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Empire成功の代償 シーズン2　第3話『 真っ向勝負』

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ネタバレしています。まだの方はお気を付けください。

修復不可能な家族関係

ルシウスは保釈され、久々の”外の空気”を満喫していた。一方”ライオン・ダイナスティ”として活動を始めたハキームはラジオに出演。DJのスウェイはルシウスに番組中に電話をかけ「ハキームが来てるよ。アルバムをリークした」と言う。それを聞いたルシウスは一瞬真顔になるが「やっぱりあいつはまだガキだ。じゃあまたな」と言って電話を切ってしまう。
その後ルシウスの家で家族の食事会が開かれた。ルシウスは「今夜は楽しく会食し、明日はまた敵に戻る」と話した。だが会話が弾むわけもなく時間は過ぎていく。「ライオン・ダイナスティを解体したらすべて許してやる。アルバムのリークも敵対的買収も。枕事件も。」とルシウスは言うがクッキーは「お断りだ。あんたは地獄で焼かれて死ねばいい。私は息子たちを助け大きな遺産を残す。だからエンパイアはくれてやる」と言う。ルシウスは「プライドだけじゃ食っていけないぞ。惨めな思いをするだけだ。あきらめろ。」と言い、クッキーは私をみくびるなと言ってバッグを持ち席を立つ。そしてテーブルランナーを引っ張りながら歩いていくので、テーブルの上の食べ物がガラガラと下に落ちて行った。それを見てクッキーはニヤリと笑っていた。

アーティストの育て方

ラテン系の女の子3人組をプロデュースしているハキーム。クッキーに色々と注文を付けられながらも頑張っていた。さらにスウェイのラジオに来週出ることになり急ピッチで仕上げに入っている。最初は文句を言っていたクッキーもレコーディングの様子を見て「振付を完璧にすれば金鉱を掘り当てられる」と褒めた。その後クッキーはこの3人娘に振付の指導をスパルタに行いかなりイケてるグループに成長させた。

フランク・ギャザーズの娘

ルシウスの留守中にフランクの娘フリーダが契約にやって来る。ジャマルはルシウスに「絶対に逃がすな」と言われていたが取り巻きのチンピラたちやルシウスがいないせいでフリーダは帰ってしまった。あまりの態度の悪さにジャマルは「タチの悪い女だ」と言うが彼女を帰してしまったことにルシウスは「後継者に選んだことを後悔させるなよ」と怒る。ジャマルも「俺を選んだのは本物のアーティストだからだろ？父さんのいない間会社を守った」と反論する。ルシウスは「あの子の為にレーベルを復活させる。俺が探していたのは無骨で荒々しいサウンドだ。俺をおとしめた奴らを見返してやる」と話した。そして弁護士のサースティがフリーダの動画からいつもいるだろう公園を特定。「止めても行くんだろ？」とサースティはルシウスに言った。そしてルシウスはジャマルに「仕事はこうやるんだ。それができないならせめて弟を連れ戻せ」と言う。「ハキームとフリーダに夢中で俺のことはお構いなしか。アーティストとしても息子としても。クッキーは支えてくれた」とジャマルは言った。「俺に構ってほしいのか？だったら俺の期待に応えろ。いいな？」と言ってルシウスは出て行った。

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パーティーを乗っ取れ！

アニカがクッキーと働いていると思っているルシウスは自分のクラブにアニカを呼び出す。そしてとある依頼をする。アニカは引き受けたような素振りをするが、その話をクッキーに持ってきた。「保釈を祝って盛大なパーティーを開くらしいの。狙いはあなたの音楽。ハキームが手がけた曲全て。ティアナやVのも」とアニカは話した。クッキーは「私の曲をパクろうってのか。少し変えられたら盗作だと証明できない。だけどどうしてそのことを私に？」と聞いた。アニカは「私は…どんな手を使ってもルシウスを傷つけたいの。どうしても。」と答えた。クッキーは「パーティーのこと詳しく聞かせて」と言い出した。
そしてパーティーの日。豪華なアーティストも来て多くの人で盛り上がっていた。ジャマルとPitbullの歌で盛り上がりは最高潮になった時スモーク弾が投げられ電気は落とされる。「どうした？」とルシウスも驚いた時登場したのはきらびやかな衣装に身を包んだクッキーだった。「盛り上がってるね～お帰り、ルシウス。愛する家族と愛する元妻も祝福してる。それと私のパーティーにようこそ！アーティストを紹介しよう。エンパイアの元トップラッパーだけど独自のサウンドを求めて父親の元を離れた。新レーベルライオン・ダイナスティのナンバーワン・アーティスト！ハキーム・ライオン！」とクッキーはハキームを紹介。ハキームもジャマルに負けじとかっこよくラップをキメた。そして頃合いを見計らってクッキーたちは撤収していった。

恵まれない男アンドレ

パーティー翌日ライオン・ダイナスティには何件もの問い合わせが相次ぎスタッフ一同大忙しだった。DJのスウェイにも「乱入するとはブチかましてくれたな！」と褒められ(？)クッキーはご満悦だった。そこへアンドレが尋ねて来た。アンドレはロンダが妊娠していることを話すとクッキーは大喜びする。手を叩いてアンドレに抱き付いた。そして「ルシウスには？あんたが望んでいることをルシウスも望んでる。ハキームを引き戻そうとしてるのも遺産を残したいからだ。孫は彼にとって最高のプレゼントだ」と言う。だがアンドレは「言えない。自分の目的の為に子供を利用したくない」と言った。クッキーは「欲しい物を手に入れるには情に訴えかけることも必要だよ。考えてみて」と話した。そしてアンドレはルシウスに話すことにした。「子供ができた。父さんの孫だ」と聞きルシウスは何故か真顔になり「心配じゃないのか？病気のこと」と言う。アンドレは「双極性障害は俺だけだ」と言うがその時ルシウスの脳裏に母親の記憶がよぎる。どうやらルシウスの母親も双極性障害を患っていたようだった。だが「孫か…孫息子？」と言い笑みを浮かべた。アンドレが「この子の誕生とともにエンパイアは新時代を迎える。」と言うとルシウスは「念願の孫息子だ。」と言ってアンドレにハグをするが「だが子供をだしにするとはお前を見損なった。俺が許すと思ったか？」と言う。アンドレはそんなつもりじゃないが、もう俺だけの問題ではなくなったと話す。しかしルシウスは「出てけ。ロンダによろしくな」と冷たく当たった。

やられたらやり返す。それがライオンの流儀

ハキームプロデュースの3人組がスウェイのラジオに出る日。センターを務めるバレンティナが時間になっても現れない。焦るハキームとクッキー。そこにルシウスがやって来た。「アペックス・ラジオを買収した。全米中のラジオ放送をコントロールできる。分かったか？俺を甘く見ると痛い目に遭う。アーティストもな。お前を迎え入れてやったのに裏切るからだ。」とクッキーに言う。その時バレンティナが「遅れてごめん」とやって来た。ハキームは「出演は中止だ。父さんに妨害された」と言うが違った。バレンティナはエンパイアと契約し今からラジオに出ると言う。バレンティナが歌っている時にルシウスは「ラジオで宣伝できなきゃ弱小レーベルはつぶれる。ご愁傷さま。」と言い、クッキーは「私は屈しない」と去って行く。ルシウスはハキームに「戻って来るか？」と聞くがハキームは無言で去って行った。

いたちごっこですよね～。ちょっとやり方とか腹黒さとかが嫌な気分になるようになってきてしまいました。ルシウスもルシウスだけどクッキーもたいがいです。結局子供たちは巻き込まれてる形ですよね。子供だけでなく周りの人間もだけど…どちらかが折れないとこのいがみ合いにケリはつかないと思うけど、どちらも折れなさそうだし…。
アンドレが一番かわいそうな気がするけど、結局ルシウスのお母さんも双極性障害だったからアンドレと重ねて見てしまい辛く当たる的な感じなんでしょうか。それはそれでよりかわいそうですよね。
ジャマルもちょっとクッキー寄りになりつつある気もするけど権力に溺れ始めてるからエンパイアと離れられないでしょうね。そしてお腹が出てるフリーダちゃんは今後どのような展開を見せてくれるのか？ルシウスは本当に才能があるから狙っているのか…それともフランクの娘だから狙っているのか…どうなんでしょうね？

↓　ジャマル＆Pitbullさんのパーティでのゴキゲンな一曲

↓　ハキームとTimbalandさんのパーティーを乗っ取った曲

今日の一枚

Empire season2 ep3