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OUTCASTアウトキャスト シーズン2　第1話『漆黒の町』(Bad Penny)

※この記事にはプロモーションが含まれています

ネタバレしています。まだの方はお気を付けください。

シーズン1の最終話はコチラ『逃れられない運命』

町に戻ったカイル

娘のアンバーと共に自分たちのことを誰も知らない場所へ行こうとしていたカイル。だがどこへ行っても”気づかれる”と分かり町へと戻って来た。焼かれたシドニーの家を見て驚いたカイルは車を止めてそこにいたアンダーソン牧師に話しかける。
「何があった？」と聞くカイルに牧師は「燃やした。シドニーが喜ぶかと。ドジッたよ。留守だった。」と答えた。カイルは「奴だけが全てを知ってる。なのに殺そうとしたのか？」と言う。牧師は「君は逃げたはずじゃ？」と言った。カイルは「別の州に行ったが奴らは俺とアンバーの存在に気付いた。」と話した。その後シドニーは行方不明らしい。牧師は少し苛立っていた。「私は無力だ。もう武器もない。」と言う牧師。カイルは「あなたにしか頼れない。」と言った。
その後カイルは湖畔の別荘へと向かった。そこにはジャイルズ署長の妻ローズがいる。そしてメーガンとその娘ホリーもいてローズが面倒を見てくれていた。カイルはベッドで寝ているメーガンに話しかける。「メーガン、俺だよ。話さないか？何か思い出せないか？」と聞くがメーガンは何も話そうとしなかった。

元牧師の苦悩

行方不明の息子アーロンのビラを貼ってまわるパトリシア。そこに牧師がやって来る。「話がある。申し訳ない。」と言う牧師にパトリシアは「あの子が家出したのは私のせいよ。親のくせに子供を第一に考えなかった。寂しかったの。男に愛されてると感じたくてなんでもしたけど間違ってたわ。息子に嫌われた。」と言った。牧師は「罪なんかじゃない。自分を責めてはダメだ。」とパトリシアを慰めた。そしてアーロンを一緒に捜してと言われもちろんと答えた。あちこちにビラを貼る牧師は電柱に”迷子のあなたを灯台が導きます！”と書かれたビラがあることに気付いた。通りの向こうに目をやると教会が建っている。今や教会を追われた身となった牧師は落ち込んだ様子だった。
車を走らせる牧師は案内表示に従いつつ林の奥にある納屋の教会へとやって来た。そこでは人々が生き生きと聖歌を歌っている。
しばらく歌を聞き、説教を聞いていた牧師だが教会から出て行こうとする。すると一人の女性が話しかけて来た。「何かを求めたから足を踏み入れたはずよ。」と言う女性。牧師は「こんな教会があるとは。」と話した。女性は「教会とは違うわ。変化を感じた人々よ。みんな居場所を探してるの。」と言う。牧師は「難しいな。ではいい夜を。」と言って教会をあとにした。

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リストの存在

別荘に署長がやって来てカイルに「まさか戻って来るとはな。俺に一体何の用だ？シドニーか？奴はバカじゃないさ。とっくにここにはいない。」と言う。カイルは「いるさ。俺がいるから。奴は俺を利用したがってるはずだ。」と話した。署長は「人を捜す時はまずは親しい人に接近しろ。」と言う。カイルが「奴が親しかったのはオグデンと彼の妻だけ。」と言うと署長は「2人とも姿を消した。」と言った。そして「頼みがある。あの夜地下室から逃げた奴がいたろ？ウロウロしてる。昨夜食堂にいたんだ。あの出来事には恐ろしい事実がある。8人もの人間が何日も鎖で繋がれてたのに行方不明者届が全く出てなかった。彼らは解放され普通の生活に戻ったんだ。何ごともなかったようにな。かなり不自然では？」と話した。
カイルはとりあえずオグデンの自宅へ行ってみることにする。扉は開いていたので中に入る。家の中は真っ暗で虫がわいた食べかけの食事が置かれていた。一人掛けのソファに座るオグデンが突然口を開く。「妻は”あなたはそのイスで死ぬわ”とさ。」と言うオグデンにカイルは「シドニーは？」と聞いた。オグデンは「”灯台”。奴はお前をそう呼んだ。」と答えると銃をカイルに向けた。それでもカイルは「奴はどこへ？」と尋ねる。オグデンは「俺の車で妻と行った。カントリーソングみたいだろ。犬は奪われてないが。」と苦笑いしながら話す。カイルは「なぜ人間のあんたが奴らに協力を？」と聞いた。オグデンは「キャットは俺の妻だ。何があってもな。俺は誘導しただけだ。奴に名前が書かれたリストを渡された。シドニーがお前なんかにビビるとでも？」と言う。「リストが見たい。」とカイルは言うがオグデンはだろうな、と言うと拳銃を自分に向けて発砲。とっさにカイルが止めに入ったので少しズレたが顔はえぐれてしまった。致命傷を負ったオグデンにカイルは「オグデン、名前を教えろ！頼む！奴は俺の人生を奪った。」と言った。

救えない者たち

カイルから電話をもらった牧師はとある場所へとやって来る。カイルは「オグデンから連行した者たちの名前を聞いた。俺たちから逃げたのは1人だけだ。あなたは言った。こういう家が世界中にあるとな。その通りだ。牧師、助けてくれ。」と言った。そこはカイルが最初に悪魔祓いを試みた少年ジョシュアの家だった。
2人は家の中へと入って行く。するとテーブルにジョシュアが座っている。カイルが「ジョシュア、何してるんだ？」と聞くとジョシュアは「誰もいないふりだよ。あんたが来ないように。」と答えた。カイルは「ジョシュア、パパはいるか？」と聞くがジョシュアは答えようとしない。だが「パパを傷つけるの？ママとあの白髪の人が言ってた。カイルは悪い人だって。僕を傷つけたから捕まるべきだって。ママとパパは僕みたいにやられた。」と話すジョシュアにカイルは「悪いのは白髪の人だ。君を助ける。パパは今どこに？」と聞いた。
ジョシュアから父親の居場所を聞いたカイルは向かおうと外へでるがそこにジョシュアの母親ベッツィが現れる。「シドニーはどこだ？」と牧師は聞くが「家族の問題よ。牧師、うせて。」と言われてしまう。カイルたちはベッツィを押さえ付け悪魔祓いをしようとするが今までと様子が違う。ベッツィは「引き裂かれそう！！」と大声をあげて苦しんでいる。「カイル、何かが変だ」と牧師が言うとカイルは手を離した。そして「いつからこうなった？」と聞くがベッツィは唾を吐きかける。カイルは牧師に「もう手遅れだ。救えない。見張ってろ。」と言って一人で父親のいる作業場へと向かった。カイルはふらりと背後から現れたジョシュアの父親に「大丈夫だ。助けに来た。」と言うが父親は「息子を救ったのはお前か？でも誰も救ってない。お前がしたのはただの時間稼ぎさ。」と言うと襲い掛かる。ものすごい力で襲われるカイルは必死に抵抗し、顔に手を当てて悪魔祓いをしようとするがなかなか上手くいかない。激しく殴られ口から緑の煙のようなものを吸い取られるカイル。身動きが取れず危険な状態になったその時、やって来た署長が父親を射殺。カイルは何とか無事だった。牧師は父親の中にいた奴はどこへ行ったかと聞くが夫に駆け寄るベッツィが「消えないわ。一度私たちの中で根付いたらね。まだ彼の中よ。」と言った。

何一つはっきりしないまま終了したシーズン1だったのでシーズン2はちゃんと種明かししてくれるんでしょうねーと心配しながら観始めました(笑)
まだ何かモゾモゾした感じですが、テンポは少し良くなったかな～。シドニーがいなくなり捜すカイルたちですが、町中に放たれた”黒いもの”たちは人間のフリして普通に暮らしてるということですよね。そんな彼らから情報を得ようとしてるけど上手くいきませんね。しかも悪魔祓いが通用せず黒いものが”根付いて”しまった人たちまで…。こういう人たちは悪魔祓い=死ということになるんでしょうか。
そしてシーズン1で牧師がシドニーの家に火を付けた時、中にいたのはアーロンだったってことですよね。これを署長に告白して留置場に入ってた牧師だけど、今後どうなるんでしょう。
仲良しだったホリーに母親が病気になったのはあなたが家に来たせいだと責められるアンバーがかわいそうですよね。
メーガンを救ったのはアンバーであるから、いずれ理解してもらえるといいですね。
まだまだ問題＆謎が山積みですので期待しつつ視聴を続けたいと思います。

今日の一枚

OUTCAST season2 ep1