GRIMM グリム シーズン2 第20話『女神のキス』
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母親始め新たな仲間を得たニックはますますグリムとしての腕を磨いていくことに。そしてニックの持つ鍵を狙う王家との対決や今まで謎だったレナード警部の正体も明らかになる…
だが昏睡状態だった最愛のジュリエットにも新たな危機が…
ネタバレしています。まだの方はお気を付けください。
現在スーパー!ドラマTVにて毎週火曜22時からシーズン3放映中
男が夢中になる女
ニックはケガをして休暇から復帰したハンクとコーヒーショップで待ち合わせをした。2人でハンクがいない間の事件の話などをしていると銃声が聞こえた。松葉杖のハンクを置いてニックは急いで音がした書店へと走っていく。するとそこにはサイン会を開いてた作家が血を流して倒れていた。上で物音と人の言い争う声を聞いたニックはそちらへ向かうと女性が男に掴まれており男はまるでアザラシのような姿をしていた。ニックが女性を助けようとすると男は発砲し逃走してしまった。ニックは追いかけるが男は裏口から海へ飛び込み姿をくらましてしまう。襲われていた女性クロエに話を聞くニックとハンク。殺された作家はクロエの恋人で逃げた男アントンは元恋人でクロエにしつこく付きまとっていたということだった。「こんなことを言うのは何だけど…男性は皆私に惹かれるの…歯止めがきかないくらいに…」と言うクロエの言葉にニックとハンクは苦笑いした。そして「あなたが現れていなければ私は彼に殺されていたわ…」とクロエはニックの手にキスをした。大胆な行動に驚くニックとハンクだった。
アントンのアパートにて
ニックとハンク、ウー巡査部長はアントンのアパートへ向かう。中に入るとそこには所狭しと置かれたクロエの絵があった。アントンは画家なのだが、狂ったようにクロエの絵ばかりを描いていたようだ。描かれたクロエの顔をじっと見つめるニック。そしてそこには殺された作家が血を流して倒れている絵もあった。「計画的だったと言う証拠になる」と言ってニックは写メを撮った。その時ジュリエットから着信が。「突然なんだけど、今夜食事に来ない?」という嬉しいお誘いだった。ジュリエットはアダリンドの猫マジークに付けられた手の甲の傷から”あの晩”ニックが何か重大なことを伝えようとしていたことを思い出していた。ニックはその晩はモンローと食事の約束をしていたがそれを忘れてジュリエットに「行くよ」と返事してしまう。横で聞いていたハンクも「進展か?」と嬉しそうな顔をするがニックは机に置かれたクロエの写真をじーっと見つめ何か様子がおかしかった。
操られるニック
ニックはクロエのアパートを訪ねた。アントンは見つかっていないと言う報告をしに来たのだがそこでクロエから芸術家ばかりと付き合ってきたことを聞かされ「彼らの非凡な才能に惹かれるのよ。そして私は彼らを触発する」と言う。ニックが「どうやって?」と聞くとクロエはニックの唇にキスをした。そして「あなたからも何か感じるのよ…何かしら…惹かれる」と言うとまるで妖精のような姿にヴォーガした。だがそのことでニックがグリムと気づくとクロエは「間違いだったわ」とニックから離れた。だが目がトロンとしてクロエに夢中になってしまったニックは「君の助けになりたいんだ」と言って再びクロエにキスをしようとする。その時モンローから着信が入る。「ジュリエットと食事を?」と言われ少し我に返ったニックは「ジュリエットの家に行かなきゃ」と思い出しクロエの家を後にした。
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ムーザイのキス
急いでジュリエットの家へとやって来たニックだがかなり気が散っている様子だった。だいぶ記憶を取り戻したジュリエットは記憶の無い間ニックにした失礼な態度のことなどを一生懸命話し、謝るのだがニックはクロエの幻影を見て全く聞いていない。その上「帰るよ」と言ってさっさと家を出て行ってしまった。その後モンローの家へと帰るのだがジュリエットとのことを心配したモンローにも悪態をついてしまいモンローの家からも出て行ってしまう。心配したモンローがハンクに電話をかけてニックの様子を探るように頼む。だがハンクの目の前でも一般人とケンカしてしまうニック。ハンク、モンロー、ロザリーはそんなニックを心配しニックが描いたクロエの”本性”の絵を持ってトレーラーへと向かう。クロエの正体を調べ始めるとモンローが同じような絵を見つける。クロエの正体はムーザイと呼ばれるヴェッセンでさらに記述を見ると「ある娼婦にゴッホが溺れ、彼女は素晴らしい想像の源であったが、ゴッホが影響力を受けて正気を失い耳を切り落とした、ゴーギャンはそのムーザイの首を切り落とした」と書かれていた。ゴーギャンとゴッホの争いはムーザイが原因であったと書かれていることに皆驚いた。そしてムーザイのキスには陶酔感や中毒性を伴い麻薬と同等の影響があることがわかりクロエのキスを受けたニックが危険な状態であるとわかった。
記憶と愛を戻したジュリエット
ロザリーとモンローはスパイス店で何とかニックを救う方法がないか調べていたが、ムーザイの毒に対する中和剤は無いということだった。「呪縛を破れるのは多分、真の愛のみね」というロザリー。そこへジュリエットがやって来て「トレーラーを見たいの」と言う。今は忙しいからと言うモンローだがジュリエットは「鍵を貸して。1人で行くわ。あの晩トレーラーで起こったことはすごく重要な気がするの。全部思い出したい」と言うジュリエットにモンローは鍵を渡した。トレーラーに入ったジュリエットは中のものを見て回り必死に記憶を蘇らせようとしていた。するとニックの幻影が現れ自分の家系が代々グリムだということ、狩りの対象はヴェッセンと呼ばれる魔物であることを話し出す。失われた記憶の大切な部分を思い出し晴れやかな表情をしたジュリエットはスパイス店へと戻る。そこでニックが今ある女性の影響下にあるから自分たちにおかしな態度をとっていると聞かされる。「ヴェッセン?」とジュリエットが聞くとモンローとロザリーは驚くが「そう」と答えた。事情を聞いたジュリエットは自分がニックを助ける唯一の”中和剤”かもしれないとロザリーに言われる。
夢中になったニックを助けるもの
モンローからニックをクロエに近づけるなと言われたハンクは警部に頼み協力してもらう。だがその頃ニックはクロエのアパートを訪ねてキスをしていた。「君が必要なんだ」というニックに「グリムが?私を?」と驚いてみせるクロエ。だが「証明して。今アントンが来てるの」と二人を争う様に仕向けた。背後から「彼女は俺のだ!!!」と襲い掛かるアントンを返り討ちにするニック。笑顔になるクロエだが「まだよ。彼が生きている限りは…」と言う。その言葉に従うようにニックはアントンを振り回し殴りつけるがそこへ警部がやって来てニックを止めた。署に連れて来たクロエに警部とハンクは話を聞くがあくまでも”向こうが夢中になる”というクロエは一貫して罪を認めようとしなかった。一方ニックはクロエの”彼が生きている限りは”という言葉が頭を巡り留置場に入れられたアントンに銃を向けていた。ニックの机に置かれたアントンが血を流して倒れる絵を発見した警部たちは急いで留置場へと向かう。そこにジュリエットたちも合流した。ジュリエットはアントンを殺そうとしているニックに近づき「私よ、ニック。お願い、見て。私よ」と言いニックの頬を両手で包む。ニックは銃から手を話し頭を抱えると正気に戻った。「ジュリエット…どうしてここに…」「助けにきたのよ。私の救世主を」と言うと二人は強く抱きしめ合った。
警部はクロエの所へ行き「釈放してやる。ただし二度と戻って来るな。戻れば警官の立場を離れた私がただではすまさん」と言ってヴォーガしクロエを脅した。
悪いヴェッセンにそそのかされてしまったニックですが真実の愛で見事元に戻ることができました。ジュリエットもニックがグリムであることやヴェッセンと呼ばれる者がいることがわかり、その上でニックへの愛を再確認しました。長い道のりでしたが二人は元通り~になるのかな。今後ジュリエットはどのような反応を示すのか。その辺りも注目したいところです。
アントンはイーザーペッシュというアザラシ型のヴェッセンでした。最初ビーバーかと思ったけど…
今日の一枚
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