アクエリアス 刑事サム・ホディアック シーズン1 第13話『過去を捨てて(シーズン最終話)』
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ネタバレしています。まだの方はお気を付けください。
性癖が招く不幸
血がついたシャツを着たハルが「またやってしまった」とケンの元を訪れた。ハルは女性を痛めつけると興奮するという性癖があり、以前の娼婦の件もそれが原因だった。そして再びマンソンの”螺旋階段”で調達した女性ジャネットを痛めつけ、プレイを楽しんでいたら突然彼女が息をしなくなり、動脈か何かに触れたようで血が溢れ出したと言った。ハルは前にマンソンの所でケンが彼とキスをしていたのを見たと話した。「チャーリーは我々の隠れた本性を解放してくれる。そうだろ?ケン」と言って同類なんだから協力しろよと暗に言っているようだった。そしてそのままジャネットの死体を置いてきたと言うので、ケンとハルは現場へ戻る。ドアを開けるとそこにはジャネットの死体はなくマンソンがいた。「親愛なる友人たち。お帰り。」とニヤニヤしながら言うマンソン。そしてマンソンは「俺の戦略は彼女の死体を手元に置くことだ。ハルの証拠だらけだ。血や精液にまみれてるし、指紋も残ってるから警察も検察も喜ぶぞ。」と言ってジャネットの死体をネタに完全に支配下に置かれてしまったハルとケンだった。
マンソン家の赤ん坊
未だ牢屋の中のエマの所にホディアックがやって来る。「卵サンド食うか?食わない?じゃあ俺が食う」なんて言っているとそこにグレースも顔を出した。グレースはエマと話をするが結局エマはここを出てもマンソンの所に帰ると言い更に「チャーリーにひれ伏す人は愛を知る。パパでさえ」と言った。グレースは顔を強張らせた後「こんな母親はいや?こんな娘はいや。あなたは自由よ。私もね」と言って去って行ってしまう。その後エマは釈放されマンソンの元へ戻っていた。セディとの間はギクシャクしていたが、彼女がただマンソンに愛されたいと思っているとわかるとエマはセディのことを責めずハメられたことはみんなに話さなかった。そんな時メアリーの陣痛が始まる。「早すぎるわ…」と心配するエマ。みんなで協力し医者を呼ばずに出産させようとする。頭が出てこないと困っているとマンソンはナイフを取り出しそれを使って無理やりにでも赤ちゃんを出そうとする。そして赤ちゃんは生まれた。だが産声が上がらない。息子を抱くマンソンだが、彼が息をしていないのはわかっているようだった。メアリーもそれを察し「抱かせてちょうだい。私に抱かせて」と泣きながら言った。赤ちゃんは死産であり、メアリーは悲しみに打ちひしがれエマたち仲間も落ち込んでいた。
そんな状況を見たセディは病院へ忍び込み赤ちゃんを盗んでくる。マンソンは喜び「お前は何て残酷で美しい生き物なんだ。俺の心をお前にやる」と言ってセディにキスをした。セディはとんでもないことをしでかしたが、念願のマンソンからのキスをもらった。
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逮捕されたウォルト
ケンとの取引でコネをつかい国防総省のハルパーンを通じて何とかウォルトを助けようとしたホディアック。だが書類などの準備をしている間にウォルトは記者のサラザールに証拠書類を見せた後、軍に自首をした。新聞社にいるウォルトの所へ駆けつけるとすでにMPたちが来ていた。サラザールは「彼は英雄だ」と言うが国防総省のハルパーンは「いや、売国奴だ」と言った。連行されるウォルトになぜだ?とホディアックが聞くとウォルトは「僕らが何をしたか、どんな非道なことを国が隠してるか、父さんたちには想像もつかない。すべての兵士に知らせないと。国民にも」と言った。
ゲイバー事件の解決
判事にもらった情報を元にブライアンやホディアックは捜査を進めていた。だがラテン系にマッチする人物が出てこない。ホディアックたちは少し考えを広げてみることにした。ウォルトの一件もあり落ち込んでいるホディアックの家でブライアンと酒を飲んでいるとそこにシャーメインから電話が入る。判事の話しからラテン系に絞り込んでいたが、シャーメインが中東系やイタリア系に幅を広げて捜してみたら該当する人物が浮かび上がったと言う。「リッチー・テリオ。28歳。175センチ。半年前にヘルニアで手術。性的暴行や強盗で複数の逮捕歴があるそうだ」とブライアンが言うとホディアックは「一致するな。間違いない」と言った。そして二人はリッチー・テリオの家に二人で乗り込む。ドアをブチ破り中へ侵入。注意深く奥へと進んで行く。だが相手もナイフを持ちブライアンを襲う。ホディアックが回り込みナイフを捨てさせ拘束する。テリオの指には殺されたノヴォの指輪がはめられていて間違いなく犯人だった。喜んだのも束の間、家の中に人の気配がする。もう一人の男(後にテリオの弟アントニオとわかる)が銃を構えていた。ホディアックは何を思ったか拘束したテリオの体を放り投げる。するとアントニオは兄の体に発砲。壁の方にも発砲しブライアンに弾がかする。ホディアックはアントニオに「誰を撃ったか見てみろ!早く救急車を呼ばないと!銃を捨てろ!」と言う。アントニオは倒れている兄を見て驚き銃を下ろした。そして兄に駆け寄ろうとした時にホディアックはアントニオを押さえた。暴れるアントニオをホディアックは押さえ込み首をコキッとやって殺してしまう。容疑者を2人死なせたことで(ホディアックは2人とも殺す必要が無かったと正直に説明した)問題になるかと思われたが上層部は判事が関係していることもありゲイ絡みやセックス絡みではなく”ただの殺人事件”として処理すると決める。更にホディアックとブライアンに勇士勲章を授けると言った。
次シーズンに繋がる問題
●再びマンソンやハルの尻拭いをさせられるのに限界を感じたケン。ハルを呼び出しクスリ入りの酒を飲ませる。そして車に乗せて拳銃自殺を偽装しようとするがハルが「私は酒が強いんだ。何を入れた?お前に私は撃てない」と言い2人はもみ合いになる。ケンは以前の娼婦の事件の際トランクに積み込んだ娼婦が目を覚ましたがマンソンにやれと言われて何度もシャベルで娼婦を刺したことを思い出していた。そして車の中では銃の音が響き渡ったが…(どちらが撃たれたんでしょうね)
●ジミー殺しの件でナンバーが一致する霊柩車を発見したシャーメインはブライアンに先走るなと言われていたにも関わらず一人で兄が死んだというウソをついて葬儀社を探ろうとしていた。そのことを報告する為ブライアンに電話を掛けているとそこにロイがやって来る。「久しぶりだな。何やってる?」と言う。電話越しにそれを聞いたブライアンは急いで向かうが電話ボックスにシャーメインの姿はなかった…
●マスコミも集まる中、勇士勲章を授与されたホディアック。そこへ一人の男がやって来て「内務調査班のケラハーです。目撃者がいるので明日話を…」と言われてしまった。
シーズン1が終わってしまいました~。時代背景などもありかなり濃ゆいドラマですね~。色々勉強になることもあります。地味に面白いです!
片付いた問題もありますが、根強いマンソンの話しやそれに絡むケンのことなど、そして新たに起こった問題など次のシーズンも楽しくなりそうですね。
個人的にはケンは娼婦にトドメを刺していたのか~と驚いたのとセディが完全にぶっ壊れてる!と思うのとロイに連れ去られたシャーメインちゃんの身が心配です!
AQUARIUS season1 ep13
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Comment
ボブ江さん、こんにちは!
アクエリアス、色々考えさせられるドラマでした。ほんのちょっと前の時代だというのに、今では考えられないことの連続だったんですね、、、。昔より悪くなった部分もありますが、人権に関しては改善されて良かったと思います。
しかし、えらいところで終わりましたね。続きはどうなるのか、焦らされますね〜。
ホディアックの今後の動向が気になりますぅ!!!
pyonさん
いつもコメントありがとうございます!
アクエリアスなかなかおもしろいドラマでしたよね~。
私が無学なのもありますが、ほんとアメリカの暗黒時代みたいなの(←大げさでしょうか?w)が垣間見れて勉強になりました。
ホディアックおじさんのあの独特の雰囲気も良かったなあと思ってます~。
色々問題が片付かずに終わったので、次のシーズン楽しみですね。あまりよくない方向に進んでそうですが…
早く放送してくれるといいですね~(๑•̀ㅂ•́)و✧