MR. ROBOTミスターロボットシーズン1　第2話『1かゼロか』

2016/10/30

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MR. ROBOTミスターロボットシーズン1のあらすじ

サイバーセキュリティ会社でエンジニアとして働くエリオットは社会不安障害を患っているため人と上手に関わることはできないが高度なハッキング技術を持っていた。
会社でも腕を買われている彼はプライベートではスキルを使って知人のSNSを覗き見したり、ネットを介し犯罪を行っている者などを摘発していた。
だがそんな彼の腕を知ったミスター・ロボットなる人物がエリオットに接触してくる。
ミスター・ロボットの目的は巨大企業を取り壊しあらゆる借金、ローンの記録をリセットしてかつてない富の再分配を行うことだった！

ネタバレしています。まだの方はお気を付けください。

ヘッド・ハンティング

悪魔コープの技術担当上級副社長のタイレル・ウェリックたちがいる場所に連れてこられたエリオットは突然の出来事に意味が分からず固まっていた。ウェリックは「無礼を許してくれ。ある意味違法行為なものでね。だから不愉快な弁護士11人に囲まれてる。提案がある。悪魔コープで働いてみないか？サイバーセキュリティー部門を任せたい。」と言った。これまた突然の申し出にエリオットは固まったまま「少し…考えても？」と言った。ウェリックは弁護士たちに席を外すように言い、エリオットと二人になると「実は暫定最高技術責任者(CTO)に任命された。ハッカーに感謝したいよ。この四半期が終わるまでにネットワークを改革しセキュリティーを固める。すべて社内化し外部の委託業者は契約を切るつもりだ。オールセーフは主要顧客を失い終わる。その時君のいるべき場所はこの僕のそばだ。重要な選択だぞ。すべてを考慮して決断してくれ。」と話す。だがエリオットは「今の場所で満足してます。」と答えウェリックは残念そうな顔をした。

f.ソサエティのビデオ声明

家に戻ったエリオットはモルヒネをキメて、そしてウェリックについて調べ始める。簡単なパスワード設定。あっという間に彼のメールが閲覧できてしまう。そこでエリオットは気づいた。”最初から僕が調べるとわかっていたのか…”と。エリオットは慌ててこちら側の痕跡を辿られないようにパソコンを解体。データも全て抹消した。
翌日出社するとギデオンに呼ばれ昇給の話をされた。そして「今後も警戒してくれ。f.ソサエティは危険だ。」と言われる。驚いたエリオットは「今何と？」と聞き返す。ギデオンは「コルビーの共犯だ。今後どこまでデータが流出するか…」と話し始めるがエリオットは「何の話です？」と聞いた。ギデオンは君より自分が知ってるとは珍しいと驚きながらf.ソサエティが攻撃の際に膨大なデータを盗んだこと、コルビーを解放しないとそれをばらまくというビデオ声明を出したことを教えてくれた。知らなかった事実を聞かされ焦るエリオット。f.ソサエティと手を切らないと…と悩んだ。

再び接触

だが家に戻るとそこにはダーリーンがいた。彼女に言われるままついて行くと、そこは前にやって来たf.ソサエティのアジトであるゲームセンターだった。”罠かもしれない”と警戒するエリオットだがダーリーンと共に入って行く。すると拍手で迎えられた。そこにはミスター・ロボットもいてエリオットは「次の段階に進む。オールバニの天然ガス工場。爆破するぞ。その隣のスティール・マウンテンは大手企業が利用するデータ保管施設だ。」と言われる。エリオットは「悪魔コープも使ってる所だ。でも事件以来向こうも警戒してる」と言うがミスター・ロボットは大丈夫だと言った。そして「お前が工場のPLCをハッキングしてガスの圧力を上げ爆発させる。工場を爆破したらダーリーンのワームが国内のデータセンターを攻撃。」と説明しだすが、エリオットは従業員や近隣に住む人が死ぬのでは言って断った。ミスター・ロボットは「エリオット、教えてくれ。お前は1かゼロか？やるかやらないか？人生にはたしかにグレーゾーンがあるが結局は全て1かゼロの選択だ。ここから出て行けばノーだ。二度とここに来るな。もうこの計画とは無関係だ。ゼロになる。」と言った。だがエリオットはゲームセンターから出て行った。

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エリオットの”選択”

自宅に戻ったエリオットは薬を分けてくれるシェイラを訪ねるが、そこにシェイラにしつこく付きまとっていた売人のベラがパンツ一枚で座っていた。ベラに脅されながらも涼しい顔で切り抜けたエリオットは浴室にいるシェイラの様子を見に行った。シェイラは風呂につかりながら眠っていた。ベラにされたことはクスリのせいで何も覚えていない様だった。エリオットは自分の禁断症状用のクスリがベラからしか入手できないのはわかっていた。そしてベラがクソ野郎だということもわかっていた。「もう僕の薬のことはいいよ」とシェイラに言うがシェイラはベラは分け前がいいからと話した。これを聞いたエリオットはミスター・ロボットの言う通りだと考える。”すべては選択であって、人生はイエスかノーである”と。一晩考えたエリオットは自分のクスリは後回しにしベラを消すという選択をする。会社のパソコンから匿名の通報をし、警察にベラを捕まえてもらう。その様子をエリオットは見ていた。

約束の大切さ

エリオットはミスター・ロボットと海辺で会い「爆破せずにデータを壊せる。」と言う。だがミスター・ロボットは「出てったら無関係だと言ったろ？戻りたいなら借りを返さなきゃダメだ。一度出て行った借りを。」と言った。条件は？と聞くエリオットにミスター・ロボットは「親父の話をしろ」と答える。エリオットは仕方なく話し始め、父親は自分の親友でもあったことや、悪魔コープで働いていたこと、エンジニアであったがある日突然解雇され更には白血病になった。そしてそれを母親には黙っていろと言われたが、急速に悪くなる病状に怖くなった8歳のエリオットは母親に話してしまう。それを知った父親はエリオットに激怒。近寄るエリオットを振り払いそのはずみでエリオットは窓から落ちて骨折してしまったと話した。ミスター・ロボットは「親を失うのはつらいよな。正しいと思わないか？お前を落としたことさ。約束を破った。」というとエリオットを下に突き飛ばした。(やや高い崖)そして「約束は神聖なんだよ。」と言うと去って行った。

あら～。エリオット大丈夫でしょうかね？すごい高いわけじゃないけど、まぁまぁ高さがあったし下には岩がたくさんあったように見えましたが…。骨折くらいはしてるかもしれませんね。ミスター・ロボットさんやることがえげつないです。
これで”借り”を返せたとしたらエリオットはf.ソサエティ側につくということでしょうか？それともウェリック側？それはないか…w
そしてあの道でCDを配っていたラッパーさんは悪い人なんですね。CDをパソコンに入れるとウェブカメラを乗っ取れるようになっていて覗き見ができちゃうと。しかも中国語でチャットしてましたよね。狙いはアンジェラなのかアンジェラを通してエリオットなのか…先が心配ですね。