BELEVE ビリーブ シーズン1 第12話『青い蝶(最終話)』
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ネタバレしています。まだの方はお気を付けください。
助けを請うスクーラス
ダニが暴走してしまったことでスクーラスはウィンターに助けを求めた。そしてスクーラスはウィンターの所へとやって来る。「殺そうとしていた相手に助けを求めるなんてよっぽど切羽詰まってるな」とウィンターに言われスクーラスは「彼女の名前はダニ・サリヴァン。ボーを殺そうとしている」と話した。そしてダニのことを説明し、「現時点でボーを超える能力を持っている。苦悩のせいで力が増した。だが過去に例がないほど急激に劣化が進行している。死が近いと知って私を責めてる。」と話した。ウィンターが「君のせいでボーを殺そうと?」と聞くと「私から大切なものを奪い取る気だ。計画をぶち壊そうとしている」と答えた。
現れたニーナの幻
危険が迫っていることを知らないテートとボーは新生活の為にメキシコに向かっていた。途中で寄ったガソリンスタンドでボーが買い物をしていると突然母親ニーナが現れる。「ママ、なぜここに?」とボーが聞くがニーナは「ハトのことを聞いて」としか言わない。ボーが「誰に聞くの?」と言うとニーナはレジの女性に目をやり消えてしまった。ボーはお菓子やジュースを持ってレジへ行きその女性にハトのブレスレットについて聞く。すると友達のなんだけど、その友達は大変な目にあってしまったと教えてもらった。ハトのブレスレットを手に取ったボーはそれがダニの物であり、ダニが兄を能力で本棚の下敷きにして殺してしまったこと、そしてダニがどのような存在であるかを悟る。
痕跡を追うダニ
ダニは兄ジョンの墓を訪れ「ごめんなさい…いつの日か許してね」と言って泣いていた。
そしてスクーラスとウィンターはチャニングの入院している病院へとやって来た。ダニが一度チャニングの心を読んでいたので、そこにはある種のつながりができていると言う。ダニはどこにいてもチャニングの居場所がわかるということだった。そこに目をつけたスクーラスたちはチャニングを囮にして、ダニを捕まえようという作戦にでる。ウィンターは「君に催眠術をかけさせてくれ」とチャニングに言った。
その頃ダニはチャニングの”痕跡”を辿り以前いたウィンターのロフトにやって来た。当然そこには誰もいないが、ダニはボーが描いた絵を見つけそれらをぐちゃぐちゃにすると能力で火をつけた。そしてロフトにも火は広がり燃やしてしまった。
青い蝶が導く方へ
ボーとテートはモーテルで休憩を取っていた。そしてボーはスタンドでニーナが現れたことをテートに話す。テートはとても驚いていた。「なぜ黙ってたんだ?」と聞かれボーは「(テートが)メキシコに夢中になっていたから」と答えた。2人はメキシコ行きは後回しにしてダニの事を捜そうと話し合った。その時窓の外で青い蝶がひらひらと舞っていた。それを見たテートは「見えるか?」とボーに聞きボーは見えると答えた。「分かった。荷物をまとめろ」とテートは言い、ボーと二人で青い蝶に導かれながらクイーンズ方面へと向かった。
捕獲失敗
ボートハウスに戻って来たウィンターはチャニングに「この技術は確立されてるし、うまくいく。その少女の力が強いならこの信号を受け取りやってくる。目を閉じて」と言って催眠術をかけた。それと同時に発疹が広がり目も濁り始めたダニがその信号をキャッチした。ダニは信号を辿りボートハウスへとやって来る。中にいたチャニングに近づくがそこにあったのはチャニングの服を着せた人形だった。ダニは怒って人形の頭を飛ばした。その様子を見ていたスクーラスたちはボートハウスにダニを閉じ込め、ガスを撒き始める。「変だわ。失神するはずなのに…」カメラで様子を見ていたチャニングが言う。どうやらダニは能力でガスを中和しているようでその為失神しないようだった。スクーラスは手下のゼペダに突入の合図を出す。銃声が聞こえたが様子がおかしいことに気付きスクーラスたちはボートハウスへ向かう。中から出て来たのはダニだった。ダニはチャニングを能力で苦しませ、庇ったウィンターまでも苦しませる。そしてウィンターのポケットから携帯を出すと「これでボーが見つかる。あんたのせいで見つかるのよ」と言って去って行った。
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連れて行かれるボー
2人が着いたのは少女の為の精神医療施設だった。今は誰もいないその施設へと入って行きダニの部屋を見つける。そこには壁一面に”私を許して ジョン”と書かれていた痕が残っていた。「ダニはやり直したいのよ」とボーは言うがテートは「殺したのにその価値があるのか?」と言う。パパも刑務所にいたけどチャンスをもらったなどとボーと話していると突然扉がバンッと開きダニが現れる。「救いなんていらないわ」と言いながらダニはボーに近づいた。テートがボーを守ろうとするがダニは能力でテートを壁に叩きつけ気絶させてしまった。ボーはテートに駆け寄り「テート!目を覚まして!」と声を掛ける。ダニの感情は爆発しているようで部屋はまるで嵐が来たかのように風が吹き荒れた。「あんたに私は止められない!何の力もないのよ!博士の元に連れてって無能だと証明してやる!」とダニは言った。ボーは「やめて、私は知ってるの。お兄さんは事故よ。」と言うがダニはボーの腕を引っ張って連れて行ってしまった。
繋がれた親子の絆
目を覚ましたテートはウィンターたちに助けを求め合流し、ボーを助ける為に動きだす。
一方車で施設に向かっているボーとダニ。ボーは「望みは一緒よ。普通になりたいんでしょ?」と聞く。ダニは「生まれた時から特殊よ。そのせいで私は何もかも失ったわ。両親も兄も。居場所もね。博士も私から居場所を奪った。すべてを失う気持ちを味わわせたい。仲間も計画も奪い取る。あんたも。」と答えた。そしてオーケストラの施設にいるスクーラスは全システムを消去していた。そこへダニたちがやって来る。スクーラスはダニに「すべて終わったよ」と言うがダニは「すべて?記録やファイルはただの物。でも…これは現実」とボーのことを指した。しばらくするとテートたちも施設へやってくる。イスに縛られていたボーを解放しているとダニがやって来る。「やっと全員そろったわね。オーケストラを終わらせよう」と言うダニは顔にも湿疹が広がりひどい姿になっていた。ウィンターが「君は間違ってる。人を殺す必要はない」と言うとダニは能力で扉にロックを掛けて出て行ってしまった。力ずくでは開かない扉。ボーの能力で開けるか試してみることにする。だが上手くいかなかった。椅子に座ったボーの前にまたニーナが現れた。当然他の人たちには見えないが、その場にいる全員がそこにニーナがいると信じた。ニーナはボーの手を握り「愛してる。一緒にはいられないけど…皆を救えるわ。ダニもよ。お兄さんはダニを許してる。彼女を責めたりしていない。愛してるのよ。そう伝えて。さあ、頑張って」と言った。ボーは片方の手をニーナとつなぎ、もう片方の手をテートとつないだ。そして再び扉を開けようとする。すると見事に扉は開いた。
誰にでもチャンスはある
ダニを捜しに出たボーは庭で炎を高く巻き上げるダニを見つける。彼女は火の中心にいた。駆け寄りジョンはダニを責めていないと伝えるがダニは「なぜ分かるの?」と聞く耳を持たない。炎は更に高さを増し、今にもすべてをのみ込みそうだった。ボーは意を決したように炎の中へと入って行く。ダニの手を握りジョンからのメッセージを伝える。「彼の声よ」と言うボー。ダニは泣きそうな顔になるとボーの方へ倒れ込み同時に炎も消えた。ダニは横たわり「本当なのね。」と言った。ボーが「分かった?ジョンはあなたを許してる。もういいの」と言うとダニは「ありがとう。」と言ってほほ笑んだ。ダニの顔に広がる傷を見てボーはダニの頬に手を当てた。するとみるみるダニの傷は治っていき、目の濁りもとれ輝きを取り戻した。自分の顔を触り驚くダニにボーは「誰にでもチャンスはある」と言った。
オーケストラの施設は炎に包まれたが、ボーとテートは新生活に向け再び車を走らせた。
来週はボーナスエピソードがありますが、実質これが最終回ってことでいいんですよね?一応きれいにまとめた感じにはできてますが、やっぱり1シーズンで終わるのは想定外だったのか細部が全部中途半端ですね。当初はスクーラス博士率いる超能力者軍団でも出てきて激しいボー争奪戦でも起こるかと思ってましたが、ダニ意外の能力者はただの噛ませ犬状態だったし…オーケストラ計画についてもよくわからないまま。美しい家族愛で終わったのは良いかもだけど消化不良の部分は多いですね。ボー役の子も予想外に成長しちゃった感じもありますしね。あんなにボーやオーケストラ計画に執着していたスクーラスも最後はしょんぼり博士になってたし(´・ω・`)
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