1. ホーム >
2. ウェイワード・パインズ出口のない街 >
3. ウェイワード・パインズ出口のない街 シーズン1 >

ウェイワード・パインズ 出口のない街 シーズン1　第3話『忍び寄る魔の手』

※この記事にはプロモーションが含まれています

ネタバレしています。まだの方はお気を付け下さい。

狂気の街

ビバリーの処刑を終え、住人たちは異様な雰囲気に包まれていた。ビバリーに直接手を下した保安官はまたもやスピーチを始め住人たちの士気を高めようとしていた。そして住人達もまた保安官に続き街の掟を声高に叫んでいた。
「この街は幸せだ！」「電話には出ろ！」「過去の話はするな！」
イーサンはその隙に街から脱出しようとするが、追手が多く叶えることができなかった。
旦那と家に戻ったケイトは「ミルクティーを入れてあげる。落ち着くわ」と言ってお茶を入れる準備をする。その時背後から人影が…ケイトは「今はダメよ」と言う。イーサンがいることがわかったのだった。そしてやかんの音が大きくなったとき話し始める。「私たちが通報したなんて嘘よ。保安官はそうやって住人同士を監視させるの。ここではチャンスは一度きり。失敗すれば殺される」と言った。そしてイーサンにこれを持ってないとはずしたとバレルわとチップを渡した。翌朝イーサンはいつもの廃屋へ行く。そこには吊り下げられたビバリーの死体があった。イーサンは死体を下ろし「必ず君の娘を見つけて、どれほど君が愛していたかを伝えるよ」と言った。

イーサンの家族

シークレット・サービスが何も教えてくれないことから自分たちでイーサンを捜そうと動き出した妻と息子。８００ｋｍの道のりを運転しシークレット・サービスの本部へやって来た。妻のテレサは受付の女性にケイトがここに所属していますねと尋ねるが受付の女性は応じてはくれなかった。そこでテレサは正直に話すわとイーサンがケイトと不倫関係にあったことなどを言い、夫の居場所が知りたいというようなことを話すと、受付の女性がこの部署の仕事をしていたとしたら調べることができるわと他の捜査官に聞きにいってくれる。その隙にテレサはコンピューターを使いイーサンの動向を調べる。イーサンのパスワードは息子の誕生日だったのですぐ閲覧することができた。調べてみるとローマンのガソリンスタンドに寄っていることがわかった。
その頃シークレット・サービスシアトル支部ではイーサンの上司のアダムが慌てた様子で誰かに電話をかけていた。「ピルチャーさん問題が…バークの妻が夫の捜索を。PCの記録を見たようでおそらくそっちに向かっている」。と話していた。

着々と進められていた準備

イーサンはビバリーの家へ行ってみる。すると中はすでに空っぽであった。冷蔵庫を開けると水がはいっていたのでイーサンは一口飲む。その時不動産屋が業者と一緒に入って来る。不動産屋は「新しい家族が入居する」と言って業者に指示をしていた。イーサンは姿を見せ「声を出すな」と言いそのまま静かに家から出て行く。家から出るとワイオミング州のナンバープレートが付いたデリバリートラックが走っていた。イーサンは外へ出られるかもしれないと考えデリバリートラックの中に隠れる。

ようこそ出口のない街へ　再び…

情報を得たテレサとベンは早速イーサンが寄ったと思われるガソリンスタンドへ行き。店員に写真を見せ「この男性を知らないかしら？」と尋ねる。店員は「もう一人男と一緒に来たよ。お葬式みたいな格好をしていた」と話す。そんな話をしていると後ろにいた子供が「事故があった」と言う。テレサは「どこで？」と聞くと子供は「ウェイワード・パインズの近く」と教えてくれた。店員にそれはどこにあるのかと聞くと動揺した様子で「ただの街だよ。ここからそう遠くない」と言った。テレサたちはすぐにウェイワード・パインズに向けて出発する。車を走らせていると後ろからサイレンを鳴らしてパトカーが近づいてきた。テレサは「やだ、私スピード出してた？」と言うとベンは「出してない。ばあちゃんの方が飛ばすよ」と答える。車を停めたテレサに所にやって来た男はウェイワード・パインズのポープ保安官だった！保安官はオイルを撒きながらテレサに近づき「オイルが漏れてますよ」と言った。確認して驚くテレサにとりあえず応急処置をして止まらない様にします。とボンネットを開けさせる。そして持っていた道具でオイルの管を切ってしまった。

謎の場所

デリバリートラックの荷台に隠れていたイーサンは車が止まったようなので外に出てみる。するとそこは何かの施設のような所で沢山の搬入口のようなものがあった。とりあえず辺りの様子を探るイーサン。だがウェイワード・パインズと建物に書かれていることから外には出られていないと察したようだった。イーサンは新たに開いた扉があったのでそこへ向かう。その前には埃をかぶったような車が沢山並んでいた。イーサンはその車に身を隠しながら進んだが一台の車の前で止まる。その車はテレサの車だった。後ろに貼ってあるステッカーで気が付いた。中に入ってみるとテレサ・バーク私物と書かれた袋があり開けてみると中には自分と妻の写真が入っていた。この時点で妻もこの街へ連れてこられたのではと思ったイーサン。その時車の窓ガラスが割られイーサンは何かの注射を打たれてしまう。打った人物は保安官。「何が気に入らないんだ？もうすぐ家族に会えるのに！」と言う。イーサンは必死で抵抗するが薬が効いてその場に倒れ込んでしまう。

スポンサーリンク

家族との再会

翌朝電話の音で目を覚ましたイーサン。電話の相手は「バークさん。ご家族は退院なさいました。その連絡です」と言った。扉を開けたイーサンは苦笑いをする。またもや自分は病院にいたからだ。イーサンは病院にいるパム看護師に家族は昨日空いた家にいると教えられる。もちろんその家はビバリーが住んでいた家だ。そこへ行くとテレサとベンがいた。３人は抱き合って再会を喜ぶ。イーサンは「ベン、ママと話があるから外に出ててくれるか？」と言う。イーサンはテレサにどうしてここにいるのかと聞くと事故にあって記憶が無いということだった。途中でオイルが漏れて保安官が…と話をしているとイーサンの家の電話が鳴る。イーサンは「電話にはでるな！」と電話を投げ、ちょっと行くところがあるけど、ここは安全ではないから鍵をかけてベンと二人でいるように言う。イーサンは保安官事務所に行きそこに居た保安官とパム看護師を責めるが相変わらずの感じに呆れて事務所を出る。

密会と誤解

雨が降りしきる中ベンは２階の窓から外を見ていた。すると帰宅したイーサンが自宅の木の陰から誰かに呼ばれ周りを気にしながらどこかへ行くのを見る。ベンはイーサンの後を尾けることにする。
イーサンを訪ねたのはケイトだった。「森の中なら話せるわ」と言って色々な話をし始める。
その頃テレサは家にベンが居ないことに気付き探していた。一階へ行くとそこには勝手に冷蔵庫を開けてアイスを食べようとしている保安官の姿が…。テレサは驚き「人の家よ。何しているの？」と言う。保安官は「鍵が開いてた」と言ってアイスを食べながら話をする。始めは穏やかに話していたがそのうち口調が荒くなってくる。「君たちの命の救った。まずはありがとうだろ？何でお前たち家族はそうなんだ？」と詰め寄る。そして「ここは俺の街だ」と言って去っていく。
一方森の中で話をするイーサンとケイト。時間軸が違うがケイトにはきちんと以前の記憶がある。そしてイーサンに「詮索しちゃダメ。周りに合わせるの」とアドバイスをする。その様子を見ていたベンは家に帰りテレサに「パパをつけたらやっぱりだ。彼女と会っていた。ケイトと。」と言う。

フェンスの向こう側

イーサンとケイトの密会を誤解したテレサとベンはキャリーバックを引き摺りながら歩いて街から出ようとしていた。そこへ背後から車がやってくる。「パパかな？」とベンは言うがイーサンではなく保安官だった。身の危険を感じたテレサたちは道をそれて森の奥の方へと逃げる。そして行き止まりのフェンス(街を囲っているやつ)までやってきた。保安官は車を降りて二人に詰め寄る。そして抵抗しようとしたベンを殴る。テレサにも銃を突きつけ「動けばガキの頭をふっとばすぞ」と脅す。ベンを車に乗せ、再度テレサに銃を向けヤバイと思った瞬間追いかけてきたイーサンが保安官にタックル。二人はもみ合いになる。そしてイーサンが銃を向けられ…と言う瞬間ベンが車で保安官を轢く。そしてイーサンは保安官の銃を手に取り一発撃ち込む。３人は車に乗り込み保安官の持っていた鍵でゲートを開けて街の外へ出ようとした時「見て！何かが保安官の死体を運んでいった！」とベンが言う。フェンスの外からは何かの唸り声のようなものや保安官のまるで引きちぎられているかのような叫び声が響き渡っていた。イーサンたちは慌ててゲートを閉めその場から離れる…

今回は家族全員ウェイワード・パインズに来てしまったことや、ビバリーに続き主要キャストと思われた人物(保安官)の死、そしてフェンスの向こうに潜む何者かと言う感じでしたが謎がますます深まってしまいましたね。おもしろくてて仕方ない感じです。当初は時間軸がおかしいことから実は全員死んでる？と思ったものですが、シャマラン監督がそれはないと否定したという記事を読んだので一体どのような秘密がこの街には隠されているのか今後も楽しみです。

↓　英語のみですが…

今日の一枚