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300＜スリーハンドレッド＞～帝国の進撃～

※この記事にはプロモーションが含まれています

2014年　アメリカ　103分　アクション　ドラマ　　　原題: 300: Rise of an Empire

300<スリーハンドレッド>の続編となりますが、
前作のスパルタのレオニダスたちの戦いの前後を少し挟みつつ、
かたや海ではこんな戦いが繰り広げられていましたよ～って言う所のお話になります。

ギリシャ対ペルシャのスタンスは変わってはいないですけどね。

今回の主役はアテナイのテミストクレスさんです。
人手不足の為訓練された兵士ではなく、
詩人であったり商人であったりと所謂一般市民を集めたギリシャ連合軍を指揮しています。

圧倒的に不利ではあっても持ち前の頭の良さで、強敵にも打ち勝っていく様子を描いているわけです。

大海原を舞台に戦術を駆使して戦っていく感じは良かったと思うんですけど、
今回血の表現がなんとも嘘くさすぎてそのたびに萎えてしまう感じ。
なんだか血が少しテカリを帯びたペンキみたいな…

そして前作はムキムキのおっさん達が命をかけてひしめき合う男臭いのが良かったのに
今作はアルテミシアというお姉さんが出てきてしまったので

なんかいくら冷酷で残忍な女性でも、ダメな意味で華を添えちゃったよね感が否めなくて
そこが私的には残念でしたね。

もっとオッサンばかりで腹筋が割れている人だけで良いんです！

映像がきれいなのがウリなので仕方ないとは思いますが、
映像がきれいすぎるのも現実感なさ過ぎて…
もうちっと泥臭くても良かったかも。

あまりおもしろくはなかったです。

前作は超えられなかったですね。

今日の一枚