MR. ROBOTミスターロボットシーズン2　第2話『仮面(後編)』

2017/09/30

※この記事にはプロモーションが含まれています

MR. ROBOTミスターロボットシーズン2のあらすじ

計画は実行され世の中は大混乱に陥っていた。だがエリオットは自分を保つため毎日同じことを繰り返す生活を送っていた。
行方不明になったタイレル、平穏に日々を過ごそうとするエリオット、戦い続けるダーリーン、そして悪魔コープに取り込まれそうなアンジェラ。さらにホワイト・ローズと悪魔コープの繋がりとは…？
カオス過ぎる意味不明ドラマのシーズン2w

ネタバレしています。まだの方はお気を付けください。

590万ドルの使い道

要求通りバッテリー・パーク・シティに590万ドルを運んできたノウルズ。公園にはたくさんの人が行きかっている。一人で運んできたがもちろん周りにはFBIなども控えていた。すべての人が怪しく見えるノウルズは挙動不審気味に辺りをキョロキョロと見回していた。するとそこに怪しげな犬を連れた男が来るが、どうやら金を取りに来た人物ではさそうだった。続けて警戒していると自転車に乗った配達人がやって来る。配達人は「あなたEコープの人？配達ですよ。」と言ってサインを求めた。またキョロキョロとしながらサインするノウルズ。彼が受け取ったのは小汚い袋だった。恐る恐る開けてみると中からはF・ソサエティの象徴である仮面が。裏には何か書かれているようだった。その時ノウルズの携帯が鳴る。「10秒以内に実行しなければシステム停止だ。」とだけ言って切れる電話。ノウルズは慌てた様子で仮面をかぶると持ってきた590万ドルを地面に出した。そしてオイルを撒くとマッチを擦って火をつけた。どんどん燃える590万ドル。驚いた人々はそれを取り囲み動画を撮っていた。
ノウルズは周りの人々の顔を見ながら呆然としている。マスクの裏には”これをかぶって金に火をつけろ”と書かれていた。
群衆に紛れていたダーリーンは満足げな顔を見せるとその場から立ち去った。

スポンサーリンク

意識の隙間

日課の一つであるバスケ観戦に来ていたエリオット。ボーッとするエリオットにマキシンと言う大きな犬を連れた男が話しかけてきた。男は「エリオットだろ？俺はレイだ。無口なんだな。俺は常に喋ってる。俺の仕事ではコミュニケーションが重要だ。でもパソコンは苦手だ。君と違ってお手上げ状態さ。噂じゃ…」と言う。エリオットは「すべてウソだ。もうやめた。」と即答する。しかしその時ミスター・ロボットが現れて「助けてやれよ。物は試しだ。感覚を思い出す。」と言ってくる。エリオットはそんなミスター・ロボットを無視してレイにも冷たい態度をとる。レイは空気を読むよと言って去って行った。ミスター・ロボットは「いつまでアナログ地獄を続ける？」と言う。エリオットは心の中で「消えるまでだ。武器がなければミスター・ロボットは無力。日課を守ってる限り主導権が奪われることはない。」と呟いた。
だが次の日。同じようにバスケを観戦するエリオットに話しかけて来るレイ。「マキシンが君に会いたがってね。俺のことより好きらしい。女房には君は友達ってことにしといた。違うとは言えなくて。」と言うがエリオットは無視している。レイは「女房も俺のこと無視するから気が合うよ。」と言う。エリオットは「別に悪気はないが前にも言ったろ？俺に構うな。」と言った。するとレイはアッハッハッハと笑い「今のは作り笑いだ。難しいジョークはそれでごまかす。混乱してきた。同意したろ？昨夜話した。」と言い出した。エリオットは「何のことだか。会ってないだろ？」と言うがレイは驚いた顔をして「覚えてないのか？」と聞いた。エリオットには昨夜レイに会った記憶はない。何が起こったのか把握したエリオットは走り出しまた心の中でつぶやく。「治療も日記も完璧なループもこれを避けるためだったのに。」と家で日記を確認する。どうやら自分が就寝してから(したと思ってから)起きるまでの意識の隙間でミスター・ロボットが活動しているらしい。エリオットは「これが俺だ。時々仮面に乗っ取られる。」と言う。前に現れたミスター・ロボットに「なぜ彼に会った？」と聞く。ミスター・ロボットは「お前に気付かせるため。」と答えた。「何を？何を気付かせるためだ？」と言うエリオットにミスター・ロボットは「俺はいるってことさ。」と言った。うなだれるエリオットはミスター・ロボットに背を向けたかと思うと肩を震わせ振り向いた。声を出して笑いその笑いは泣いているのか笑っているのか分からない笑いだが次第に狂気じみた笑いへと変わって行った。ミスター・ロボットは「何がおかしい？俺たちは革命を率いるんだ。さあ、端末を開け。」とまたエリオットに銃を向けた。エリオットは「あの質問に答えろ。タイレルはどこだ？撃てばいい。あんたがイカれていくだけだ。」と言う。ミスター・ロボットは困ったような顔を見せ銃を下ろした。

突然の惨劇

また新たな攻撃があったとニュースで報じられている。そんなニュースを聞きながらギデオンはバーで酒を飲んでいた。するとギデオンに話しかけて来る一人の男がいた。今回の事件についてべらべらと喋る男にギデオンは「酒を楽しみたい。」と言った。男は「すまない。では他の話題は？」と言って会話を続けようとする。誘いだと思ったのかギデオンは「既婚者だ。」と言うが男は「僕はブロックだ。ギデオン・ゴダードでしょ？ニュースの観すぎだ。大ファンなんだ。いつ別れた？顔に書いてある。それだから駒にされたんだ。人情深い正直者のオーラがにじみ出てる。奴らには好都合だ。」と言った。「何と答えればいいか分からないが確かにそうだろう。操られてるのを感じるよ。」とギデオンも話した。するとブロックは「ありがとう。明日から僕は英雄だ。ただの駒でもあなたの役割は大きい。僕が会った中では一番の大物に違いない。国のためだ。」と言うと突然ギデオンを撃ち殺した。

エリオットの意識の隙間にミスター・ロボットが暗躍してるってことですね。
でも怖いな…。記憶ないのにレイさんと会っていたとか…。エリオットは人格が分裂してるってことですよね。
ミスター・ロボットも自分であるわけだけど、それと戦い続けるとかしんどいだろうな～。
そして悪魔コープで働くアンジェラ。深い所まで探るつもりで入ったのだろうけれどミイラ取りがミイラにならないと良いですよね。不安定な子だから心配です。何だか違う方向に行きそうな気が。
それからタイレルのドМの妻に送られたオルゴールや謎の着信…。タイレルさんからなのか…？
エリオットの電話の相手はボンソワールって言ってたけどあれもタイレルさん？
この辺りが全然分からないのでモヤモヤします。タイレルは生きてるってことでしょうかね。
そしていきなり殺されちゃったギデオン。殺したブロックとやらは一体何者なのか？過激派みたいな感じ？どうしてギデオンさん殺しちゃったし…。ギデオンさんも巻き込まれて不幸な人生でしたよね～。
で、ディピエッロさんと言うFBIの女性捜査官が登場。出来そうな方なのでもしかして捜査の手がエリオットに及んだりするのかしないのか…。

今日の一枚