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SCORPIONスコーピオン シーズン3　第25話『スコーピオン漂流記』(シーズン最終話)

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ネタバレしています。まだの方はお気を付けください。

無人島からの脱出案

無人島で何週間も過ごしているスコーピオン。だが天才らしく島にあるものや飛行機の残骸などで水を作り出す装置を作ったため何とか生き延びることができていた。脱出のためミニ気球を作りそこに座標を書いたメモを付けて飛ばそうと試みたり、イカダを作ってみたりしたものの全て上手くいかない。そのうち皆の士気も下がり、疲れて不機嫌になっていった。
そんなある時ウォルターはペイジの言葉から解決策を思いつく。「磁石で引き寄せよう。地球の磁場はとても弱いから大きな磁石を作れば乱せる。磁場の変動で気付かせるんだ。」と言うウォルター。「誰を？」と聞くケイブ。ハッピーは「140もの研究所が地球の磁場を監視してる。政府機関や大学がね。」と説明。ウォルターは「大きな磁石で磁場を乱せばどこかが気づき調査の飛行機をよこす。」と言ってすぐに作業に取り掛かろうとするが、できるかどうかも分からない巨大磁石案にトビーが反発。大きなイカダを作って脱出した方が得策ではないかと言い出した。この二つの案でスコーピオンは分裂してしまった。ウォルターにはハッピーとスコッティが。トビーの案にはペイジとケイブがつくことに。それぞれ作業を進めることになるのだが、相変わらずシルヴェスターは1人バンカーに引きこもっていた。

ハグリッドのお出まし

ウォルターたちはまずは材料を集めることにする。ここは火山島でマグマに多く鉄が含まれる。ハッピーは「山頂の大きな岩は冷えたマグマだよ。」と言った。そこに第2次世界大戦の誘導兵器に使われていた銅線を巻き付けるという作戦だった。
一方海岸沿いでイカダの材料を探すトビーたち。すると砂に埋もれているドラム缶を発見。それをウキ代わりに使うことにした。
互いに作業をすすめ、残りは無線機が必要となりバンカーへと取りに向かうがそこで鉢合わせしたウォルターとトビーはまたいがみ合っていた。そこへシルヴェスターがやって来て「最後の日々が険悪な雰囲気なのはうんざりだ。」と言う。髭がすっかり伸び世捨て人のようなシルヴェスターを見てトビーは「ハグリッドの登場か。」とぼやいた。そして無線機が必要だと伝えるがシルヴェスターは「誰にも渡さない。次の旅へ進むのをお前たちの争いがブチ壊してる。皆が来るのを予測し無線は隠した。”ハグリッド”が全権を握ってる。」と言った。
トビーとウォルターはそれぞれプレゼンを行い、シルヴェスターが良いと思った方の案に無線機を渡すということになり両者自分の案を披露する。実はイカダの設計図はハッピーが書き、山頂に登るためのロープはペイジが編んでいたという互いの”裏切り行為”が発覚しつつもシルヴェスターは結局どちらの案も却下した。「協力し合わない限り無線は渡さない。」と言うシルヴェスターを皆が押さえ付け始めた。ウォルターはシルヴェスターが大事にしているトカゲのミッシェルを持ち「渡さないと食べるぞ！」と脅す。この脅しに屈したシルヴェスターは隠し場所へ皆を連れて行くが無線機の発電機が無くなっていた。この隠し場所を知っているのはシルヴェスターの他にラルフだけ…。皆は手分けしてラルフを捜し始める。

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恐怖のアリジゴク

洞窟へ捜しに来たウォルターとペイジ。ウォルターはそこで銅線もなくなっていることに気付いた。「マズイぞ。僕の案を続ける気だ。傾斜が厳しくて岩まで行けないはずだからビーチに行ったんだ！目的はドラム缶さ。缶に含まれる磁性体のクロムを使う気だ。でも缶のクロムの含有率が低い。その分を電流で補おうとすれば缶が爆発する。」と言い慌ててビーチへと向かった。
その頃ウォルターの言う通りビーチでラルフは発電機を回していた。駆けつけたハッピーも「あれじゃ爆発する…！」と言った。スコッティは「やめるんだ！」と言ってラルフの所へ走り、その時ドラム缶は爆発した。間一髪スコッティに救われたラルフ。2人の真横には爆発による大きな穴が開いていた。無事だった2人はホッとした表情を見せたがそれも束の間。2人は砂の穴に滑り落ちあっという間に砂の中に埋もれてしまった。
ペイジ達は急いで救出を始めるがサラサラの砂は掘っても掘ってもまたすぐに戻って来る。それでも必死に掘り進めるとラルフを発見。協力し合い何とか引き揚げることができた。続いてスコッティも探すとすぐに見つかるがやはり砂が邪魔でなかなか助けることができない。避けても避けてもスコッティの顔を塞ぐ砂。ハッピーはバケツをスコッティにかぶせて何とか彼が息をできるようにしてから救出を始めた。ケイブがスコッティを掴むとみんなで引き揚げる。2人とも何とか無事であった。「何を考えてたの。」と言うペイジ。ラルフは「ケンカするからだよ。別々に動いても成功しないから僕が動いた。」と言う。この言葉に大人たちは皆反省した。そして肝心の磁気が発生したかどうかだが、ウォルターの腕時計が止まっていることからどうやら成功したと思われた。

一致団結

近いうちに調査の飛行機が来るため皆は準備をしておかないとと言う。ケイブが結婚祝いにくれた硬貨の銅と錆びた弾薬の酸化亜鉛があればすごく明るく燃えるから飛行機に存在を知らせられるのではないかとウォルターは言った。早速作業に取り掛かろうとするスコーピオンだが遠くから飛行機の音が聞こえて来た。思ったよりも早く来てしまった飛行機。硬貨を削る作業はみんなでやっても1時間はかかる。だがそんな時間を掛けてはいられない。何とかしなければと考えているとハッピーが結婚祝いにリクエストしたチタン製の刃が付いている業務用ジューサーを使って効果を砕く案を出す。弾薬はウォルターとケイブが担当することにし皆それぞれ作業を始める。パソコンのバッテリーを使ってジューサーを動かしどんどん硬貨を砕いて行く。飛行機は島の上を通過。シルヴェスターは調査のために島を3周するはずだと言った。その3周の間に合図が出せなければ再び無人島暮らしに戻される。みんな必死に準備をしていく。
砂浜に物で大きく書いたSOS。だがすべてに点火するほど硬貨を削っている時間もなくとにかくSだけにでもつけようと言って削った硬貨や酸化亜鉛を撒き火を点けた。飛行機は3周目を迎えていた。炎は明るく燃えSの文字を照らしている。
だが飛行機は去って行ってしまった。また救出の機会を逃しがっくりするスコーピオン。ペイジはそんなみんなを励まそうと言葉を掛けるが明らかに無理しているのが分かる。だがその時再び飛行機の音が聞こえ島の上を飛んでいく。皆は大きく手を振り助けを求める。すると飛行機は翼を傾け合図を出してくれた。
こうしてスコーピオンは無事にガレージへと帰ることができた。ハッピーとトビーは新婚旅行のやり直しをしに行き、シルヴェスターとラルフは書類を片付けに出かけ、ケイブはアリーへに会いに行った。スコッティは出産に立ち会うことはできなかったが娘を抱いて幸せそうとのこと。そして…。ムラムラし続けていたウォルターとペイジ。ようやく2人きりとなるとガレージで熱い夜を過ごすようだった…。

シーズン3の最終話でした～。まぁ無人島の2話はオマケみたいな感じですかね。
分裂の危機に瀕したスコーピオンですがラルフのお陰で反省＆元通り。ラルフ危なかったですけどね～。片腕をケガしていても肉体派なスコッティさんがいてくれて良かったですよね！
なんだか彼らの家族のような関係にちょっとウルっと来た最終話でした。
今回も笑い処がたくさんありましたね。まずみんなムラムラしすぎw
トビー王のお宝がポロリw
ハグリッドとか言うのやめて(笑)森番かよw
あとハッピーのダンスね。あれなら私も踊れるわwいやむしろ踊りたいわ。
そんなこんなでシーズン3は終了。シーズン4への更新が決まってますので次はどうなるのか楽しみですね。
トビー＆ハッピーに今度こそ本当に赤ちゃんができるとか…どうしよう…その前にラルフに弟か妹ができちゃうかも…？

今日の一枚

SCORPION season3 ep25 season final