1. ホーム >
2. ウェイワード・パインズ出口のない街 >
3. ウェイワード・パインズ出口のない街 シーズン1 >

ウェイワード・パインズ 出口のない街 シーズン1　第8話『暴走する天才』

※この記事にはプロモーションが含まれています

ネタバレしています。まだの方はお気を付け下さい。

意外な敵

爆発によりケガをしたベンを病院に担ぎ込むイーサン。連れのエイミーは自力歩行ができるほどの傷だがベンは意識を失ったままだった。医師の診察によると幸いにも脳に損傷は無く24時間以内に目が覚めれば順調に回復するとのことだった。駆けつけたテレサも心配し付き添うことになる。そしてベンは次の朝には目を覚ました。安心して喜ぶテレサだが少し席を外している時に教師のメーガンがやって来る。そして何故かベンに「犯人を捕まえておきながら(この場合ハロルドのこと)逃がすなんて保安官は何を考えているのかしら。もしかしてケイトのご主人だから？知り合いに甘くした結果がこの惨事よ」とイーサンを非難するような言葉をすり込み、まるでベンの心情を操作しているようだった。父親が過去にケイトと浮気をしていたことを知っているベンはその言葉を聞き”先生の言う通りだ”というような顔をした。

疑惑の始まり

朝カフェにいたピルチャーは住人達が「ガス管の爆発なら地面も壊れているはずだけど壊れていないもの。何か変よ」と噂しているのを聞き状況的にまずくなってきていると感じる。そこへ遅れて出勤してきたウェイトレスのルビー。ピルチャーは彼女が遅刻してきたことと髪の毛に松葉が付いていたことから何かおかしいと察知。すぐに監視センターへ向かいルビーのチップがどこにあるかを調べさせる。すると家のベッドルームだとわかり監視カメラで調べているが彼女は家にいない。「昨晩外したんだ…彼女も反乱グループなのか。他にもいるのかも」とピルチャーは疑い始める。
そして24時間監視しているのに何故爆弾を作れたのかと考えた末、内部(街の実情を知るボランティアスタッフ)にも協力者がいるのではと考えたピルチャーは内部の人間を調査するようパムに命じた。

内部への波紋

監視を担当しているスタッフと個人面談を行うパム。「他人のプライバシーを覗くんだから嫌になる時もあるでしょう？」と不満は無いか何かおかしい言動や行動は無いかを慎重に探っていた。皆”人類を存続させる為だから平気です”や”人の生活が見れて楽しい”と言い裏切り者はいないかと思われた。だが一人仕事の内容は納得しているがたまに聞こえてくる住民の不満や疑問の声を悪意がなさそうと判断した時にテープをぼかしたり削除したりしたと話した者がいた。その男レジーはその会話が大ごとになるのを避けたくてそうしたと言う。人は疑問を持つものだとパムに話しパムもかなり考えさせられたようで「そうよね。それが人間だものね。」と優しく言葉を返した。その様子をピルチャーは監視カメラの映像で黙って見ていた。
そしてその後パムが部屋戻って来るとピルチャーは「どうだった？規則を破った者はわかったか？」と聞くがパムは「みんな協力的よ。反逆者に手を貸している者はいない」と答えた。

スポンサーリンク

母親の愛情

ベンの病室にやって来たイーサン。息子を心配し優しい言葉を掛ける。だがベンは先生から聞いた言葉が効いていて反抗的な態度をとる。そして「ハロルドを逮捕したんでしょ？なのに釈放した。ケイトの夫だからそうしのたかと…掟の番人であるパパが知り合いを許してたらダメだ」と言った。それを聞いてイーサンは「犯人が誰だろうと俺は同じことをした」と言う。テレサは「今のこと先生に吹き込まれたのね？」聞くがイーサンは「誰に聞いてもいいんだ。お前を愛している」と言って病室をあとにした。納得のいかないテレサはメーガンに会い「お子さんは？」と聞く。メーガンが「うちにはいないの」と答えると「ベンを自分の子のように扱わないで。私はあなたがベンに悪影響を与えてると感じてる」と言い険悪な雰囲気になってしまう。

スタッフの処刑

現状に苛立ちを覚えたピルチャーはパムに「レジーが監視映像を削除していたことを知っていたな？」と言う。パムは「彼は住民に同情したのよ。」と答えるがピルチャーは「爆弾を作るのを手伝っていたかもしれない。彼は裏切り者だ！対処せねば…」と言い出す。内部の者にまで処刑を行おうとする兄を必死で止めようとするが聞かずピルチャーはレジーをスタッフたちが見ている前で保存容器(人が入っている例の機械)に入れて”処刑”してしまった。パムは歯止めがきかなくなっている兄を冷たい目で見ていた。

穴の開いたフェンスの先には…

森の中で身を潜めていたハロルドと仲間たち。ダンプカーを盗み出しそれでフェンスに突っ込んで開けようとしていた。だが土壇場でハロルドは「ケイトを残して行けない」と言う。仲間の男は(この人の役名が出て来てない…？)「日没までは待つから」と言ってくれた。その後ハロルドはイーサンに捕まってしまう。そして日が暮れた時、ダンプカーはフェンスに向かって激突！見事に開けることができた。運転席から出て来た男はフェンスの”向こう側”に降り立ったことに歓喜。「やっと外に出られた！」と大声を上げていた。そこに忍び寄るアビーたち…男はアビーたちに食いつかれてしまった…。そして振り向いたアビーの目線の先には穴の開いたフェンスが…

おぉぅ！とうとう来週はアビー襲来の予感ですね！たしか10話までだったの思うのであと2話で街のカオスが描かれるのでしょうか。イーサンはどのように対応していくのでしょうね。
そして最初はあんなに嫌な奴だったパム看護師がまさかの善人キャラに。ちょっとおかしくなって暴走し始めた兄を止めることができるのでしょうか？

↓　英語のみですが…

今日の一枚