危険な状況であったが何とか全員エレベーターから出しモサデックを連れ去ることができた。

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勘違い

レッドの所へ連れてこられたモサデックは「要求通りダイヤを持ってきた。息子さえ助かればいい。」と言って封筒をテーブルに出した。レッドが封筒の中身をテーブルに出すとダイヤモンドがたくさん出て来る。「何か誤解があるようだな…。」とレッドは言う。モサデックは「それじゃ足りないのか？要求を言ってくれ。」と言った。レッドは「イアン・ガーヴェイ。麻薬の供給を断ち彼の力を奪う。」と言う。モサデックは「マティーンと交換か？」と聞くがレッドは「私は誘拐してない。」と答えた。どうやらモサデックは息子のマティーンを何者かに誘拐されているようでレッドをその誘拐犯だと思っていたらしい。レッドは「しかし取引できる。私の要求を飲めば息子さんを助けよう。」と言った。
調べてみるとマティーンはタリバンに誘拐されているとのこと。タリバンはモサデックをアメリカのスパイだと思っているらしい。レスラーはそれならばネイビーシールズが動くはずだと言うがレッドは「情報屋との関係は秘密でこそ効力がある。」と言った。モサデックはたしかにCIAの情報屋をしているらしいが関係を知られるのが相当マズイようでクーパーは国の機関は動かないようにとパナベイカーに言われてしまった。(パナベイカーさんですよね？)

繋がる地下通路

どこの協力も得られないためクーパーたちはチームでマティーンの救出作戦を行うことにした。
人質とダイヤを交換する場所に指定されたのは墓地。レスラーとナヴァービは近くでモサデックを見張り、モサデックもイヤモニを着けて彼らの指示に従いつつ指定の場所へと向かっていた。
途中作業員風の男性や男の子からの指示を受け道を進むモサデック。男の子から何か紙を受け取ったモサデックは走り出しレスラーもすぐに追いかけるがモサデックは突如姿を消してしまった…。
すぐにレッドに連絡しモサデックを見失ったと報告する。その時レスラーがモサデックが受け取っていた紙のようなものを拾った。”シャルパンティエ”と書かれたその紙を見てレスラーは近くにある霊廟を見つけた。そこには地下へと続く階段があった。恐らくモサデックは地下墓地へと連れ去られたのだとレッドは言った。レスラーたちは地下への階段を進みレッドは”回り込む”ことに。
地下墓地ではタリバンたちがマティーンを連れていた。モサデックは息子を助けてくれと言って要求されていたダイヤを渡すがタリバンはまた他の要求を突き付けて来る。モサデック以外のスパイの名を言えと言うのだ。マティーンにビニール袋を被せ脅すタリバン。「名前など知らない！知らないんだ！」「裏切り者の名を言え！！」と言う攻防が続いた時レスラーたちが駆けつけ銃撃戦となる。敵を数名倒したがタリバンはモサデックとマティーンを連れて逃げて行ってしまう。
一方教会へ行き人々にガス漏れだからここから逃げてと声をかけていたレッド。そこへ地下墓地から出て来たタリバンやモサデックが現れる。地下通路はこの教会へと繋がっていることをレッドは知っていたのだ。
デンベが気づき教会でも銃撃戦となる。華麗に敵を排除して行くがタリバンの女がモサデックに銃を突きつけ、さらにマティーンの方にも銃を向けた。しかしその時追って来たレスラーたちが到着。レスラーが女を撃ち殺しモサデックも息子も助け出すことができた。
その後レッドに感謝し要求を飲んでくれることになったモサデック。レッドは「ガーヴェイに関する要求は一つだけ。話し合いの場を設けてほしい。君の商売に関しての話し合いだ。」と言った。

麻薬の供給者を押さえたってことですよね。彼を取り込んだことによりガーヴェイの力を奪えそう。
あのDr.レオンみたいなおばちゃんはモサデックの部下ですよね。「彼が会いに来る。」と言われたガーヴェイはちょっとだけ怯えていたような気が…？じわりじわりと追い詰めつつ、リズも違う方向からとんでもない事実を掘り当ててしまいましたね。
レッドより先にガーヴェイを押さえたいリズですが、アラムちゃんの協力を得てリリアン・メイ・ロスと言う女性に辿りつきましたね。ガーヴェイに大事にされている女性…。だけど話を聞くと実父から身を守るために幼いころから保護プログラムを受けているとのこと。そしてその”危険な実父”とはレイモンド・レディントンだとぉ(ﾟдﾟ)！？リズの姉妹…？レッドの秘密ってこれなのか？このリリアン・メイ・ロスがどう過去と繋がるのか…？
リリアン・メイ・ロスは35歳ってことでしたけどリズはもうちょい下の設定ですかね？この年の差がどう出るかってのもありますよね～。
そーれーとーもーリズは本当はレッドの娘ではないって可能性もアリですよね？本物のマーシャはリリアン・メイ・ロス的な？色々と考えられるけどリズがマーシャじゃなければミスター・キャプランがあんなに守ったはずもないか？
イアンとレッドの間にも実は昔から確執があったのか？次が楽しみですね。
アラムちゃん～。もっと自信持たなきゃ！怖がってちゃダメなのよ～。ちょっとナヴァービとは距離があいてしまいましたね。リズとレスラーには恋愛相談しちゃいかんな(笑)

今日の一枚

BLACKLIST season5 ep18