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ウェイワード・パインズ 出口のない街 シーズン1　第1話『偽りの理想郷』

※この記事にはプロモーションが含まれています

ネタバレしています。まだの方はお気を付け下さい。

登場人物

イーサン・バーク ( マット・ディロン )　　シークレット・サービスの捜査官。失踪した同僚を探すうちに謎の街ウェイワード・パインズに迷い込み閉じ込められることに。何とか脱出をしようともがくが…

テレサ・バーク( シャニン・ソサモン )　　イーサンの妻。自身も捜査官として活躍していたが結婚を機に引退。突然失踪した夫を独自の調査で捜し出そうとする。

ベン・バーク( チャーリー・ターハン )　　イーサンの息子。母親と共に父親を捜しだそうとする。　　

ケイト・ヒューソン ( カーラ・グギノ )　　イーサンの元同僚。失踪していたがイーサンとウェイワード・パインズで再会する。イーサンとは一線を越えた関係であるが…

ビバリー ( ジュリエット・ルイス )　　ウェイワード・パインズのバーテンダー。街で唯一イーサンに普通に接してくれる人物。

パム看護師( メリッサ・レオ ) 　　ウェイワード・パインズ病院の看護師。笑顔を見せながらもイーサンの行動を抑制するような怪しい動きを見せる。

ドクター・ジェンキンス( トビー・ジョーンズ )　　ウェイワード・パインズの精神科医。イーサンの事故の後遺症による脳へのダメージを懸念し、無理やり街から出ようとするイーサンを何とか引き留めようとするが…

ポープ保安官 ( テレンス・ハワード ) 　　ウェイワード・パインズの保安官。街で唯一の保安官の為街を自分の思う通りに動かしている。不審な動きを見せるイーサンを次第に目の敵にするようになる。

ことの始まり

交通事故に遭い体中傷だらけで目を覚ましたシークレット・サービスの捜査官イーサン・バーク。彼はふらふらとした足取りで近くにあった街へと行き入った店でここがアイダホのウェイワード・パインズという街だと教えられる。店員に「救急車を呼ぼうか？」と聞かれている最中に意識を失ってしまった。再び目を覚ますと病院のベッドにいた。そしてパムという看護師が介抱してくれていた。連絡を取ろうとするがイーサンの私物は無く、パム看護師は「たぶん、保安官事務所に預けられていると思うわ♪」と笑顔で教えてくれたが、どこか様子がおかしかった。しばらくして何か怪しく感じたイーサンは病院から抜け出す。

イーサンの痕跡

一方シアトルのシークレット・サービスでもイーサンたちの起こした事故の情報が入っていた。イーサンと同乗していた同僚はどうやら激しく燃えて焼死をしたようだが、イーサンの痕跡が見つからないと焦りを感じていた。同乗していなかったのか、それとも燃え尽きてしまったのか…だが家族に連絡しなければならず、イーサンの妻テレサに電話をする。動揺する妻と息子。だが死んだのかどうかすらわからない状況だった。

ウェイワード・パインズ

街に出たイーサンは保安官事務所を訪ねるが鍵がかかっており誰もいないようだった。とりあえず開いているバーに入り電話を借りて食事を摂った。自宅に電話を入れるが繋がらず留守電にメッセージを入れておいた。不審げにイーサンを眺める他の住人とは違い、親切にしてくれるバーの女性ビバリー。ビバリーは「何故ここへ？」と聞いてきた。イーサンは「捜査官2名を捜しに来たんだ。ケイト・ヒューソン、ビル・エヴァンス。」と答えるがビバリーは聞いたことが無いわねと言った。そして何かあったらここに来てと住所(1番街604)を書いた紙を渡してくれた。そして街のホテルに泊まるがすっかり寝込んだイーサンは朝ホテルマンに叩き起こされすぐ部屋を空けてくれと追い出されてしまう。

1番街604と保安官

ホテルを追い出されたイーサンは行く当てもないのでビバリーを頼ろうと1番街604へやって来る。だがそこは誰か住んでいるような感じでは無く、まるで廃墟のような建物があった。「ビバリー？いないのか？」と中に入ったイーサンが目にしたのはベッドに縛り付けられ腐敗している失踪中の捜査官ビル・エヴァンスの死体だった。イーサンは保安官事務所へ行き、受付の女性に保安官に会わせてほしいと言った。やっと面会できた保安官はイーサンの話を適当に聞き流している感じだった。そしてエヴァンスの死体の所へ一緒に行くと言うイーサンに「いや、それはダメだ。」と拒む。イーサンの私物も預かっていないと言いとても嫌な態度を取られた。ここでもイーサンは電話を借り、自宅へ留守電を入れシークレットサービスにも電話するがアダム・ハスラーは不在で繋がらなかった。

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荒療治

一体どうなっているのかビバリーに聞かなければとイーサンはバーへ行くが「ここには男2人しか働いていないよ、ビバリーなんて女性はいない」と言われてしまう。なぜそんな嘘をつくんだ！狼狽したイーサンは店員に殴られふらふらとして倒れ込みそのまま意識をうしなってしまう。目が覚めるとベッドに手錠で繋がれまたもや病室にいた。「目が覚めたかい？」と近寄って来たのは精神科医のドクター・ジェンキンスだった。イーサンは過去に事件絡みでセラピーに通っていたことがありそれも知っているジェンキンス医師は心配そうに質問をする。そして「君は事故で大けがをしたからこれから手術をする。血を抜かないとね」と言い出す。それはダメだと抵抗するイーサンにパム看護師が近づき鎮静剤をブスリと打たれてしまう。そしてそのまま手術室に運ばれることに。手術室の前で一旦止まり、パム看護師がどこかへ行ったと思ったら今度はビバリーが現れストレッチャーに乗ったイーサンを連れ出した。「まだチップをもらってないわ」と言いながら手錠の鍵を渡してくれた。鍵をはずしたが鎮静剤を打たれているため5分もすれば意識を失ってしまうイーサン。足の感覚も鈍ってきて思う様に動けなかった。そして出口付近まで来たが鍵が開いておらずとりあえず別れて隠れることにする。追いかけてきたパム看護師の隙をついて攻撃！何とか逃げ出すことができ廃屋に身を隠した。「なぜ俺を助ける？」とビバリーに聞くとどうやらビバリーは元々ソフトウェアの営業職で2000年問題に対応するためこの街へやって来たということだった。そしてバイクにはねられ頭を怪我して記憶を失ったと言われたらしい。「ここへきて来週で1年になるわ」というビバリーにイーサンは「今が2000年だと思っているのか？今は2014年だ」と言って意識を失ってしまう。

老けた相棒

次の日目が覚めたイーサンはビバリーが用意してくれたであろう洋服に着替えて街へ出る。するとそこには捜査中のもう一人の捜査官ケイト・ヒューソンの姿があった。実はイーサンはセラピー通いの原因となった出来事で心が弱っている時に相棒であるケイトと一線を越えてしまった関係にあった。そしてケイトもイーサンを見つけ一瞬止まった。ケイトは男性と一緒に歩き出しその後を尾けるイーサン。ケイトが家に入っていくのを見てその家のベルを鳴らす。出てきた男性にケイトの友人だと言いケイトを出してもらう。ケイトは「人違いでは？」と最初とぼけるが「外で話しましょ。」と玄関に座り「気を付けて。見られているし、聞かれているわ。」と言った。どうやら玄関のシーリングファンにカメラが付いているようだった。「どういう事だ？何が起こった？」と言うイーサンに「みんな歳をとるわ」と何だか写真より老けた印象のケイトが話し出す。そしてこの家に12年間住んでいると言った。だがこれを聞いてイーサンは「バカな、5週間前は俺と一緒にいた」と言うがケイトは「答えられないの。あなたといると私とハロルドが狙われる。もう行って」と言われてしまう。

逃走

訳が分からなくなったイーサンはケイトの家の前にあった車を盗み街の外へ逃げ出そうと試みる。だが一周して戻ってきてしまった。次第に辺りは暗くなり、ますます困惑するイーサンだが車を途中で止め森の中へと入っていく。するとそこには高い壁がそびえ立っていて「この先に進めば命はない」という看板が立てられていた。どうやらこの高い壁がウェイワード・パインズ全体を覆っていて逃げ出すことができないようになっているらしい。とりあえず車に戻ると保安官に捕まってしまう…

イーサンの同僚のアダムがジェンキンス医師と会い「まだ間に合うなら計画を中止したい」と言っていましたが策略でイーサンはウェイワード・パインズに送り込まれたということなんでしょうか？みんな時間軸がおかしくなっているのでそのあたりの謎も面白そうですね。街ぐるみでおかしいことは間違いないけど”なぜ”というのが知りたいですね～

↓　英語のみですが…

今日の一枚