GOTHAMゴッサム シーズン3 第3話『催眠術師』
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フィッシュとペンギンの争いも再び勃発、更には闇の組織を巡るブルースの戦いも始まりゴッサム・シティはさらなる混乱に陥っていく…。
ネタバレしています。まだの方はお気を付けください。
謎の催眠術師現る
バーバラのクラブでお客たちに催眠術をかけ、楽しませる催眠術師がショーを開いていた。男は金持ちそうな夫婦を見つけると夫の方をステージに上げ懐中時計の音を聞かせる。「時計の音が聞こえるかな。チクタクという音があなたの心臓の音と重なる。僕の目を見て。目の上でも周りでもなく目の奥深くを見て。体は完全にリラックスし重力を忘れる。不可能なことをする準備は?」と言った。男が「はい」と答えると催眠術師は懐中時計を閉じ、楽しそうな顔をしながらイスを持って来ると「イスに立って。背もたれたの上に」と言う。男は術にかかっているので言われた通りに動く。ぐらつく男に観客たちはヒヤッとするが男は見事背もたれの上に立ち観ている者を沸かせた。催眠術師は「催眠術にかかると疑いや恐れが消え不可能が可能になる。」と言って男に背もたれの上で片足立ちまでさせていた。そして下に降りるように命じると男の耳元で「正気を閉じ込め悪を呼び覚ませ。僕の言葉で君の家は僕の城だ」と囁いた。その後合図とともに目を覚ました男は元通りの男に戻っていた。
このジャービス・テッチという催眠術師の才能にいたく感動したバーバラは「最近街に?」と聞いた。テッチは「ええ。北部から。」と答える。タビサが「家は決めた?」と聞くとテッチは「まだです。でも当たりはつけた。」と言って先ほど催眠術を掛けた男性の方を見ていた。
堂々入る侵入者
夜中寝ている男の枕元にある電話が鳴った。男が出ると受話器から「正気を閉じ込め悪を呼び覚ませ。僕の言葉で君の家は僕の城だ。玄関に向かえ。」と聞こえて来る。電話を受けた男はクラブで催眠術にかけられた男だった。男はベッドから出ると玄関へ行き扉を開ける。そこには懐中時計を持ったテッチが立っていた。
夫がいないことに気付き妻は1階へ降りると、窓から差し込む稲光と共にハットを被ったテッチのシルエットが見える。「誰なの?」と怯える妻にテッチは「僕が誰か?幽霊のように夢に現れ恐怖を与える存在だ。逃げろ!」と言って近づいてきた。後ずさりする妻は背後に立っていた夫にぶつかった。夫は妻を火かき棒で思い切り殴る。テッチは夫に「彼女を袋に詰めて庭に埋めろ。終わったら自殺するんだ。さあ急げ。」と命令し、夫は顔色ひとつ変えずに言われた通り動き始めた。
暖炉の横のソファでくつろぐテッチは写真を出し「かわいい妹アリス。遠くまで旅してきたよ。ほら隠れてないで早く出ておいで。」と言っていた。
その頃アリスは家賃を払っていないことに怒った大家に迫られていた。金とは違う払い方を要求した大家の男を殴るアリスだが、怒った大家に殴り返され唇から血が出ていた。大家はその唇にキスをするが直後に苦しみ出し目は赤く充血し始めた。アリスは自分の血を見ながら「キスなんてするから…自業自得よ」と言った。
ペンギンの出馬
街でスピーチする市長の元へ後援者を連れたペンギンが乗り込んでくる。ペンギンは今の制度を作った市長のせいで街は悪くなっていると言い、「誰が市民の代表で誰が市民を守るか市民には選ぶ権利がある!私はたった一人で怪物どもを追い払った。私が怪物と戦ってる時あんたはどこにいた?」と息巻いているとベールが「市長に立候補するんですか?」と聞いた。ペンギンは「そのつもりだ」と答え演説台のマイクを奪うと「市長は選挙で選ばれるべきです!私コブルポットは市長選への出馬を宣言します!私と市民は要求します!いますぐ臨時選挙を行いましょう!」と言って市民の拍手喝さいを浴びていた。
すぐに選挙事務所を作りやる気満々のペンギン。”コブルポットを市長に!”と言うキャンペーンポスターやバッジも作っていた。それを見たブッチは呆れ顔で「いいですね…」と言った。
ゴードンへの依頼
何となくベールにも軽くあしらわれたゴードンは賞金をもらいに市警本部へと行くが、そこでリーと鉢合わせしてしまう。「元気そうだ。旅行か?」と聞くゴードンにリーは「いえ。引っ越してきたのよ。この街に住むの。婚約者と…。彼が総合病院で働くの。」と答えた。言葉がなかなか出てこないゴードンだったが「医師か。いいね。」と言った。リーはバーンズから復職しないかと言われているのだがまだ決めかねてると話すとゴードンは「戻れば会えるな。賞金をもらいに来るから。会えて良かった。」とぎこちない挨拶を交わし別れた。
家に戻ったゴードンの元に珍客が訪れる。やって来たのはテッチだった。テッチは「新聞で読みました。賞金稼ぎだと。妹の捜索を。大切な妹です。早くに両親を亡くしたので僕が親代わりを。でも妹の体質が手に負えずストレンジ教授に助けを求めてしまった。血液に毒が含まれている珍しい体質です。教授は監視が必要だと言い、面会も許さなかった。それで逃亡騒ぎが起きた。きっと妹も街のどこかにいて独りで怯えてるはず。」と言った。市警の賞金の2倍を出すと言うのでゴードンは引き受けることにした。
街へ出るとゴードンはセリーナに会い、アリスの写真を見せて情報をもらう。「ムーニーと行動してたのは1~2日かな。ナローズってバーで働いてる。」と教えてもらう代わりにゴードンはアイビーの情報が入ったらセリーナに知らせる約束をした。
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見つけたアリス
ナローズにやって来たゴードンだが、そこには誰もおらず店は焼け焦げていた。すると3人の男たちがやってくる。男は経営者のようでゴードンは「アリスという女性を捜している」と話す。すると男は「ジョークか?あのイカレ女が店に火をつけた!”カウンターに血が付いた”とか言って厨房に火をつけやがった!弁償してほしいね。」と怒っていた。ゴードンはアリスの居場所を知らないかと聞くが男たちは知る訳ないし知ってたら弁償させてると言う。それなら…と帰ろうとするゴードンだが男たちは襲い掛かって来てゴードンは思い切りバットで頭を殴られたが何とか3人を叩きのめして病院へ向かった。
担当した医師が書類を見ると「ジェームズ・ゴードン?刑事?」と聞いてきたのでゴードンは「今は違う」と答えた。後頭部を縫いながら医師は「リーから話は聞いています。私はマリオ。婚約者です。」と自己紹介した。気まずい空気が流れつつもゴードンも「もう昔のことですから。何も問題ない。幸せを祈ってます」と言う。そして治療が終わるとマリオに「だけど、彼女を傷つけたら俺があなたを殺します。」とも言った。笑顔を見せつつちゃっかりヤケドで来た女性がいると思うんだけどと言ってアリスの情報も聞き出していた。アリスのアパートにやって来たゴードンは中へ入ると鍵のかかった扉をどんどんと叩き何かわけの分からないことを言っている男の声を聞いた。銃を構えながら鍵を開けるがその瞬間例の大家が飛びかかって来てゴードンは首を絞められてしまう。すると背後からアリスがやって来て大家を撃ち殺した。「血はついてない?変化が不明で。感染したの。あなたは誰?何しに来たの?」と聞くアリス。ゴードンは「お兄さんが探している。」と答えた。するとアリスは「会いたくない」と言って大家の死体に火をつけると逃げてしまった。
操られるゴードン
バーバラのクラブにいるテッチに報告しに行くゴードン。「妹さんは会いたくないと言ってたぞ。どういうことだ」と聞くゴードンにテッチは「2人だけで話しましょう。事情を説明します。」と言って屋上へ連れて行った。そこで懐中時計を見せてゴードンに催眠術をかける。完全に操られたゴードンは言われるままに銃を置き、屋上のふちに立った。「生きることに疲れてしまったよな?もう休んでいい。目を閉じて永遠に眠ろう」と誘導され今にも飛びおりそうになっているゴードン。「10数える。10と言ったらそこから1歩踏み出すんだ。」と言われ「はい」と答えていた。カウントダウンが始まったその時「やめて!」と銃を持ったアリスがやって来る。「やっと見つけたぞ!」と喜ぶテッチだがアリスは彼を下ろしてと言いテッチを拒絶した。アリスは発砲しその音でゴードンは我に返る。足元がふらつき落ちてしまうがなんとかヘリに掴まっていた。アリスは何度もテッチに向けて発砲していたがテッチは逃げてしまった。アリスはゴードンに手を貸して屋上に引き上げ助けてくれる。「助かったよ」とゴードンはお礼を言うがアリスの手に手錠をはめた。
ファイブと名乗る謎の青年
食事をむさぼるブルースのそっくりさん。ブルースが「名前は?」と聞くとそっくりさんは「ファイブ。”514A”だけどそう呼ばれてた。」と答える。だがインディアン・ヒルにいた以前のことは何も覚えていないらしい。怪しむアルフレッドに「1年前にラボで目覚めてずっとその中にいた。本は読んでた。あとはずっと検査ばかり。ミス・ムーニーが逃がしてくれた時他の患者を初めて見た。急に来たりしてゴメン。でも君を見かけて会わなきゃと思った。お金をくれた女の子をつけたんだ。それで屋上にいる君を見た。」と話した。アルフレッドは反対したがブルースはしばらくここにいればいいとファイブに言った。
翌朝アルフレッドとブルースがボクシングトレーニングをしているとファイブがやって来る。ファイブもやってみてと言ってやらせるとアルフレッドのパンチをかわし機敏に攻撃を仕掛ける。体が勝手に動いているようでファイブ自身も意味がわからないようだった。ムキになったアルフレッドはファイブの顔に一発入れ、ファイブは鼻血を出してしまった。「これは失礼…」とアルフレッドが謝るがファイブは「何が?」と聞く。鼻血が出ていることに気付いていないらしい。鼻の詰め物をしてあげた間にファイブの首の後ろに大きな傷跡があることに気付いた。「どこかでケガした記憶は?」とアルフレッドは聞き、ブルースも「何をされたの?」と聞くがファイブは覚えていないのか言いたくないのか…。悲し気な表情を見せつつ何も答えなかった。
ファイブとブルースがリビングにいるとセリーナが来る音が聞こえブルースはファイブに隠れているように言った。やって来たセリーナはアイビーが居なくなった話をし「車があれば時間を掛けずに見て回れるから一緒に来て」と頼むが、ブルースは今ファイブの一件で手一杯のため「今は行けない。タイミングが悪いんだ。」と断った。怒って出て行くセリーナにブルースが「ごめんね…」と呟くとそれを聞いていたファイブは言い方をまねるかのように”ごめんね”と繰り返していた。
そしてファイブはブルースたちが寝ている間に髪を切り、ブルースの服に着替え車を盗んでいなくなってしまう。ファイブの向かった先はセリーナの所だった。いつもと様子がおかしいけど疑わないセリーナは車に乗り込んでしまった。
何だかゴッサムらしい奇妙なキャラが出現しましたね~。簡単に人を操れるなんてすごいな。しかしバーバラちゃんは一体何を感じたかったんでしょうかね?拒絶されることには敏感なんですね(笑)
テッチ役の方はウォーキング・デッドのW男だった人ですね!額にWって刻んどいて欲しいです~。
変態の兄に特殊体質の妹か…。一体どんな確執があるんでしょうね。先が楽しみです。
そしてブルースのそっくりさん。増々正体不明ですよね。でもブルースに似せられて作ってあるんだから確実にブルースを貶めるための存在な気がしてなりません。良い子かと思ってたけどそうでもないような?セリーナが心配ですね。
リーはまたゴッサムシティに住むらしいけど婚約者と一緒とか。どんだけイヤな女だよ?しかも婚約者はファルコンの息子~!
面倒くさいですね~。面倒くさいことになりそうですね~。
それからペンギンはアーカムからエドを出してまた仲良しお友達コンビ復活♪ぺんぺんが市長になったらエドは副市長?ww
悪い奴らなのに、何かかわいくてこのコンビ好きです。
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Comment
今回はウルフの男が^^;
ウォーキングデッドでは虫歯だらけのひどい歯してたんで、こっちは爽やかに見えるなぁ^^;と思いつつ、やっぱり胡散臭い^^;
ウルフのイメージ強すぎて^^;
海外連ドラ見過ぎてると、たまに見た映画で、あのドラマのあの人がいる∑(゚Д゚)こっちにもこの人が∑(゚Д゚)とプチ脱線しちゃいますね^^;
さくやさん
コメントありがとうございます!
W男さんは変わり者の役が多そうですね~。
今回はゴッサムっぽい不思議な世界観が良かったな~と。催眠術師が一体何者で妹とはどんな確執があるのかと思うと次回が楽しみですね!