BELIEVE ビリーブシーズン1　第2話『オーケストラ計画』

2015/11/04

ビリーブのあらすじ

冤罪により死刑囚となったテート。だが死刑執行当日彼を逃がしてくれるという男が現れる。不思議な能力を持つために狙われているボーと言う少女を守ることが条件だった。時間がないとせかされテートはその条件をのむことにするが少女に会った瞬間テートは心を動かされ自然と涙がこぼれていた。ボーを追う組織と戦いながら二人は次第に心を通わせていくが…

ネタバレしています。まだの方はお気を付けください。

事の成り行き

ウィンターとの合流地点であるフィラデルフィアに向かうテートとボー。だが脱獄した死刑囚のテートを捜す為沢山の警官たちが配備されていた。ピンチを迎えた時にボーの力で乗り切ることができたが、いつもそうできるとは限らない。テートは何とか策を練りウィンターたちの所へ向かおうとする。
その頃テートを追う為に動き出したFBIのフェレル捜査官は長官に呼ばれテートがボーを連れていること、そしてボーが重要な子であり詳しい話はスクーラスに聞いてくるよう言われる。フェレル捜査官は「ボーを無傷で連れ戻さねばならない。スクーラスは民間人だが政府の仕事をしている。彼は機密計画”オーケストラ”の責任者で念動力に関わる遺伝子の分離に成功した。だが油断ならぬ男だ。気をつけろ」と言われスクーラスの研究施設へ行けと指示された。

レゴマスター

スクーラスの研究所で念動力を持つショーンと言う男性の力を見せてもらうことになる。ショーンは「ライオンが好きだ」と言うとレゴでライオンを作り始めた。ただレゴをするのかとおもいフェレル捜査官は不満げな顔をしたがその瞬間ショーンの向こう側にあるガラスの窓の外でレンガが勝手に宙に浮かび同じように組み上げられていく光景を目撃する。ショーンが手で作ったレゴのライオンは外にレンガで作ったライオンと同じ形をしていた。ありえない光景にフェレル捜査官は目を見開いてびっくりする。スクーラスは「奇跡だと思わないか？」と捜査官たちに言った。

カジノでできたお友達

たくさんの警官たちに追われ、テレビでも自分の顔が流れているのでテートは髪を丸坊主にした。ボーに「ネズミみたい」とからかわれてしまったが少しでも目くらましになればと思った。そしてお金もあまりなくお腹が空いたテートたちはボーに頼んでカジノへ向かった。協力してお金を稼ぎ楽しい時間を過ごしていたが目撃情報が出たり、誘拐発生警報がテレビで流れたりして追手は徐々に迫ってきていた。絶好調のテートを見物客が取り囲みテートも上機嫌になっていたがふとテレビを観ると自分とボーの誘拐発生情報が流れていた。テートは慌ててボーを探し見つけるとカジノから逃げ出した。タクシーも捕まらず困っているとテートを待っている間にボーが仲良くなったウェイトレスのボニーが車で通りかかり彼女の車に乗せてもらえることになる。ボニーはジェシーと言う子供がいるが病気だった。手術を受ければよくなるがお金がかかる為週80時間働いていると彼女は話した。カジノで待っている間に子供の名前や年齢、病気だということを言い当てたボーに驚いた彼女だが不思議な力を持つ子という感じで接してくれていた。ボーはジェシーに会いたいといいボニーもいいと言ってくれたのでお宅にお邪魔することになった。

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ボーの優しい気持ち

白血病のジェシーだがボーが来ると元気いっぱいに自分のお人形の説明を始める。ボーも話を全部聞いて笑顔になっていた。ボーは「私にもお気に入りがあるの。ママがくれたんだ」とスタンリーを紹介する。ジェシーが「僕のお気に入りはドブス。飛べるんだ」と言うとボーはドブスと言う名の象のぬいぐるみをふわりと宙に浮かせた。短い手足を動かしまるで宇宙を散歩しているかのようなドブスを見てジェシーは大喜びしてくれた。その後ボニーに駅まで送ってもらうと帽子を買って軽い変装をし再び逃走を始めたテートたち。乗った電車の中でボーに預けたお金を出してというとボーは無いと言った。意味がわからず聞き返したテートに「ジェシーにあげたの。病気なのにお金がないから」と言った。テートは「俺たちの全財産だぞ？」と怒る。少しだけ残しておいたわとボーはお金を出したがそれを見たテートはため息をついた。

諦めかけたその時に…

スクーラスが送り込んだ傭兵に見つかってしまったテートたち。テートはボコボコに殴られボーは車に乗せられてしまった。だがテートは車に乗り込みボーを逃がそうとする。揉み合いの末何とか車を奪って傭兵を振り落とすことができた。車を使って逃走を始めるがテートは「なんで超能力を使わないんだ？」とボーに聞いた。ボーは「あまりに怖かったから…」と答えた。テートはそれ以上責めることはなかったがその時タイヤがパンクしてしまった。「まさか…こんな時に…」車を降りてタイヤを見ているとパトカーに取り囲まれてしまう。銃を向けられ手を挙げて頭の後ろへ！と言われたテートは「ボー、何もするな。警察に従え。終わったんだ」と超能力を使わない様に言った。二人は別々のパトカーに乗せられ、その横を傭兵が通り過ぎて行った。傭兵はスクーラスに電話をし「少女は無事警察に保護された」と報告した。パトカーに乗せられたテートは警官に「あの子は！あの子はどこに連れて行かれるんだ？！」と聞いた。警官ははっはっはと笑い声を上げ始める。振り向きサングラスをはずすとそれはウィンターだった。テートはやられたぜという顔をした。もう1台のパトカーの中でもボーはチャニングの顔を見て笑っていた。二人はその夜久しぶりにまともな食事をし部屋で眠ることができた。だが過酷な逃亡生活はまだ始まったばかりだった。

追われる身となり一秒たりとも気が抜けないテートとボーですが、そんな中でもボーはまた人を幸せにしましたね。ジェシーがもらったお金で手術を受けて元気になってくれることを願います。そしてテートさんロン毛から丸坊主へ。ロン毛の方がタイプだな～。てかテートさんどんどんボーに愛着湧いて行ってる気がするけどこれも親子だからなんでしょうかね。地元警官にFBI、更にはスクーラスから追われて大変ですがボーを守る為何とか戦い続けてほしいものです。