ゲーム・オブ・スローンズ 第6章:冬の狂風 第3話『背任者』(Oathbreaker)
過酷な状況にさらされたそれぞれの運命がまたしても大きく動き出す!
一体だれが生き残り正義の裁きを下すことができるのか、そしてジョン・スノウはどうなってしまったのか!?
ネタバレしています。まだの方はお気を付けください。
蘇りし者
目を覚ましたジョン・スノウを見てダヴォスは驚く。ジョン・スノウは何が起こったか分からず動揺していた。ダヴォスは「記憶は?」と聞いた。ジョン・スノウは「刺された。オリーが…俺の心臓を刺した。なぜ俺は生きている?」と言う。部屋にやって来たメリサンドルも驚きジョン・スノウに近寄ると「刺されて死んだ後どこへ行き何を見たの?」と聞くがジョン・スノウは「無だ。何もなかった」と答えた。メリサンドルは「神があなたを蘇らせた。約束の王はスタニスではなかった」と言った。その後ダヴォスと二人で話すジョン・スノウだがジョンはなぜこうなっているのか、そして自分はしくじったのだと話す。ダヴォスは「失敗を恐れるな」と言った。そしてジョン・スノウは仲間たちの前へと姿を現す。トアマンドやエドとハグをかわすとエドは「瞳は茶色のままだ」と言った。ジョン・スノウが「火葬は待て」と冗談を言うとエドは笑顔を見せた。
父に届く声
ブランは三つ目の鴉と過去を見ていた。塔の前でターガリエンの騎士と若き日のネッドやミーラの父親ハラウンド公たちがいた。狂王が殺された後らしくネッドは騎士に「妹はどこだ?」と聞いた。騎士は「来る戦いでの幸運を祈る」と答えると兜を被り剣を抜いた。騎士2人とネッド達は戦いとなるが騎士の一人はネッドが始末した。だがもう一人の騎士は最高の騎士と呼ばれるサー・アーサー・デインだった。ネッド達は彼一人に苦戦する。仲間達は倒れネッド一人とアーサーの戦いになるが力及ばずネッドは剣を弾かれてしまった。勝負がついたと思ったその時ミーラの父親が背後からアーサー・デインを刺し、ネッドはトドメを刺した。そして急いで塔へ向かう。三つ目の鴉は「もう十分だ。また時を改めよう」と言うがブランは「父上!」と呼びかけてしまった。すると走っていたネッドはその声を聞いたのか…足を止め辺りを見回した。だがまた塔の階段を昇って行った。そこでブランは現実に戻される。「ひどいよ!もう一度行かせて!声が届いてた」と言うブランに「風の音を聞いたのだろう。過去を書き換えることはできん」と三つ目の鴉は言った。それでも塔で何があったか知りたがるブランに「属さぬ場所に留まれば戻れなくなる」と諭す三つ目の鴉はブランを待っていたこと、そしてここから出て行く前に全てを学ばなければならないことを話した。
カリーシの運命
デナーリスの着いた場所はヴァエス・ドスラクだった。再び戻って来た地に呆然とする。そして年老いた女性の前に連れて行かれると服を脱がされドラゴンのチョーカーも外された。渡されたドスラクっぽい服を着るとデナーリスは「お前は過ちを犯した。後悔するぞ」と脅すデナーリス。そして私は偉大なる王の妻だと言うと年老いた女は「知っている。馬の心臓を食らうのを見た。」と言った。年老いた女もかつてカール・サヴォの妻であったと言い、ドロゴが死んだあとすぐにここに来ず世界に出たことは禁忌であると説明した。そして「すべての部族が一堂に会している。どこを略奪し誰を奴隷にするか話し合う。カール・ドロゴの妻の処遇も決める。運が良ければここにいられる。祈りながら待つが良い」とデナーリスに言った。
スポンサーリンク
判明した支援者
ヴァリスは自らの体をも差し出してハーピーの息子たちを助け穢れなき軍団と次子の殺害を手引きしたヴァーラを呼び出し、彼女の息子をダシに軽い脅しをかけた。「口を割れば殺される」と言うヴァーラにヴァリスはペントス行きの船と銀貨を用意してあるから息子と一緒に人生をやり直すように話した。
そしてヴァリスは聞き出した情報をティリオンたちに伝える。「ハーピーの息子たちの支援者を突き止めました。アスタポアとユンカイの親方たちです。ヴォランティスにも協力者が。」と聞いたグレイワームは攻め込んで親方たちを殺すと言うがティリオンはそれではミーリーンが無防備になるからダメだと言った。ミッサンディは親方たちが話す言葉は一つ。同じ言語で言い返さなければ彼らには届かないと話した。ティリオンは「かもな。親方たちとヴォランティスの奴隷商人に”小鳥”は伝言を送れるか?」と聞いた。ヴァリスは「もちろんです。人は不誠実ですが”小鳥”は信用できます」と答えた。
奪われる小鳥たち
だがその頃ヴァリスの小鳥たちはクァイバーンに餌付けされていた。そこへマウンテン、サーセイ、ジェイミーがやって来る。小鳥たちはマウンテンを見てビックリする。そんな小鳥たちを部屋から出して、話を始める。サーセイが「ヴァリスの小鳥?」と聞くとクァイバーンは「もう陛下のものです」と答えた。ジェイミーはマウンテンを見て「言葉がわかるのか?わかるなら聖堂を襲撃しハイ・スパローの頭を叩き潰せ」と言った。サーセイは「ハイ・スパローは数百人の聖兵に守られてる。すべてを相手にできないしする必要もない。相手は1人だけ」と言う。するとジェイミーはなるほどという顔をして「正教は正式に告発を?決闘裁判が待ち遠しい」と言った。サーセイはクァイバーンに「ドーンにも小鳥を送りなさい。ハイガーデンと北部にも。我々のものを奪おうとしてるのは誰か、汚物にまみれ裸で町を歩いた太后を笑うのは誰か知りたい。」と命じた。
その後小評議会を訪れる。そこではパイセルが一生懸命クァイバーンは危険だ、あの化け物を殺さなくてはと話していた所だった。サーセイとジェイミーはミアセラのことやその他抱える問題について話し合おうとイスに座るが、参議たちは「追い出せないなら我々が出て行こう」と言って席を立ってしまった。
再び宿った光
ジャクェンの元に戻ったアリアは再び修行の日々を送る。目が見えないというハンデを背負いながらも必死で鍛錬を続けるアリア。そんなある日とうとうアリアはジャクェンの弟子の攻撃をかわすことに成功した。そこにジャクェンが現れ「名を言えば視力を返してやる」と言う。だがアリアは「何者でもない」と答えた。ジャクェンは泉の水をアリアに与える。それを飲んだアリアの目には再び光が宿る。「お前は誰だ?」と聞くジャクェン。アリアは「誰でもない」と答えた。
捕まった2人
ラムジーの所にやって来たアンバー公は「ジョン・スノウが野人に門を開いた。ここより北に住む我々は最初に野人と一戦交える。野人と戦うのは望む所だが敵の数が多すぎる。助け合いが必要だ。」と言った。だがラムジーの旗主になる気も誓いを立てる気もないという。ではどうやって信じろと?と言うラムジーに「誓いなんてクソ食らえだ。手土産がある」と言って袋を被せた二人を連れて来る。袋を外すとそれはオシャとリコンだった。「何者だ?」と聞くラムジーに「リコン・スタークだ」とアンバー公は答えた。証拠を欲しがるラムジーに差し出されたのはリコンのダイアウルフの首だった。ラムジーはニヤつきながら「よく戻られた。スターク公」と言った。
ジョン・スノウの決断
見事復活したジョン・スノウは絞首台に上がったソーンやオリーたちを前に「最期の言葉はあるか?」と聞いた。ソーンは相変わらず自論の展開をし、オリーは何も話さず恨めしそうな顔をするだけだった。意を決するとジョン・スノウは剣でロープを切り4人は絞首刑に処された。4人の死を見届けるとジョン・スノウはエドにマントを渡し「燃やすか、着るか好きにしろ。黒の城は任せる。俺の務めは終わった」と言って去って行った。
見事復活のジョン・スノウですが、きっちり借りを返した所で彼は新たな決断をしたようですね。この先どこへ誰と動いていくのか気になる所です。ジョン・スノウもアリアの目も復活して嬉しいですが、鬼畜ラムジーに渡されたオシャとリコンが心配です!早く助け出されますように!
そして小鳥ちゃんたちはお菓子につられて違う場所へと羽ばたきそうだし、トメンもハイ・スパローに良いように言いくるめられてる気がするんですが子供は危なっかしいですね。うまいこと危険回避できるといいですが…
でも今週最大のビックリはネッドの若き日の役者さん。ひどいですね…。似てるの髪型だけやん…しゃくれ過ぎだろって思ったのは私だけでしょうか?
記事下広告PC用336
PC用個別記事の最下部
関連記事
-
-
ゲーム・オブ・スローンズ 第6章:冬の狂風 第6話『血盟の血』(Blood of My Blood)
ゲーム・オブ・スローンズ 第6章:冬の狂風のあらすじ 失明したアリア、逃げ出した …
-
-
ゲーム・オブ・スローンズ 第6章:冬の狂風 第2話『故郷』(Home)
ゲーム・オブ・スローンズ 第6章:冬の狂風のあらすじ 失明したアリア、逃げ出した …
-
-
ゲーム・オブ・スローンズ 第6章:冬の狂風 第10話『冬の狂風(シーズン最終話)』(The Winds of Winter)
ゲーム・オブ・スローンズ 第6章:冬の狂風のあらすじ 失明したアリア、逃げ出した …
-
-
ゲーム・オブ・スローンズ 第6章:冬の狂風 第9話『落とし子の戦い』(Battle of the Bastards)
ゲーム・オブ・スローンズ 第6章:冬の狂風のあらすじ 失明したアリア、逃げ出した …
-
-
ゲーム・オブ・スローンズ 第6章:冬の狂風 第4話『異客の書』(Book of the Stranger)
ゲーム・オブ・スローンズ 第6章:冬の狂風のあらすじ 失明したアリア、逃げ出した …
Comment
ただ今最終章に向けてあらすじを読ませて頂き復習してます!
若きネッドの俳優さん、シャクレすぎ!私も思いながら見てました笑笑
豚肉食べたいさん
コメントありがとうございます!
私のブログ活用いただけて嬉しいです♡
いや、ほんと若きネッド!シャクレ過ぎですよね~!
もうちょっと他の人いたろうよ…って思いました。
もう少しで最終章ですね。毎日ドキドキしてますw
始まったらいっぱい楽しみましょうね♪