スーパーナチュラル シーズン9 第23話『奇跡を信じる者たち(シーズン最終話)』
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ネタバレしています。まだの方はお気を付けください。
閉じ込められたディーン
「やり直すチャンスをくれ」と言ってやって来たガドリエルを切りつけたディーン。サムとキャスが力づくで止めに入る。だがディーンの怒りは収まらない。サムはディーンから元始の剣を取り上げると以前クラウリーを閉じ込めていた場所に今度はディーンを閉じ込める。「メタトロンを殺せるのは俺だけだぞ!こんなことしてうまくいきっこない!!」と怒るディーンだが冷静さを失ったディーンよりも今はガドリエルに協力させようと考えるサムだったが、部屋に戻るとガドリエルは消えていた。サムたちは急いで後を追う。そして草むらで倒れているガドリエルと見つけるとキャスは指をかざして治そうとするがガドリエルは「よせ、君の恩寵が弱まってしまう」と断る。だがキャスはそんなこと気にせずにガドリエルの傷を癒した。
全国放送するメタトロン
天界にいるメタトロンはニールと言う天使に天と地の両方にいる天使に届き、メタトロンの声以外を全て遮断できる装置を作ってもらう。スイッチを入れマイクを握ったメタトロンは「皆さん、メタトロンだ。よく戻って来てくれた。どんなに感動したことだろう。そこで君たちにうれしいニュースがある。私はしばし旅に出る。私が戻るまで天の扉は閉ざされる。だがそれには正当な理由がある。私が戻った時天界は光輝く」と放送した。そして「物語を仕上げて来る」と言ってどこかへ出かけて行った。
悪魔召還と立てられた作戦
閉じ込められたディーンはまじないでクラウリーを召還した。体調も精神も普通ではないとわかっているディーンは「俺の身に何が起きてる?アバドンを殺してから何かが起きてる。殺したい衝動に駆られて殺したいけど殺せないと…」と話す。クラウリーは「刻印のせいだ。殺せば気分は良くなるが殺せないと悪くなる。お前の体では剣の力に耐えられん。」と言った。ディーンは「メタトロンを殺したいが扉の向こうにある剣がいる。手を貸せ」と言ってクラウリーに協力を求めた。そして隠れ家に戻って来たサムたちは硫黄のにおいと共にしまっておいた元始の剣が無くなっていることに気付く。当然ディーンの姿もない。ガドリエルはここでディーンがカインの刻印を背負い、自分を切りつけたのは元始の剣だと知った。そして「利用できるかもしれない。いくらメタトロンが最強でも剣と刻印があればこちらにも勝機が…」と言う。それを聞いてサムは「冗談じゃない。ディーンは閉じ込めておかなきゃならないのに武器に使えっていうのか?」と怒る。だがキャスは「一理ある」とガドリエルに同意した。サムは兄貴を爆弾みたいに言うなと怒るがガドリエルが「ディーン1人に押し付けたりしない。我々も加勢する。メタトロンは天使の石板を使い圧倒的なパワーを得て…」と言うとサムは「神と同等?奴は神に成り代わろうとしてるわけか…」と言う。キャスは「メタトロンと石板のつながりを断てば彼はただの天使に。」と言った。天界のメタトロンの書斎にある石板を探す為キャスとガドリエルは天界へもぐりこむ作戦を立てる。
奇跡を起こす者
携帯電話で話しながら道路に出た女性が車に轢かれてしまう。意識がなく血まみれの女性に周りにいた人たちも駆け寄る。その中に小汚い格好をしたメタトロンがいた。1人の男性が「死んでるよ…」と泣きそうになりながら言うとメタトロンは「それはどうかな」と言った。
その頃クラウリーと共にいるディーンはメタトロンの情報を探していた。そこにクラウリーの手下が何やら持ってやって来る。それはメタトロンの姿が映った動画だった。車に轢かれた女性に手をかざし生き返らせるメタトロン。動画を撮影している若者が「この人すげぇ!おじさん、名前は?」と聞くとメタトロンはドヤ顔で「マーブ」と答えた。ディーンはその動画が撮られた場所へと向かうことにした。
囚われた天使たち
キャスとガドリエルは天界の扉がある公園へとやって来る。だがただキャスと行くだけでは入れてもらえるわけもない。キャスは「ウーキー」と言って手錠を見せた。意味がわからないガドリエルに説明しようとするキャスだが「なんでもない…きにするな」と言った。キャスに手錠を掛けガドリエルが裏切り者を見つけたから天界へ連れて行くという作戦で扉を通った2人。天界へ入ると以前キャスの部下だったハンナもいた。イングリッドという天使に言われてメタトロンの書斎へと通されたキャスとガドリエルだが、部屋に入るとそこは牢獄へと姿を変える。「お前の策略にハマると?」とイングリッドに言われキャスとガドリエルは天界の牢獄に閉じ込められてしまった。
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再び兄弟で…
動画でメタトロンが生き返った女性に何かを囁いていたことから、その女性が何かを知っているのではと思ったディーンは女性の家へとやってくる。だがそこにはもうサムがいた。サムはクラウリーと一緒に行動しているディーンに「クラウリーと”おかしな2人”を演じてる間、友人のキャスとガドリエルは危険を冒して天界へ行ったぞ。兄貴が勝てるよう手を尽くしてる。」と言う。ディーンは文句を言うがサムは正論を述べて説得。「優先するのはメタトロンを倒すこと。やれるのはディーンしかいない」と言った。ディーンはクラウリーとお別れし、サムと行動を共にすることにした。サムは女性からメタトロンの次の行き先を聞いていたので2人は早速そこへ向かう。その頃メタトロンはホームレスが集まる場所にいてまたもや奇跡を起こす。大勢のホームレスが彼を神のように崇め始めていた。
ディーンVSメタトロン
メタトロンが居るという場所にやって来たサムとディーン。準備をしているとディーンは「なぁ、サム…ここ数か月のことなんだが…」と話す。サムが「わかってる。またケンカのネタが見つかる前に…行こう。奴を殺すんだ」と言っているとディーンはサムを思い切り殴り気絶させる。「悪いな。これは俺一人の戦いだ」と言ってまたも単身で乗り込んでしまう。ディーンの顔を見たメタトロンはあーだこーだと考えを述べ始めるがディーンは元始の剣を出して「お前は許さない」と言った。メタトロンは「元始の剣か…血に染まったおぞましい剣。ニュース速報だ。あのまぬけな天使2人は捕まって天界の牢獄に放り込まれているぞ」と言った。作戦の一つができなくなったとわかったディーンは一瞬困った顔をしたが、それでもメタトロンに襲い掛かった。カインの刻印と元始の剣のパワーでディーンは人並み外れた力を宿しているが、メタトロンはその上を行っていた。天使の石板のパワーはもっとすごかったようだ。ディーンはメタトロンにボコボコに殴られてしまう。そこに目が覚めたサムも駆けつけるが目の前でディーンがメタトロンに天使の剣で深く刺されてしまった。「やめろー!!!」サムは大声で叫ぶ。サムの声に気付いたディーンも薄れ行く意識の中でサムの方を見た。だがディーンはその場に倒れ込んでしまった。
無実を証明したガドリエルと天使の石板の破壊
キャスは見張りについていたハンナにメタトロンの真実を話すが、ハンナはなかなか信じない。加えて”ガーデンに蛇を入れた”ガドリエルだから余計に信じなかった。ガドリエルは今までの自分や天使たちの罪を悔やみ、反省した。そして「天使の本分を忘れてはならない。カスティエル、反対側の壁に行け。伏せていろ」と言い出した。ガドリエルの体には呪文が刻まれている。それに気づいたハンナは止めようと牢の鍵を開けようとするが焦って上手くできない。ガドリエルはハンナにも「逃げろ同志よ」と言うと自分の体の呪文に尖った瓦礫(だと思います)を突き刺した。すると辺りはまぶしい光に包まれ爆発が起きたように衝撃が走った。ガドリエルは死亡、衝撃で牢から出たキャスはハンナに「信じるか?彼は証明したぞ」と言った。そしてキャスは天使の石板をメタトロンがいつも使っているタイプライターの中から見つけ出した。それを落として破壊するが、その頃にはディーンは倒れていた。
異変に気付いたメタトロンが天界へと戻って来る。「やってくれたな」とキャスに言った。キャスが「ガドリエルは死んだ」と伝えると「ついにあいつも土に帰ったか。天使の石板も壊れた。宇宙最強とうたわれた石板を粉々に破壊した?それもディーンを救うためだけに。だが奴も死んだよ。そこは私の席だ」と言ってキャスをイスに拘束した。
キャスの仕掛けた罠
まだ息のあるディーンは「あいつが戻ってくる前に逃げるんだ…刻印が俺を邪悪な何かに変えようと…」と言うがサムは「刻印のことはどうにかなる。とにかく逃げよう」と言ってディーンを抱えて連れ出す。
一方天界ではキャスとメタトロンが話を続けていた。「お前は同志たちを甘く見ている。彼らはいずれ利用されたことに気付くぞ」とキャスは言うが「だから何だ?連中は知ったからって何もしない。臆病な羊だ。私についてくるだけ。どこに落としてやろうか?地上に戻してやろうか。人間の恥と汚物の上にそびえたつ山の頂に…行き着く頃には犯人捜しをする気力なんてないさ!なぜ君ではダメだったと思う?そのイスの中で恩寵は燃え尽きて行く。君の評判は地に落ちる。読書が足りん。いい物語を伝える努力をしなかった」とメタトロンは言ってキャスに天使の剣を刺そうとする。キャスは「よく語ったな」と言うと全国放送できる装置に目をやった。そこには”放送中”を示す赤いランプが点灯していた。メタトロンはあっと驚き、騙されたと知り駆けつけた天使たちに拘束される。キャスはメタトロンに天使の剣を向けた。だが殺しはせず、天界の牢獄へ閉じ込めることにした。ハンナは「これが正しいわ。殺さなかった。リーダーね」と言うがキャスは「ただの天使でいたい」と言う。だが恩寵を取り戻さなくてはそれも難しいと思われた。
それは死ではなく新しい生である
血だらけになりまともに歩けないディーンをサムは一生懸命連れ出そうとしていた。ディーンは足を止めると「言っておきたいことがある。俺たちはよくやった。」と言いサムの方へと倒れ込んだ。サムは「ダメだ!ディーン!目を開けろ!ディーン!!」と言うがディーンは反応しなかった。サムは涙をボロボロと流しぎゅっとディーンを抱きしめた。隠れ家に連れ帰りベッドにディーンを寝かせたサム。酒をグイッと飲み干すとディーンがクラウリーを召還したまじないの跡へ行く。「出てこい、クラウリー。お前が巻き込んだ。責任は取ってもらうぞ」と言ってマッチを擦った。だがその時クラウリーはディーンの前に来ていた。そしてディーンの死体に向かって「刻印を譲り受けるとどうなるかは知らなかった。本当だ。すべての真実を伝えてはいなかったがウソは言ってない。カインに関することで言い忘れていた。噂によるとカインも刻印が望むような殺人鬼になりたくなくて自殺を図ったことがあるそうだ。だが死んでも刻印からは逃げられなかった。なぜ言わなかったかわかるよな?ただの憶測に気をもむことはないと思ったからさ。でもお前がチーズバーガーを食べなかったのを見た時ただの噂を信じてみようって思い始めた。奇跡が起きるかもしれない」とクラウリーは言ってディーンに元始の剣を握らせた。そして「ディーン・ウィンチェスターよ。これは死ではない。新しい生だ。目を開けろ。俺が見ているものを見ろ、俺が感じるものを感じろ。好きなように生きてみろ!」と言った。すると死んだはずのディーンの目がカッと開いた。だがその目は悪魔のように真っ黒だった。
とうとうメタトロンを捕らえることができました~。殺さなかったのはキャスに何か考えがあるからなんでしょうか?それとももう天使を殺すのは嫌なだけでしょうか?
でもディーンがボッコボコにされたあげくとんでもない姿に!!!あの目の黒さは悪魔以外何者でもないと思うのですが、ディーンは刻印の影響と死の影響で悪魔になってしまったと言うことですか?サムと敵になるってことですか?次のシーズンはどういった展開になるのでしょうか…気になり過ぎる終わり方やめてほしいです~!
supernatural season9 ep23
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