GOTHAMゴッサム シーズン3 第4話『復讐の狼煙』
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フィッシュとペンギンの争いも再び勃発、更には闇の組織を巡るブルースの戦いも始まりゴッサム・シティはさらなる混乱に陥っていく…。
ネタバレしています。まだの方はお気を付けください。
前回の第3話『催眠術師』の続きになります
解けない魔法
捕まったアリスはハービーに取り調べを受けていた。彼女はテッチから逃げるため遠いゴッサム・シティへとやって来たのだがその特殊な体質ゆえストレンジに監禁されていたのだと言う。「本物の怪物は私の兄さん。恐ろしい能力を持ってる。」と話した。
その後復職したリーに血液を数本抜かれることに。リーはアリスの特殊な血液について聞いた。アリスは「私の血液に触れた人は豹変する。変わり方は人それぞれ。兄が言うにはその人の本質が現れると。」と答えた。リーは「お兄さんも感染を?だから彼が怖いの?」と聞く。「兄は感染してない。私との絆を信じてるの。コインの表と裏よ。私は血液で人を変え、兄は心を操る。催眠術を超越したものよ。兄が利用するのは恐れや怒りや後悔。心に入り込まれたら一巻の終わりよ。」とアリスは言った。
その頃街を歩くゴードンは横断歩道を渡ろうとボタンを押した。ボックスから流れるチクタクと言う音を聞くと彼に異変が…。あの晩テッチに言われた言葉が頭の中で響きゴードンは再び死を望むようになる。大きなトラックが迫ってきているのにゴードンは道に一歩踏み出してしまった。寸前の所で背後にいた男が声を掛けてくれたため我に返ることができたがどうやらテッチにかけられた催眠術は解けていないようだった。
連れ去られるアリス
催眠術が解けていないことに気付いたゴードンは市警本部へ向かいバーンズにアリスと話をさせてくれと頼む。最初は断ったバーンズだがゴードンの焦った様子を見てどうしたんだと尋ねた。ゴードンは「アリスの兄に会った時に何かされたようで…」と話した。するとバーンズは「5分だけだぞ」と言ってアリスとの面会を許してくれた。
ゴードンはアリスにテッチを捜してると言う。アリスは「まだ頭の中に兄が?」と聞いた。ゴードンはチラッと監視カメラに目をやりながら「消す方法は?」と聞いた。アリスは「大抵は催眠術が一度解けると消えるけど…あなたの苦悩を利用したのね。向き合おうとしない何かよ。兄の時計と似た音を聞くと催眠状態になる。自分に囚われてるのよ。」と答える。「君も同じか?」とゴードンは聞いた。アリスは「幼かったころ私が兄から離れないように支配されたの。戻りたくないの。絶対。」と話していると市警本部にテッチに催眠をかけられた屈強なレスラー”ツイード兄弟”がやって来た。ツイード兄弟は暴れ出し警官たちを倒して行く。ゴードンは怯えるアリスに「君を連れ出す」と言って取り調べ室から出るがそこにテッチが現れる。銃を向けるゴードンにテッチは「君には僕を殺せない。植え付けたきっかけを取り除かない限りね。」と言った。「後ろを向け」と言うゴードンだがテッチはくるりと一周まわって時計を出した。その音に操られるゴードン。アリスに逃げろと言うが銃を自分のこめかみに当てようとする。バーンズが杖で殴ってくれたため事なきを得たが、アリスはテッチたちに連れ去られてしまった。
乗り越えると忘れるは違う
目を覚ましたゴードンの前にはリーがいた。自殺しないようにイスに手錠でつながれているゴードン。心配するリーにゴードンは「別れを乗り越えた」と言う。リーは「ええ。乗り越えたわ。それしかなかった。人生最悪の時期を一人でね。毎晩泣きながら眠って目が覚めてまた期待するの。あなたが訪ねてくるって。でも来なかった。マリオは誰かにいてほしいときいてくれた。彼のお蔭で立ち直れたの。あんなことがあって何も言う事がないの?」と言った。ゴードンは「過去は過去だ。」と言いリーは「テッチは怒りや後悔を利用すると。それしか残ってないの?自殺しないように見張るわ。警部の依頼よ。過去は変えられないけど”乗り越える”と”忘れる”は違う。」と言った。
一方捕まえたツイード兄弟の一人にハービーが話しかけた。「兄弟のうち2人は死亡。2人はジャービスと逃げた。奴とアリスはどこだ?奴は妹を得てお前は兄弟を失った。不公平だよな。一緒に育った兄弟だろ?」と言って男の心をくすぐる。そして「覆面レスラーの多くはマスク姿での埋葬を望む。名誉と尊敬の証として。お前の兄弟がそれを望まないといいが…。」と言いながら兄弟の覆面にライターで火をつけ始める。焦った男は「分かった!言うよ!」と言って慌てて火を吹き消していた。
アリスの血ーパーティー
遊園地好きなアリスのために用意したメリーゴーランドなどがある建物。そこで水色のドレスを着せられたアリスは拘束されて座っていた。テーブルの上にはティーパーティーを模したおもちゃが並んでいた。テッチは「お前を許すよ。水に流そう。でも今度逃げ出したらどうなるか分かってるだろうね?」と言ってアリスの血を注射器で何本も採った。「血をどうする気?」と聞くアリスにテッチは「水飲み場の水に混ぜるよ。怪物が大勢できる。」と言った。そこへハービーとゴードンがやって来る。銃を向け合い「アリスを解放しろ!」と言うがテッチが聞くわけがない。「一つ質問だ」と言うとツイード兄弟にメトロノームをかけさせた。時計に似たチクタク音にゴードンは銃を下ろして固まってしまう。テッチは「君の望みはわかってる。初めて会った時に分かった。自由になることさ。心の痛みから。なれるよ。」と語りかける。ゴードンの脳裏には会いに行ったリーがマリオと楽しそうにしている様子や過去のリーの姿などが浮かんでいた。だがリーに言われた「乗り越えると忘れるは違う」と言う言葉が頭に響くとゴードンはメトロノームに向けて発砲。見事に催眠術を解くことができた。これを機に銃撃戦が始まってしまう。テッチはアリスを抱きしめながら「この街を去る時が来た。」と言うがアリスは「いやよ!一緒はイヤ!」と言ってテッチの腕を振りほどこうとしたはずみで階下に落下。突き出ていた鉄の棒に突き刺さって死亡してしまった。
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エド VS ブッチ
ペンギンの力でアーカムから出所したエドはペンギンの選挙事務所にいた。スーツを用意してもらいニコやかに話すペンギンとエドだがブッチとの折り合いが悪いようだった。お互いペンギンの一番を狙っているのか…。それとも力の誇示なのか…。いがみ合っていた。
市民の前でスピーチをするペンギン。彼の横で笑顔を見せていたエドだがブッチがコソコソと男に何かを渡すのを見つけた。エドはその男に駆け寄り「選挙管理委員会の方ですか?」と言って声を掛けた。そうだと答える男にブッチから受け取った封筒の中身を見せてもらうとそこには現金が入っていた。エドは「ブッチが選挙管理委員会を買収してる」とペンギンに言うがペンギンは「ここはゴッサムだ。問題ない。」と答える。「みんなが応援してるんだぞ?」とエドは言う。そこへ女の子がやって来てペンギンに「怪物を退治してくれてありがとう」とお礼を言った。ペンギンは喜んで「見たか?みんな俺に感謝してる」とエドに言うがエドはその女の子に目の前でお金を渡した。「君は友達だと思ってた。」と怒るペンギン。エドは「友達だよ。”金で買えないが一瞬で盗めて2人だと価値が生まれる”」となぞなぞを始めるがペンギンは「知るか。なぞなぞは聞きたくない。市長になりたいんだ。邪魔しないでくれ」と言って去って行った。
そしていよいよ開票を迎える市長選。ブッチは「ぶち壊しやがって!」と言ってエドに掴みかかる。「何があったんだ?」と驚くペンギンにブッチは「あなたを罠にハメたんです!すべての管理事務所に行き金を回収した!」と言った。ペンギンは悲しそうな顔をしながら「なぜだ?君を助けたろ?一緒にここまで来たのに裏切るなんて…ブッチ」と言ってエドに銃を向けさせた。「君を撃たない理由はあるか?」と言うペンギンに「目撃者がいる。それとあれだ…」と言ってテレビの方を見た。そこにはペンギンの当選を知らせるニュースが流れていた。涙をためて喜ぶペンギンはエドの方を向き「市民に選ばれた…。”金では買えないが一瞬で盗めて2人だと価値が生まれる”…」と言う。エドは指と指でハートの形を作っていた。「愛だ…」と言ってペンギンは感動していた。エドは「買収すれば味わえない。その気持ちはね。最高だろ?君が自分を信じてない時も僕は信じてた。」と言った。ペンギンはブッチを補佐役から降ろしエドを補佐官に任命した。
ファイブの行動
髪を切り増々ブルースにそっくりとなったファイブ。いなくなったファイブの行方を追っていたアルフレッドは車がディロン通りで見つかったと連絡を受けていた。「ナローズか…」とブルースが言い、アルフレッドも「何をしにあんな場所へ…」と言った。その頃セリーナと共に行動するファイブは”ナローズ”に来ていた。裏口で待ち合わせしセリーナは”お金を稼ぐため”店に入って行く。だが上手くケンカを起こさせて金のある奥の部屋に入ったと思ったが見つかり、捕まってしまった。「泥棒の手は嫌いだ」と言って指を切り落とそうとする男たち。さすがに怯えるセリーナだがそこへファイブが入って来て男たちを倒してしまう。セリーナの拘束を解き2人は店から逃げ出した。走って逃げる2人だがファイブの様子がおかしい。見るとファイブの腹にはもみ合った際にやられたナイフの傷があった。他にも傷痕がたくさんある。それを見たセリーナは「ブルースじゃない…。別人ね。何者なの?!」と気づいた。ファイブは「君には何もしない。話を聞いてくれ。」と言った。
ハト小屋のある屋上でセリーナはファイブの傷を縫っていた。セリーナは「なぜブルースのフリを?」と聞いた。ファイブは「君たちを廊下から見てた。彼を見る君の目…。見つめられる気分を知りたかった。僕には友達も家族も誰もいないんだ。」と言った。一人は楽だよ、あんたはまともだと言うセリーナにファイブはキスをした。
その後屋上で待つファイブの元にブルースとアルフレッドがやって来る。「セリーナは?何かしたら…」と怒るブルースにファイブは「何に怒ってる?君のフリ?彼女といたこと?」と聞いた。唐突な質問に答えられないブルース。ファイブは「本当に欲しいものが分からないんだね。臆病なだけかな。心配ないよ。君とは二度と会わない。彼女ともね。僕の存在理由は謎だけどここは僕の街じゃない。セリーナにサヨナラと。キスのお礼も」と言うとファイブは屋上から飛び降りた。下にあるトラックの天井に降りると走り去って行った。
しかしその後…。夜道を歩くファイブに一台の車が近寄る。その中にいたのは闇の組織のキャサリンだった。キャサリンは「いわばあなたの親よ。あなたを捜していたの」と言ってファイブを連れ去ってしまった。
アリス死んじゃいましたね…。しかもテッチは逃げちゃったからまたそのうち出てきそうな?
アリスが死んだのは自分のせいだけどゴードンのせいにしそうですもんね?
もうちょっと話が広がるかと思ってましたが意外にタイトに収まった感じでしょうか?ww
ゴードンがリーとのことを完全に割り切るようになるのは難しいと思いますが、今後も良好な関係でいて欲しいですね。万が一元サヤとかになったらちょっと面倒ですよね~。マリオがファルコンの息子だけに。
そして今回もハービーはゴードン大好きでしたね♡ハービーの愛情深さがすご過ぎます。いいコンビだ。
で、ぺんぺんが市長に当選!!しかも自力で(笑)エドとブッチのいがみ合いもありましたがペンギンの心を掴んだのはエド。格下げになったブッチは今後どうするんでしょ。この2人の対決は今後も続きそうですよね。
それから謎のファイブは今回もイマイチ謎でしたね。結局何者なのかは本人も知らないわけですから仕方ないんですよね~。でもキャサリンに拉致されたから心配ですね。悪いことに利用されるにきまってるし…。ファイブが何とか抵抗してくれるといいですけどね~。きっと従うようにプログラムされてるんでしょうしね~。
そしてそして…。バーンズさんの目にアリスの血液が入ってしまいましたが彼の”本質”は一体どんなものなのか…。楽しみですね!
GOTHAM seson3 ep4
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Comment
ブッチが不憫でならない〜^^;
いつも誰の時も補佐役で尽くしてきてるのに、いつも報われない^^;
可哀想過ぎる^^;
ニグマ、あんまり好きじゃない^^;
ブッチ派です(笑)
ペンペン、ずっと支えてくれてたのはブッチだぞ〜^^;
ファイブでしたっけ、マズイですね〜
なりすましで色んなことされちゃいますよー^^;
アリス可哀想でしたね〜
所長?もどんな本質になるのか^^;
さくやさん
コメントありがとうございます!
ブッチはいろんなことされてるのに頑張って尽くしてくれてるんですけどね…。
エドにとって代わられてしまいそうですね。一体どうなることやら。
ファイブもどうなることやら心配ですね~。